少し汚れた顔で微笑かんでいる君は「頑張ってきたよ」と言っている
優しい顔でそんな君の頭をポンポンしながら「おかえり。」と言ってあげる
さあ、着替えて温かなご飯にしよう。
そんなたくさんの優しい灯火が今夜も彼の目の前に広がっている
存在する人の数だけ幸せや不安は未来を創造させ、
今を超えてゆく力に明日を夢見て行ける
それがきっと”生きる”って言うことなんだろうね。
楽しいばかりじゃない、どちらかというとしんどいことや辛いの方が多い毎日の中で、
それでもやっぱり続いて行けるのはみんな生まれた理由を明確に背負っているから。
彼を含めた無名な人たちが作り出す街の風景はいつも色鮮やかで傷ついている
常に姿を変え続ける世界には、
それでもそんな生きる人の今日がちゃんと残されて行くのだから。
もしかしたら近々、大きな災害が訪れるかも知れない
今までの普通がそうじゃなくなってしまうかも知れない
でもそんな時間にもきっと人は新しい心で日々を創って行けるはず。
だから大丈夫!!
枯れることのない想いはどんな弱さよりも強いから。。
ルールがあるから感じる自由のように
世の中は常に反対が存在し、競い合っている
その最たるものが、「愛と憎しみ」だもんね。
だから彼は少しでも愛に触れていたい。
わがままでもいいから! 欲張りでもいいから!
そう、誰も孤独(ひとり)になんてなりたくはないのだから。
だから繋がって行こう
ため息を分け合って行こう
この真っ暗な夜明け前に漂う静けさを抱きしめて、
せめて彼が愛する大切な存在くらいは守って行きたいな、と思った、、。