息子と私たち夫婦に血の繋がりはありません。
生まれてすぐ施設に預けられた息子を私たちで
...
引き取り育てました。
しかし、そのことを言うことができずにに
今日まで過ごしてきました。
私たちが産みの親ではないと知った時、
息子はどんな思いをするだろうか。
どんな目で私たちを見るようになるだろうか。
それが怖くて今日まで言うことができませんでした。
散々話し合った末、今日この日に全てを伝えよう
と二人で決めました。
夕方、仕事から帰ってきた息子に二人して全てを
話しました。
息子は話を聞き終えるとゆっくり顔を上げ、
こんなことを言いました。
「離婚の話じゃないの?」
予想外の質問にあっけに取られながらも、
離婚話じゃないと言うと笑いながら
「よかった~w。ここ何ヶ月か二人とも暗い顔して
たし、今朝なんか二人して真剣な顔で
今日は早く帰れなんて言うからてっきり離婚する
のかと思って心配で一日仕事にならなかったよw」
まじめに話を聞くように言うと息子は、
「俺は父さんと母さんの子供で本当によかったと
思ってる。今日まで立派に育ててくれて
ありがとう」
そう言うとニッコリ笑いながら缶ビールを開け、
こちらに傾けました。
初めて息子と飲んだ塩気がきいていて
でもとても美味いこの酒に
私はこの先、出会うことはもう無さそうです。
(息子の誕生日)
・・・・・・
血の繋がりよりも、人の温もり、この夫婦
のように愛情があればどんな困難も乗り越えられ
ことを改めて教えられた気がします。
私もいつか、親とお酒を飲みながら、
今日まで立派に育ててくれてありがとう。
と伝えたい。。
皆さんもいつか伝えてあげてくださいね。