昨日、池間哲郎さんの講演会にお誘いいただきました。
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■池間哲郎さんプロフィール■
1954年沖縄県生まれ
NPO法人 アジアチャイルドサポート代表理事
沖縄大学非常勤講師(国際ボランティア論)
沖縄市平和行政推進委員
主に、アジア(タイ フィリピン モンゴル カンボジア ミャンマー他)のゴミ捨て場やスラム街などの貧困地域の撮影や支援のために足を運び、人々の過酷な状況や今日を必死で生きる子供達の姿に出会う。
自らが撮影したビデオや写真を使う講演で『日本人こそ、一生懸命生きているアジアの子供たちから命の尊さを学んで欲しい』と伝えている。
2008年現在で、2000件あまりの講演を行い聴講者は50万人を超え『日本人の心に最も響く講演』として評価が高い。
『最も大切なボランティアは自分自身が一生懸命に生きること』
この言葉は多くの日本人の共感を呼んでいる。
2001年 西日本銀行アジア貢献賞受賞
2002年 ソロプチミスト国際賞受賞
2003年 琉球新報社社会活動賞受賞
2004年 沖縄タイムス国際賞受賞
2005年 地球倫理推進賞受賞
2005年 文部科学省奨励賞受賞
2005年 著書「あなたの夢は何ですか。私の夢は大人になるまで生きること」が
テレビ朝日の「3年B組金八先生」に取り上げられ大反響を起こす。
2006年 モンゴルのマンホールチルドレン問題の活動が中学校2年生の全国版道徳
教科書に取り上げられる。
2008年11月 カンボジア王国 モニサールポーン・モハッセナー勲章受賞
2009年5月 カンボジア国王より モニサールポーン・マハーセレィワット勲章受賞
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2時間の講演会、あっという間でした。
感じた気持ちがたくさんあってここに書ききれないけど・・・
池間さんご自身の体験を、映像を交えてたくさん話してくれました。
たとえば
・フィリピンのスモーキーマウンテンで、有害物質の煙で5m先も見えないような中で、1日中はだしでごみを探し続ける子どもの話。
1日中探しまわって、稼げるお金は約80円。
10歳の女の子に「あなたの夢はなんですか?」と聞いてみたら、
「私の夢は、大人になるまで生きることです」と言われ、衝撃を受けたこと・・・
・カンボジア、とくに人が入れないような田舎の地域で地雷がずっと残り続けてる問題。
村のお母さんに「ほしいものは何ですか」ってきくと、
「テレビがほしい。」「子供が外に遊びに行って地雷を踏むのが本当に怖い。テレビがあれば、みんな家の中にいてくれるから」といわれたこと・・・
・タイの児童売春の問題。たった12歳ぐらいの女の子が、親のために自ら売られ、AIDSになってしまうこと
・寒い寒いロシアの国で、寒さをしのぐため、不衛生極まりないマンホールに住みつくこどもたちのこと
などなど・・・話してくれました。
会場めっちゃ大きくって、たぶん3000人ぐらい来てたと思うんだけど、
会場のあちこちからすすり泣く声がきこえました。
こんなふうに、恵まれた日本に、途上国の実態を伝えられるイベントって、本当に必要な機会だなとつくづく感じました。池間さん、すごいです。。
いろんな話があったけど、共通して感じたのは、
話の中に出てきたすべての子どもたちが「強い」なってこと。
「生きる」ということに対する気持ちとか、
「家族のために」自らを犠牲にして働こうとする気持ちとか。
どんなに辛くても笑える力とか。
「感謝」する気持ちとか・・・
日本の子供たちには、どれも乏しい。
いや、子どもたちが悪いわけじゃなくて、
きっと子どもたちには、いっぱい可能性も自主性も思いやりもあるのに、
過保護な社会やモラルない大人がつぶしてしまってる気がする。
あとね
どこかの国で、学校がやっと建った!って話のなかで、
「日本人が学校を建ててくれた。本当にありがとう。」
「感謝するために、毎朝、みんなで日本の方角を向いてお祈りをしているんです。」
って言ってる現地の人の映像があったんだけど、
それを見てほんとに悲しくなりました。
恥ずかしくて。
会の冒頭に、池間さんが「忘れないで。日本は異常な国。贅沢な国です。」って何度もおっしゃってたけど、その通りだと思う。
学校の給食で、どれだけの子どもが、食べ物の大切さを知ってるか?
どれだけのお母さん、お父さんが、それを心から叱って正してあげようとできてるか?
大人は、子どもの目標になるような生き方ができているのか?
感謝の気持ちを育てる教育が、いったいどれだけできてるんかな?
心からそんなふうに感じます。
ちょうど4年前のこれぐらいの時期、同じようなことを日記に書いた記憶があるけど、
日本には「感謝」とか「幸せ」を感じる力が乏しいよね。
モノとかカネとか、うわべの豊かさが溢れすぎてて、気持ちの豊かさが乏しい気がする。
なんでも欲したら与えられて、受け身になって、不満感じて。
年間の自殺者3万人。アメリカの3倍。命の尊さも感じられない。周りに支えてあげられる人もいない。
うーん そんなんがほんとに悲しい!!
だから、
子どもたちの「生きる力」をつけるために、こんなふうに地球の裏側で起きていることを伝えて
小さいころから「感謝」のこころや、ささいな「幸せ」を感じる力を身につけさせてあげたい。
大きくなるにつれて、
自分たちの暮らしが途上国の貧困や生活破壊に影響しているんだってことを伝えて、社会の構造を変えようと思える子どもたちを育てていきたい。
これは、これから日本が国として国力を維持するためにも必要なことだと思う。
自分が、現場での開発支援でなく、あくまで「教育」にこだわりたい理由が、はっきりと見えました。3年前、今の会社に入社したときとおんなじ目的に、再度立ち戻れた。
英語科の先生にたくさん会って「自分は英語指導に興味があるかも」って思ってたけど、英語指導のプロになりたかったわけじゃないんだ!ってやっとわかった。
自分が英語が好きなのは、きっと、他国を知るきっかけのひとつだから。
やりたいのは、子どもたちに「他国を知って、視野を広げて、生きる力をつける」きっかけを与えてあげる仕事。
開発教育・異文化教育を勉強するために、
来年秋の大学院留学ぜったいに果たして、顔晴りたいと思います
・・・ってほんとかたい話になりましたが
結局のところ、どんな形にせよ、みんなが笑顔で、生き生きと、しあわせいっぱい感じられる社会になればいいなぁってことです
誰かの笑顔をつくる仕事がしたい
明日もハッピーに過ごそう~!
