■塩分の取りすぎは防げる!
醤油ラーメンや漬物などは、とても美味しい反面、塩分の高さが気にな
ります。塩分のとりすぎは、高血圧をはじめとする生活習慣病の一因と
言われており、高血圧から引き起こされる心臓や脳・血管の病気は日
本人の死因の4分の1を占めています。いつまでも美味しいものを食べ
られる健康な身体でいるためにも、塩分のとりすぎは控えたいですよ
ね!
そこで有効なのが減塩対策です。料理の作り方や使用する調味料を
工夫することで、塩分を控えめにしても普通に塩分を加えたのと同じく
らいしょっぱい味にすることができるのです。今回は、お酢を使って簡
単に減塩対策をしてみたいと思います!
■お酢をかけるだけで減塩できる?
今回は、ゴーヤチャンプルーを使って減塩の効果をみてみましょう。実
験は、通常のレシピで作ったゴーヤチャンプルーをABの2つに分け、A
はなにもせず、Bはお酢を大さじ一杯かけて行いました。そして、食べ
物の味覚を数値化できる味覚センサー「レオ」を使って、塩味をはじ
め、味覚の変化をみてみました。

何も入れないAよりも、Bの方が酸味が増したのは当然ですが、塩味に
注目してください。Bでは酸味だけではなく塩味も強くなっていたので
す。また、Bのほうが苦味も大幅に減っていました。
酸味と塩味は、適切なバランスで加えると互いを強め合う効果がある
ことがわかっています。さらに今回の場合は、お酢を加えることで、
ゴーヤの細胞の中身に含まれる水分や苦味の成分は、外に溶け出し
やすくなります。こうしてゴーヤの苦味が減ったことで、ゴーヤチャンプ
ル全体の苦味も和らいだと考えられます。苦味が和らいだ結果、相対
的に塩味が前に出てくるようになったのでしょう。
このように、お酢を料理に使うと普段より少ない塩分でも味を濃く感じ
ることができる場合があります。苦味が極端に強くない場合でも、塩分
の代わりに酢を加えることで、酸味があることで塩味が引き立って感じ
られるのです。あなたもぜひ、塩分が気になりはじめたらお酢を試して
みてくださいね!