トマトはどう切る?やわらかい食材は包丁を水平に動かせ
やわらかい食材を上手に切るのは中々難しい。切り口が汚くなる、ボロボロになる等の悩みが付きものである。特別な道具を使わなくても綺麗に切るポイントは、包丁の動かし方にあるのだ。今回は切りにくい食材の代表・トマトを例に、上手に切るコツを紹介しよう。
1. 包丁がよく切れる状態か?

切れなくなった包丁では例えプロでも苦戦する。刃が立ったよく切れる包丁なら、トマトでも何の問題もなく切れるのだ。
自分で研ぐならペティナイフがおすすめ
やわらかい食材を切るには繊細な動きが必要である。ペティナイフはサイズが小さいため火力がないが、細かい作業にこれほど向いている包丁はないだろう。切れ味が鈍ったらプロに研ぎに出すのもいいが、小さいのでシャープナーや砥石で研ぐのも比較的楽だ。
セラミック包丁なら研ぎ要らず
セラミックの果物ナイフ等もおすすめだ。研げない代わりに切れ味は長持ちするし、錆びる心配もない。刃が薄いため、やわらかい食材との相性がいい。やわらかい物専用で購入しておけば何かと便利だろう。
2. 切り方にもコツがある

トマトのように丸いものはヘタを少し切り落とし、包丁を立てて、刃先で芯の周囲を優しく円を描くようにくり抜く。力を入れすぎるとズバッと貫通するため、あくまで優しく力を入れる。その部分を下にして置くと切る時安定する。適した場所にセットしたらいよいよ切ってみよう。
トマトの輪切りは水平に切る
ハンバーガーに挟んであるような状態にスライスするなら、切り方は垂直ではなく水平に。この時包丁は「引き切り」を意識する。私たちは普段何気なく「押し切り」をしているはずだが、包丁はスライスの動きで一番よく切れる。トマトなどのやわらかい物は、手前に引くイメージで切るのが最適なのだ。
「押し切り」と「引き切り」の違い
向こう側へ包丁を押し出すように動かす通常の切り方は「押し切り」と言われ、大きな物・固い物にしっかり力を加えたい時に向いている。
対する「引き切り」は刺身やトマト等やわらかい物を力を入れずに切るための動きである。引き切りのコツは刃全体で切るつもりでスーッと手前に滑らせることなので、試してみよう。
対する「引き切り」は刺身やトマト等やわらかい物を力を入れずに切るための動きである。引き切りのコツは刃全体で切るつもりでスーッと手前に滑らせることなので、試してみよう。
3. 綺麗に切るには頭を使え

包丁がいつもベストコンディションとは限らないし、研ぐのが面倒な時もあるだろう。トマトなら皮を湯剥きするという手もあるが、色々な食材に使えるようポイントを覚えておきたい。
包丁の角を使うと便利
ひたすらやわらかい食材を切る時はともかく、トマトのように皮が固く中がやわらかい食材が一番苦労する。野菜や果物は、皮に一度包丁の刃先や手前の角で少し傷をつけるといい。その部分に刃を滑り込ませるように大きく引き切りすれば、大抵うまく切ることが出来る。
切る方向に気を付ける
水平切り出来る食材は水平切りが一番切りやすい。垂直切りだとどうしても押しつぶすような縦方向の圧がかかってしまう。トマトの他、パンなども水平切りが向いている。慣れないうちは水平方向に真っすぐ切るのが難しいかもしれないが、刃を大きく一度にスッと動かす意識をしてみよう。チョコチョコと小さく切る動きでは断面が汚くなってしまう。
結論
ゆで卵なら包丁についた汚れを切るたびに拭き取れば切りやすくなる。ケーキなどクリーム物なら包丁を温めるといい。食材の特徴を利用して、少しでも切りやすくすれば後が楽になる。
普段行っている押し切りを引き切りに変えるだけで、やわらかい食材への力の入り方が分散する。よく切れる小さめの包丁を用意してから、トマト等のやわらかい食材に挑むことにしよう。
普段行っている押し切りを引き切りに変えるだけで、やわらかい食材への力の入り方が分散する。よく切れる小さめの包丁を用意してから、トマト等のやわらかい食材に挑むことにしよう。
投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部
オリーブオイルをひとまわし編集部
