季節は巡り、彼の独り言もここまで重ねて来られました。
いつも見ていただいて本当にありがとうございます。
また、これからもよろしくお願いします。
そういえば少し前、風に誘われて出かけた先で
すごく不思議な感覚に彼は包まれたんだ
暖かく優しい風は上手く言えないんだけれど
未来を予想するみたいに彼を包んで、現実じゃないような確かな安心をくれた瞬間だった
上手く伝えられないし、バカげてるようだけど
今まで生きて来て初めて運命の確かさを感じられた気がした。
それで特に今、何かが大きく変わった訳じゃないんだけど、
そんな不思議な感覚に包まれたのは初めてだったから、
ちょっとびっくりと嬉しい気持ちに第六感みたいなものが自分の中に流れてきたみたいだった
そんなのただの幻覚だよって、きっと笑われるかも知れないけれど、
あの上手く言えない優しい感覚はやっぱり彼には確かだったんだ
何かわけが分からないこと言ってるなあ。
でもあの日から、見つめる眼差しの色が少し変わった気がする
みんな生まれた瞬間からカウントダウンされていく人生の中で、
それでも一生懸命に自分を捜し続けて行くよね?
間違いや躓きをいっぱい繰り返してそれでも未来と闘っていく
投げ出したくなる夜に涙しても、
辿り着きたい自分は消すことなんて出来ないんだから、やっぱり求め続けて行くんだ
一体どんな姿が答えかなんてわからないけど、
それでも人は明日を捜し続けていく
それはあなたや彼も同じ。
許されていく時間の優しさに包まれながら、今日をただ抱きしめて行きたい
そのために必要な愛や夢に想い焦がれながら、弱さを抱きしめて顔を上げて行きたい
ただ繋がりを求めて。。
だから想い出になる前に確かな想いを伝えよう!
始まっていく未来を過去に綴って行こう!
そこに繋がる彼の笑顔がいつもあなたに届くように、
この先に続く視えない未来と向き合って行きたいから。
そしてそこに育まれる答えそのものが
きっと彼であり、あなたそのものだと信じているから、、、。