イメージ 1

板原町ファンの皆様、お待たせ致しました!
やっと、編集できました。たくさん写真を撮らさせて頂きましたので、どの写真を載せよか、非常に迷いました~(汗)
何とか、纏めましたが、果たして皆様に、ご納得頂けるかどうか不安でございます!(笑)
まあ、言い訳は、置いといて早速、昨年の植山工務店&【木彫岸田】岸田恭司師作の平成の銘地車の板原町地車をご覧ください!
イメージ 2

▲まずは、姿見より。第一印象は、「とにかくでかい!」です。特に、腰周りから下は、ほんま大きく、どっしりとした印象が伺えます!そして、屋根周り彫り物は、枡合は、「天の岩戸」で、車板は、上部「雲に龍」下部は、虹梁ですね。題材は「天孫降臨」です。「天孫降臨」と枡合の「天の岩戸」は、繋がりを感じさせますね~
イメージ 3

▲そして、地車の顔とも云うべき、番号持ちは「菅原道真公立像」です。天神さん繋がりですね~
イメージ 4

▲続いて、隅出すにも凝った彫り物が、施されていました。ちょっと凝ったとこでは、【四獣神】などですが、ここ板原町では、四獣神+仙人もの+唐子遊びを混ぜる豪華版です!これでもか!の注文やったんでしょうね~(汗)けど、すばらしい~~!
イメージ 5

▲これもすばらしい出来の木鼻類です!【井波彫】澤義博師の作品ですが、このような本格的な気品溢れる作品には、なかなか出会えないのでは、ないでしょうか!
イメージ 6

▲そして、いよいよ主屋根枡合部分ですが、正面は、先ほども説明した「天の岩戸」、右が「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」左が「神功皇后 新羅征伐」です!彫り物の出来もすばらしいのですが、どの面も非常に奥行きが深く、撮影泣かせの作品です!(汗)そして、左平の「神功皇后」の新羅征伐は、珍しい図柄ですね~この後に続くの「応神天皇平産ス」は、たくさん彫られていますが…
イメージ 7

▲続いては、上の写真は、先ほどの枡合繋がりで、枡合を挟んで虹梁が有り、その上部で、屋根までRで続く彫師苦心の二重枡合の右が「雲に飛龍」左「雲に龍」です!このような図柄の場合、左右同じという意匠が多いですが、板原町の場合、枡合右が「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」という事もあり、繋がると龍が9匹になるので、こちらを「飛龍」にしたそうです。(考えてますな~)下、2枚は、枡合虹梁の錫杖彫と欄干の梅鉢意匠の金具です。(豪華ですね~)
イメージ 8

▲そして、隠れた遊び心を教えて頂きました!虹梁の波間に顔を出す鯛?と枡合右の「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」の岩に居る亀です!(云われんと解りませんでした~汗)
イメージ 9

▲続いて、主屋根内部の虹梁と天井ですが、虹梁は、シンプルな「波」ですが、浮き彫りで、非常に、手間掛かってますね~そして、これもすばらしい天井です!「百花繚乱四季の草花」(板原町図柄表参照)草花一つひとつが、精巧に彫り込まれています!見難いですが、朝顔の弦なんか、すごいの一言でした~!
イメージ 10

▲そして、勾欄合は「忠臣蔵」の統一彫りです。全部紹介できませんが、これも細かいです!
イメージ 11

▲続いて、後ろに廻って、分割の姿見です!下の写真は、双方珍しい図柄で車板「五人囃子」と小屋虹梁は、「道真公幼少期の誉れ」です。懸魚には、行者講とかでも縁の深い「役行者(小角)」と左右には前鬼・後鬼が居ます!小角ファンとしては、うれしいですね~
イメージ 12

▲続いても拘りの部分ですが、旗差しの裏に鳳凰の細工が施され、また、旗台の「天神さんの牛と童子の戯れ」と凄い出来映えの竹の節の「親子唐獅子」です!
イメージ 13

▲そして、後屋根枡合は、館長さん曰く戦国武将の最期シリーズで、正面「本能寺の変」右「今川義元の最期」左「小栗栖にて明智光秀竹槍で衝かれ最期となる」これも主屋根同様ものすごい奥行きですね~奥で繋がってるみたい!(汗)そして、正面の本能寺では、後ろを向いている欄丸にも遊び心が…(笑)バラさな見えんけどね~(汗)
イメージ 14

▲続いて、脇障子の上の竹の節に妖怪「手長」「足長」が、刻まれていました!彫り物的には、愛知県の山車に刻まれているのは、有名ですが地車では、珍しいですね~下の写真は、見送り下の縁葛と小連子です。牡丹に唐獅子いいですね~
イメージ 15

▲それから、摺り出し鼻は、七福神と唐子たちですね~ここもよく彫られていますね~そして、癒される空間ですわ~
イメージ 16

▲そして、松良も豪華で【源平盛衰記】題材で、右「清盛布引の滝遊覧と布引四段目」、左「一の谷鵯越えと敦盛を呼び戻す熊谷次郎直実」です!図柄名からも解るように裏表で一つずつの物語が刻まれています!いったい、何人の人物が刻まれているのか~!
イメージ 17

