
本日は、少し前に拝見させて頂きました、太子町科長神社の宮入風景をご紹介させて頂きます。太子町も数年来通わさせて頂いておりますが、お昼の宮入を見るのは初めてでした。到着すると神社には、永田町・大道町・西町・東條町・後屋町の五台がすでに宮入し、据え置かれていました。この後、西町地車前で「俄か」などが、粛々と宮入行事が行われました。途中、雨も降り地車五台を全部撮影は出来ませんでしたが、俄かを拝見しながら良い時間を過ごさせて頂きました。それでは、ご覧下さい。

▲神社に着くと由緒ある神社内に、歴史ある地車が整列していました。

▲前に廻って…

▲まず目に付くのが、やはり永田町ですね。岸和田型で明治28年制作の岸和田市門前町新調という年代物です。大工は【絹屋】こと絹井嘉七師、彫師は玉井行陽師の両名工の作品です。

▲現在では、見られませんが、この年代だと、土呂幕はこのような大振りの作品が入っています。

▲続いては、大道町地車です。文化4年の制作と言われ、制作時期が確認出来る地車では摂河泉では最古の物だと言われています。彫師は名門【小松一門】より小松源蔵師です。

▲司馬温公の瓶割り図です。良い作品ですな~

▲幕も目を引きました。富士の巻き狩りです。

▲そして、この後に、「俄か」が披露された西町地車です。天保3年制作。大工は大坂喜兵冶師、彫師は、これまた名門【相野一門】より相野伊兵衛師と言われています。

▲組物が変わっていますね。彫り物は、懸魚と下の虹梁あたりは、新調当初のものでしょうか?

▲続いて、後屋町地車です。ここ太子町には、珍しい船型が二台もあります。江戸末期制作と言われておりますが、詳細は大工・彫師とも不明だと言うことです。

▲ここの幕も粋でしたね。ええ感じの細工だと思いませんか。

▲あと明和年間の制作と伝えられる東條町の船型地車があるんですが、雨対策のシートが掛けられ、撮影出来ませんでした。そうこうしているうちに、神社も賑やかになって来ました。

▲西町地車の前では、舞台が設置され、「俄か」が始まりました。神様に奉納するこういう行事は良いですよね。

▲口上のワンシーンです。


▲チビッコの太鼓も披露されていました。これもなかなかのものでしたよ!

▲最後は、社殿の彫り物です。ええやんか!!(笑)
夜の生駒山にこだまする曳き唄も情緒があって良いですが、初めて拝見した宮入も昔ながらの良い祭りの風情を見せて頂き、これまた好きになりました。来年は、昼から夜に掛けて密着せねばなりませんね~(笑)