Others just get wet.”
「雨を感じられる人間もいるし、
ただ濡れるだけの奴らもいる。」
-Bob Marley-
Everything is experience and learning for my life.
すべてが自分のための体験であり、そして学びだね:)

さて、やっとネパールのことを書く気になったので書きます。
もう一ヶ月以上経ってしまいましたね、ネパールの旅。
長野での山の仕事を終え、そのまま東京に寄って何日か実家・新潟に帰ってすぐ東京戻って出発、それに加えてネパール出発直前にようやくNZのVISAの申請するなんていう超バタバタスケジュールの中行って参りました(笑)手続きミスでどうなるかと冷や冷やしたけど、VISA無事に取れて良かったぁ。。。
さてさて、ネパールの旅は出発から結構過酷でした。
格安チケットを買ったは良いものの、乗り換え2回の待ち時間たーーーーーーーーーーーーーっぷり。そして飛行機遅れる遅れる。クンミン空港では3時間も待ちました(苦笑)羽田を出発して1日半かけてネパール入り。さすがにクンミンではホテルを取って宿泊。半日以上の待ち時間はキツ過ぎる。。。久しぶりの旅は『待つ』ことから始まりました(笑)行きだけで結構読んじゃったよね、持っていった本。
予定より3時間遅れて夜の8時にネパール・カトマンズに到着。
VISA手続きと両替を終えて、もう暗くなっていたのでそのままタクシーのおじさんお勧めの宿へ。シーズンオフってこともあって、なかなか良い部屋を格安で泊まることが出来ました:)
半分カトマンズ、半分ポカラ、ちょっとだけナガルコットという日程で約2週間。世界遺産を見て、綺麗な山々を見て、アジア独特の雰囲気と文化を味わう毎日。沢山のネパール人とも交流があって、もちろんハプニングもあって(2日間お腹の調子が、、、そしてセクハラ)短い割には盛りだくさんの思い出と経験を得てきました。
ラッキーなことにネパールのケータリングパーティー風景も見れました。ナガルコットのヒマラヤが一望出来る山の頂上で布を敷いてパーティー。そこにはテーブルも凝ったデコレーションもないけど、大空の下、皆が笑って踊ってその時間を楽しんでいました。シンプルなパーティーだったけど何ともPeaceful。好きだな、こういう感じって思って結構長い間眺めていた私でした。
今回の旅で感じたことは、「ない」ということはマイナスなことばかりではないということ。むしろ今の日本には「ない」という状況がとても必要なんだと思わされました。日本にいると電気や水で困ることはほとんどありません。ネパール(他のアジアの国もそうかもしれませんが)はいつも電気が使えるという訳ではないし、水も限られています。ホットシャワーもその日の天気次第で使えなかったり。なぜならばほとんどがソーラーシステムを使っているから。部屋に帰ったら停電なんて結構普通のこと。私がホットシャワーを浴びれたのはネパールに到着して3日目でようやく(寒い時期なのに)。しかもお湯を沸かしてもらってバケツでもらってなんていう感じ。そう、シャワーではございません。なんせ曇りが続いていたから。5日目はやっとホットシャワーを使えたけど(笑)
他にも「当たり前にあるモノがない」というネパールでの生活の中、どうにかそれに変わる何か、またはどうするかを色々とアイデアを出して試していたわけです。それで思ったことは「ある」って便利だけど、それに慣れすぎると頭を使わなくなる、何かを創造する・生み出すことがなくなっていくってこと。そしてモノには限りがあるってことを忘れていってしまうってこと。
「ない」状況の中、色々とアイデアを出して試してみることは体験としての知恵が増えてとても良かったです。考えて考えて、そして問題が解決される時の楽しさもあって。「なんだ、なくたってどうにでもなるじゃない!!!」ってね。ないからこそアイデアが出る。ないからこそ色々と工夫する。あともう1つ。お金をかけなくても、工夫次第・アイデア次第で「ない」状況を変えられるということ。
うまく伝えられているかな。。。
とにかく、ネパールの旅の中でそういったことを感じてきたわけです。
ネパール良かったぁ!!もう一回行きたい国です。今度は長期のトレッキングもスケジュールに入れてね♪