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本日は、GW最後の記事で、5月5日~子どもの日~に行なわれた「池上町地車体験会」の様子をご覧頂きます。
この催しは毎年行なわれているみたいなんですが、祭礼各団体が、祭礼には、なかなか地車に近寄る事の出来ない地域の子どもたちに地車をもっと身近に感じてもらおうと開催しているそうです。また、「子どもの日」とあって、子ども中心に物事を考え、餅つきやジュースなどの出店を出し、大人たちが子どもに振る舞い、オマケにこの日の大人たちは、ノンアルコールなどの徹底ぶりで、子どもの日の子どもの為の地車体験会に、感服致しました。それでは、その体験会の様子と池上町地車をご覧ください♪
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▲場所は、池上町にほど近い、池上曽根遺跡にて行なわれていました。例年は、小屋付近にて行なわれていたそうです。
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▲まずは、地車を見学させて頂きました。池上町地車は、平成5年新調、大工は大下工務店、彫師は木下賢治師の作品です。
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▲纏の波に鯉は、町名よりの由来でしょうか?
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▲主屋根枡合は、正面「頼朝 鶴岡八幡宮放生会」右「石橋山合戦 頼朝朽木隠れ」左「黄瀬川の対面?」です。左平は、ちょっと自信無しですが、後ろ枡合は分かりませんが、たぶん【源平盛衰記】ものではなかろうかと思います。
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▲後屋根枡合もその流れで、正面「牛若丸 弁慶五条大橋の出会い」右「牛若丸 鞍馬山修行の場」左「常盤御前都落ち」ですね。また、車板については、「青龍」が入っていました。
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▲ここ高欄合については、ここ池上曽根遺跡に因んで、弥生時代の人の生活を描いたものが入っていました。これはこの地域ならではの題材ですね~
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▲そして、腰周りですが、まずは正面縁葛【忠臣蔵】「両国橋引揚げ 服部彦七の温情」大連子「川中島合戦 信玄謙信龍虎相打つ」小連子「楠公櫻井の驛子別れ」土呂幕「秀吉本陣佐久間の乱入」ですね。
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▲縁葛に忠臣蔵が来るのは、珍しいですね~あと、大連子の川中島もそうですが、小連子の櫻井の驛なども定番ですが、この場所に入るのは、珍しいのではないでしょうか?
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▲土呂幕は、木下賢治師の十八番「佐久間玄蕃盛政」!やっぱり、良いですよね~
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▲墨書きもありました。今の新調では、まず見られないであろう貴重なものですね。。
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▲続いては、右平より縁葛「吉良邸討ち入り」大連子「敦盛呼び戻す熊谷次郎直実」小連子「新田義貞稲村ヶ崎投剣の場」土呂幕「九州征伐~加藤清正新納武蔵守の血戦~」です。
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▲こちらも今では、定番物の作品がずらり並びます!正面もそうでしたが、小連子【太平記】の新田義貞は、この腰周りには珍しいんで、ちょっとしたサプライズやったんでしょうね~
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▲土呂幕は、ここも賢治さんの十八番で、九州征伐です。高石の小高石などにも入っていますよね~
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▲加藤清正は、師匠でもある舜さんを髣髴する迫力あるものです!!
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▲最後は、左平から縁葛「清水一学の勇戦」大連子「巴御前の勇戦」小連子「村上義光 御旗奪還」土呂幕「木村長門守 単騎部下を救出す」です。
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▲ここも小連子には珍しい【太平記】から村上義光が入っております。小連子は、正面・右そしてこの左と普通なら枡合などに入る題材が選ばれていますね~
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▲そして、私がこの地車で個人的に一番気を引いたのが、この土呂幕「木村長門守 単騎部下を救出す」です。この題材は、古くは名匠吉岡義峰師が多用し、見る者を惹きつけましたが、この後と言えば、以前レポさせて頂いた賢治さんの兄弟子である故筒井和男師の荒木町土呂幕ですが、この池上の木村長門を見た瞬間、荒木町を思い出しました。
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▲という事で、荒木町右平土呂幕の「木村長門守 単騎部下を救出す」です。「亡き兄弟子を思い、この作品を見本にしたのかな~?」なんて思いながら、作品に見行っていました!
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▲続いては、後屋根周りですが、見送り下には、腰組みが施され、旗台には、纏と同じく鯉が入っていました。
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▲見送りは、「難波戦記」で、ここにも賢治さんの手によるものも入っているように見受けられました。
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▲大脇も良かったです!
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▲金網越しに見える騎馬武者は、賢治さん作ではないでしょうか。。地車紹介は、ここまです。
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▲地車見学を堪能させて頂き、少しすると、「この中(池上曽根遺跡内)曳くねん。。」というのをお聞きしたんで、待機しているとすぐに曳行が開始されました。地車がまだ無かった時代の弥生時代に地車が疾走しているみたいでした。こんな光景なかなか見れないですもんね~
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▲そんな中、青年団は気合一杯のやりま○しを披露してくれました!
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▲バッチリ決まっていましたよ!!お疲れ様でした!!

なかなかじっくり見れなかった池上町でしたが、今回じっくり見せて頂き、賢治さんの名作を拝まさせて頂く事ができ、ラッキーでした。
また、池上町関係者の方のお話をお聞きし、これからの祭りを大切にして行こうという気持ちもヒシヒシと伝わりました。
この日も他地区も地車を出し、色々な催しが行なわれていましたが、「各地域でこれからの祭りを真剣に考えているやな~」と思いました。
最後に、池上町の皆様には、地車を見学させて頂き、お餅までご馳走になり、本当にお世話になりました。これからも池上町の祭礼が盛況に行なわれる事を期待しております。。