中学2年の末っ子ちゃん、一昨日から夏休みになりました。

運動部の部長さんをやっているので、それなりに忙しい夏休みでございます。

 

兄ちゃんや姉ちゃん達が将来の仕事を見据えながら大学、高専、専門高校と進学する中、末っ子ちゃんはマイペースで、特に行きたい高校もまだ無くという状況でした。にっこり

 

まあ、末っ子だし、成績を見ながら行ける高校に進ませる事になるだろうなーと父は考えたりしておりましたが、そろそろ本人にも来年は受験生となる自覚を持ってもらおうと、先日、「彩の国進学フェア」に行って参りました。

 

埼玉県の公立・私立高校、県外の学校合わせて236校がさいたまスーパーアリーナに集結! コロナ禍も終わり、今年からは本格的に対面での説明の場ということで、中学生の親子でごったがえしておりました。

 

人気の学校のブースには人だかりができており、説明まで数時間待ちというような盛況ぶり。

 

末っ子ちゃん、ある意味、あまり興味も無く、どちらかと言えば両親にお付き合いしてくれている感じで、とことこ父と母の後をついて歩いており、いくつか親的にお目当てとしていた高校のブースで、その学校のご担当の先生からお話を聞くも、全くもって響いていない状況。響かない響かない。大あくび 

 

まあ、236も学校があったとしても、よっぽどの思い入れが無ければ、結局は、偏差値で目星をつけて、その中で、行ける学校に行くだけだけんね。 

 

人の波にのりながら、あっちの学校、こっちの学校の盛況ぶりや呼び込みの先生達、はたまた、学校ののぼり旗や建て看板を見ておりました。

 

ぽつんと、生徒が誰もいないブースが一つ。

北海道のK高専。のブース。

 

何千人と生徒が来ているのに、「ゼロ」 昇天

だって、ここ埼玉だからね。当然ちゃ。当然だっちゃ。

 

父 「 どうしてわざわざ埼玉に出展しとるとですか? 」

K高専先生 「 とってもいい学校なんですけど、ずーっと10年近く定員割れしてて、日本全国回って、受験生を集めているんです。泣き笑い 」 

 

K高専先生 「 釧路には杉やヒノキが無くて、花粉症の生徒さんにはとてもいい環境です。 タンチョウやキタキツネも校庭に遊びにきてくれます。 指差し 」

 

K高専先生 「 道外の生徒さんも最近は増えて、昨年度は50人近く入学してくれました。 皆さん寮生活を楽しんでいますよ。 埼玉からは姉妹で入学している学生さんもいます。 建築コースには女の子もたくさんいますよ。 」

 

一生懸命に説明してくれるK高専先生のお話に聞き入る親子。

 

末っ子ちゃん 「 あたし、ここで勉強したい。 ここで建築の勉強したい。ニコニコ 」

 

母様 「 ・・・ 滝汗 」

 

末っ子ちゃん、埼玉県の進学フェアで北海道を選ぶセンスとハートが父は好きよ。 

 

夏休みになっても、末っ子ちゃん、意思は変わらず。むしろ行きたい度合いは増しとる。 ニヤリ

 

長男君が四国、次男坊が九州、もしかしたら末っ子ちゃんは北海道。あるかも。 末っ子ちゃんはどう生きるの?乞うご期待。