
茶屋区地車は、前回神戸で紹介した森地車より一時代古い天保9年制作。大阪市天王寺区の五条宮より昭和54年に茶屋区が購入したと云われています。大工は吹田六地蔵の茂右ェ門。そして、彫師は、江戸後期の名彫師の誉れも高い「小松一門」初代棟梁「小松源蔵」師であります。また、平成12年改作時の彫師は神戸では、お馴染み「井波彫」酒井宏師。しかし、前回の森地車もそうですが、自分の身の回りに天保製の物がすぐ見つかるって云うのは、まず無いですよね~ それが、驚きです。彫物は、前後拝懸魚「梅福仙人」「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」や唐獅子など味のあるものばかりです。あと酒井師の縁葛「唐子」が、何かええ感じです。では、ご覧ください。

▲宮入!

▲前拝懸魚「梅福仙人」

▲後拝懸魚「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」

▲主屋根正面虹梁「琴高仙人」

▲縁葛「唐子」良く彫られていますよね~

▲もう一丁!

▲同じく縁葛「七福神」



▲土呂幕「牡丹に唐獅子」ええな~!

▲一番のお気に入りです。
小松一門については、見た数が少ないので、まだまだ勉強しないと何ともコメントが、出て来ません。(汗)しかし、最後の唐獅子が、この地車の中で、一番のお気に入りなんですが、「あぁ~これぞ、唐獅子!」(すいません。表現ベタで・・)という感じがします。そして、この神戸をはじめ、大阪北部・東部で、まだまだ現役の江戸製作の地車が活躍しているという事が、すごく素晴らしい事やな~と感じました。