
本日は、熊取「野田地車」の第二弾です。 今回の第二弾は、屋根周りをご紹介させて頂きます。それも主屋根だけ…(汗) と言うのも、この地車の枡合彫り物は、皆様よくご存知の【浪花彫】の名匠「相野徳兵衛直伝師」が刻んだという名作が入っております。また、作品の出来具合が、抜群に良いんですよね~人が見る目線を計算して組み込まれている、私好みの大振りの彫り物。どれをとっても完璧な名作やと思います。また、枡合以外も「隅出す」、「横槌」等、小さな部材にもよくある「唐獅子」などでは無く、物語を持たせたすばらしい作品が入っています。 講釈は、この辺で置いといて、早速ご覧ください。

▲まずは、正面から。この写真では、少し見辛いですが、組み物周りは、独特の雰囲気ですよね~

▲それでは、詳細を見て行きましょう~!まずは、正面周りと懸魚です。この小屋虹梁の左右に、位置する桁鼻の部分は、通常よく入っている物として、獅子や獏などがあるんですが、何と!初めて見ました。「猿掴む鷲」が…(汗)始めから、何と厳つい彫り物です!

▲そして、枡合の「横槌」には、何と「大己貴命鷲退治」がありました!しかも、ええ彫り物です。

▲そして、対の「横槌」には、「西塔鬼若丸の鯉退治」ですかね~?この作品は、鷲退治とよく対であるので、そうじゃないかな~?と思っています。

▲そして、姿見のところでもお話した二段に分かれた「隅出す」左は、上部が「大江山道中」そして、下段が同じく大江山より「茨木童子片腕奪還」です!表裏で、「渡辺綱」「茨木童子」が、こんな小さなところに、刻まれています!おまけに、逸作です!

▲そして、反対側の右ですが、左とは連動していない様なんですが、図柄は私の浅学では、解明できませんでした~(汗)しかし、これも良い作品ですね~

▲続いて、主屋根後ろ側の「隅出す」ですが、図柄は申し訳ありませんが、解明できませんでしたが、すばらしい作品が、入っていました。

▲平の「横槌」にも繊細な彫り物がありました!厳ついですな~

▲そして、ある意味この地車の顔と言うても過言ではない木鼻です!何と言っても圧倒的な雰囲気を持ってますよね~

▲すばらしいでしょ~!

▲そして~相野作と言われている正面枡合「天の岩屋戸の変」です。この意匠は、一種独特な雰囲気がありますよね~いいですわ~ そして、よく見ると、ここの横槌も二段構えに、なってますね~上段は、「梅に鶯」ですな~

▲続いて、各個体のアップです!しかし、「相野徳兵衛」さんと言えば、私すぐ浮かんでくるのは、千早の五枚板「二河原邊地車」を思い出しますが、この枡合の精巧さは、また違った印象がありますよね~

▲「天児屋根命」のアップです!ちょっと、異色な感じですよね~

▲続いて、左平です!しかし、枡合の上のサガリが大きいですね~

▲枡合は、お馴染み私も大好きな「神功皇后応神天皇平産す」です。そして、皆様よく見てください!枡合下の虹梁「菊に波?」が、また厳ついんですよ~

▲それにしても、着物といい、雰囲気といい、すばらしい「神功皇后」ですよね~

▲アップでございま~す!着物の模様が、すごい!

▲そして、右平でございます!(笑)こちらも厳ついですよ~

▲はい!出ました~トップも飾った「素盞鳴尊八岐大蛇退治」です!そして、こちら側の虹梁も良いですね~

▲意匠をはじめ、雰囲気や見栄の切り方など、言う事無しですね!ため息が出ますわ~

▲アップです!この龍の顔も抜群ですね!

▲そして、主屋根枡合最後は、後ろ枡合「雄略帝 猪退治」です。

▲この隠れた作品が大振りで豪快な雰囲気が良く出て私個人としては、一番好きかもです!

▲どうですか~?
いかがでしたか~?
主屋根だけで、ここまで引っ張れる作品も中々無いのでは…隅出す・横槌のこないにすばらしい作品も珍しいですよね~また、圧巻は、ここの木鼻ですよね~この唐獅子の雰囲気は、中々出せない代物ですよね~
そして、やはり注目は、すばらしい出来の枡合群でしょうか。繊細かつ豪快に、それつけ見る者を計算した非の打ち所の無い作品だと言えますよね~
屋根周りの最高傑作ですわ~と言う事で、次回をお楽しみに!
主屋根だけで、ここまで引っ張れる作品も中々無いのでは…隅出す・横槌のこないにすばらしい作品も珍しいですよね~また、圧巻は、ここの木鼻ですよね~この唐獅子の雰囲気は、中々出せない代物ですよね~
そして、やはり注目は、すばらしい出来の枡合群でしょうか。繊細かつ豪快に、それつけ見る者を計算した非の打ち所の無い作品だと言えますよね~
屋根周りの最高傑作ですわ~と言う事で、次回をお楽しみに!