▲松良のアップですが、私の好きな題材で「清盛布引の滝遊覧」です!悪源太「義平」が何とも滑稽ですね~
イメージ 18

▲脇障子と後ろの半松良ですが、最近の地車は、ここも精巧に彫られていますよね~すごい!
イメージ 19

▲ふぅ~やっと!腰周りでっす!まずは、正面から縁葛「念仏申し」大連子「千石堀の合戦」小連子「楠木正成泉穴師神社に石灯籠を奉献す」土呂幕「鬼神に勝る巴御前の勇戦」です。
イメージ 20

▲縁葛の板原村縁起の念仏申しは、いい彫り物ですね~こういう題材は、後世に伝えて欲しいという願いとともに刻まれたのでしょう!そして、大連子は、「千石堀の合戦」なんで、秀吉の根来攻めで、島左近と的一坊の戦いでしょうね~小連子も地元題材で「楠木正成泉穴師神社に石灯籠を奉献す」が、地元ネタで大楠公が刻めるのは、羨ましいです!
イメージ 21

▲土呂幕は、岸田師の力作の巴御前ですが、ほんま力強い刻みですね~また、少し斜で立体感があり、刻むのも苦心したのでは、ないでしょうか!
イメージ 22

▲右平は、縁葛「行者講」大連子「加藤清正 新納武蔵守の血戦」小連子「楠公子別れ櫻井の駅」土呂幕「紫震殿の戦い」です。
イメージ 23

▲ここの縁葛も板原縁起で昔は、泉州各地で行なわれた行者講の大峯山の「西の覗き」ですね~ いや~いいですね!「覗きは、三べんせな、アカンぞ~」と、昔云われましたな~小連子は、お馴染みの図柄ですが、この題材が小連子に入るとは!贅沢極まりないですな~
イメージ 24

▲土呂幕もお馴染み【源平盛衰記】より「紫震殿の戦い」ですが、重盛の振り向きが、何とも雰囲気がありますよね~
イメージ 25

▲そして、左平は、金網ありで少し見難いですが、縁葛「しょうもんしょうもん(住吉講)」大連子「池田恒興の最期」小連子「村上義光 錦御旗奪還す」土呂幕「源義経衣川館に白龍と化し昇天」です。
イメージ 26

▲小連子「村上義光」 は、お馴染みですが、大連子の「池田恒興の最期」は、個人的には、初めて見ました!そして、縁葛の住吉講は、微笑ましい図柄ですよね~
イメージ 27

▲そして、最後の土呂幕の「源義経衣川館に白龍と化し昇天」は、ガチャつかず、スペースを一杯一杯に使ったスケールの大きい仕上がりになっていますね~弁慶のバランスが、抜群ですね~
イメージ 28

▲いよいよ、見送り部分ですが、まずは、大脇で左「天王寺表の合戦」右「小松山・天王寺口の合戦」と摺り出し受で左「出陣前に湯漬けを食す松平忠直」右「大坂商人の様子と町衆」どの作品も見送りに連動して流れのある作品に仕上がっています!
イメージ 29

▲さぁ~!写真が、あまりええのんが、無かったので確認しにくいですが見送りは「大坂夏の陣 大坂城炎上」です!広い見送り内には、夏の陣の戦国絵巻がリアルに再現されています!
イメージ 30

▲最後は、見送りの一番解かり易い写真です!リアルな馬乗りですよね~!すばらしい~~
イメージ 31

▲終わりで~す!

いかがでしたか~?
見せて頂いた内容的には、まだまだ紹介させて頂かなければならない箇所がたくさんあるのですが、纏めるとこんな感じになってしまいました!(汗)板原町には、館長さんはじめ、マニアの諸先輩方がたくさん居られるので、「まだまだやのぉ~」の声が聞こえてきそうですが、平にご容赦を願います!(笑)
そして、地車ですが、すっきな方がたくさん居られるので、大工さんはじめ彫師の方も非常に苦心されたのではないかな~と感じる作品ばかりです!(汗)
細部に地車に細工できるすべてのものを施し、そこへ地元縁起をちりばめた銘地車ではないでしょうか!
また、彫り物も【木彫岸田】の力を結集した名作に、助に津久野中組の【木彫山本】の山本仲伸師、本格的な木鼻などを刻んでいる【井波彫】澤義博師などが入り、贅沢極まりない作品やと思いました!ここに掲載させて頂いた写真は、合計3回見せて頂いたのを掲載させて頂きましたが、まだ平の姿見などは、撮れていないので、あと最低4回ほどは、見せていただかんとイカン計算になりますので、その節は、よろしくお願い致します!(笑)
最後に、板原村館長さんはじめ、房吉さんそして町会の世話人様には、いつも半ば押しかけ状態で快く地車を見学させて頂きありがとうございます!
これからもこの拘りの名作を大事に曳行される事を心よりお祈り申し上げます!