「本当はわかっているんだ。」
そう呟く6月の溜息は、
ちょっと疲れた微笑みと一緒にまたこの街並みに投げかけられる
みんな細やかな自分の暮らしに真正面から試行錯誤しているよね?
時に笑ったり泣いたりしながら、
それでも大切な自分だけの幸せを求めて今日を歩いていく
誰かの笑顔や言葉に気持ちを揺らして繰り返していくあなたの一日の束縛に、
今日の採点が待ち構えている
でもきっと自分のためだけじゃなく、
大切に想う誰かのためにならもっと頑張れる気がするんだ
彼が願うそんな時間のために
夜はまた朝になり、夢は現実に生まれ変わって行く
ねえ?
あなたが願う理想はあなたをちゃんと導いてくれていますか?
今を生きている、ありのままのあなたをいつも応援してくれていますか?
みんなただ、少しでも幸せになりたいんだ。
それが生きていくためのチカラになって、自分の足跡をここに残して行けるんだから。
彼がここまで歩いてきた足跡さえも、何だかとても愛おしく思える
本当に間違いもたくさんして来たし、誰かや自分を傷つけたこともあったけれど
それでもここに辿り着いた”今”の姿は確かに彼を証明してくれるから。
それはあなたも同じ。
有名な人も、たくさんの「無名」な人も、みんなやっぱり一緒に続いているから。。
哀しみはいつの時代も終わりなく繰り返してしまうけれど、
形の裏側に佇んでいる夢見た世界はいつかきっとあなたに手を差し伸べてくれるから
遠くに聞こえる時の唄に守られて約束の場所へと歩いて行きましょう。
「大好き!」って思える大切な存在をぎゅっと抱きしめて、あなたの一番優しい顔で見つめてあげてくださいね。
そしていつか辿り着けるあなたの笑顔が誰かの笑顔と重なって、
今をそっと赦してくれるはずだから、、。