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本日は、先日行って来た滋賀県より長い歴史のある三井寺をご紹介します。

三井寺は、正式には、園城寺(おんじょうじ)と言い、天台寺門宗の総本山で、山号を「長等山(ながらさん)」と称しています。
開基は弘文天皇の皇子である大友与多王で、本尊は弥勒菩薩になっています。日本三不動の一である黄不動で有名な寺院で、観音堂は西国三十三ヵ所観音霊場の第十四番札所となっています。また、近江八景の一つである「三井の晩鐘」でも知られており、一般には「三井寺(みいでら)」として知られていますが、この名前は、天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり、「御井(みい)の寺」の厳儀・三部潅頂の法水に用いられたことに由来するそうです。
長い歴史の上で、三井寺は延暦寺との対立の中、再三の兵火にあい焼失しましたが、源氏や武家の信仰を集め、保護を受けます。しかし、戦国時代秀吉の怒りに触れ、寺領は没収とされましたが、後に死期が迫った秀吉は、再興を許可しています。それ以後、徳川氏などの尽力で再興され、現在も国宝・重要文化財・名園など貴重な寺宝を数多く伝えています。では、長い歴史のある三井寺をご覧ください♪
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▲車を止めて、まず見えたのが、大門を望む入り口です。
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▲そして、阿吽形の仁王像を従えた風格ある大門です。室町時代に建てられたそうですが、元々三井寺で建てられたものではない見たいです。。
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▲大門を潜ったところに、案内板がありました。敷地が広いところでは、こういうのは、助かるんですよね~見辛いですが、大門は右下の辺りです。
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▲真っ直ぐ進むと金堂が見えてきました。
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▲豊臣時代に再建され、ご本尊の弥勒菩薩は、ここで安置されています。
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▲ちょっと、良い彫り物がありそうですよ。。(笑)
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▲この彫り物も豊臣時代に入れられたものでしょうか?もし、そうなら、かなり凝った名作ではないでしょうか!
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▲そして、近江八景にもある「三井の晩鐘」です。後で紹介する引き摺り鐘を模して造られたそうです。
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▲残したい日本の音風景100選にも選ばれているそうです。
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▲三井寺の名前の由来にもなった「閼伽井屋(あかいや)」です。内部には井泉が湧き、天智・天武・持統天皇の産湯に使われたと言われています。
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▲そして、この建物にあるこの青龍の彫り物が、江戸時代初期、時の「左甚五郎」が彫ったと云われています!
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▲続いては、ある意味本日のメインデッシュの「弁慶鐘」です。
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▲その昔、比叡山延暦寺と三井寺の衆徒が争いになりました。その時、弁慶が三井寺の梵鐘を奪い取り、比叡山に引き擦り上げ持ち帰ってきました。すると持ち帰った鐘を鳴らしてみると「イノー・イノー(帰ろう、帰ろう)」と鳴るばかり。。。怒った弁慶!鐘を谷底に突き落としたというお話が残っています。
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▲その時の傷がこれだとか。。。まあ、真相はともかく、彫り物界でも有名なこの鐘を拝んだだけでも得した気分になりました。。
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▲写真は、高石富木の枡合「弁慶鐘曳図」です。
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▲谷底に投げ入れんとする弁慶。平野区流町の飾目です。
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▲ここまでで、随分と時間を取ってしまたので、先を急ぐことに。。。
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▲新緑の日差しもきれいですが、こういう苔類も光ってきれいですよね。
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▲一切経蔵です。信貴山にもありました。
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▲唐院潅頂堂です。この唐破風のラインが美しいですね~
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▲その下についていた彫り物です。
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▲建物も美しいですが、この季節こういう木々も美しいですな~
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▲そして、本当の目的地の観音堂に、やっと到着です!(汗)
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▲西国三十三ヶ所観音霊場の第14番札所として広く人々に信仰されています。
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▲長い歴史を感じさせますよね~
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▲いつもの朱印帖です。達筆は、いつ見ても気持ち良いもんですね~
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▲最後は、近江八景の美しい眺めを境内より望みました。。

三井寺は、度重なる戦火により建物は、比較的新しいものばかりで、智証大師の頃より、残っているものと言えば、弁慶鐘ぐらいだという事です。しかし、寺院の歴史としては、長い歴史があり、東から都へ入る入り口に当たる事から、数々の歴史を左右する出来事が繰り広げられました。
本当なら、もう少し年取ってから、周るもんなんかもしれませんが、私個人的には、平安時代から戦国時代に渡る戦乱の世に、源平や南北朝といった彫り物に関係する歴史もかなりあるので、見逃せない場所やったんで、楽しい時間を過ごさせて頂きました。