6/10に受けたPET-CTの結果は少しコメントが増えてました。

『左上腕骨頭周辺に集積を認めます。運動性変化を考えます』
これは五十肩の影響なのかと思います。

『前立腺肥大が有ります』
父親が前立腺がんだったので気になります。

上記2点については次回、医師に確認しようと思います。



マルク(骨髄穿刺)の結果ですが『κ』がかなり増えてました。

  R1 R2 R3 R4 R5 R6
κ:38→42→22→63→46→1,349
λ:03→07→03→24→01→14

増えてはいるのですが、他の検査結果から考えるに
現状は『完全奏功(CR)と厳格な完全奏功(sCR)の間くらい』
との事でした。

そこで今後の治療方針をどうするか?
という事についての話が有りました。
『再発するまで待つ』か『現時点で治療を強化してMRD陰性を狙う』かです。


『再発するまで待つ』
メリットは症状が出るまで現状の治療で時間が稼げること。
定期的に検査をしているので再発からのタイミングを逸し手遅れになる可能性も低い。
デミリットは急激に悪化した場合、骨髄腫の症状(腎障害や骨病変など)が出る可能性が有る。

再発した場合の治療選択は
再度の自家移植
新たに使用する薬の候補はダラキューロやサークリサなどの抗CD38抗体薬などです。
抗CD38抗体薬はCAR-Tや二重特異性抗体などの新しい治療の前提条件になっているので
先の治療選択肢も考えての選択になります。


『現時点で治療を強化してMRD陰性を狙う』
メリットは再発を未然に防ぎ、引き続き病状の安定化を測れる可能性が有る。
デメリットはMRD陰性を得られる保証は無く、将来使用可能な薬剤が減る可能性が有る。
現状では他の検査で異常が確認できないので効果確認がマルクになること。


医師の話では『再発するまで待つ』方がスタンダードな対処との事でした。


今回の『κ』増加がどの程度の速度だったのか分からないので
今後3~6カ月後にもう一度マルクを行い『κ』の増加速度を確認する予定です。

これから色々調べて、次回医師に色々と聞いて今後の治療方針を相談するつもりです。
現状ではまだまだ悲観的になる内容では無いと思ってます。