学生時代から長い時間を
ディズニーランドで過ごしてきました
仕事とは何か?
...
働く喜びとは何か?
ディズニーランドはいろんなことを
私に教えてくれました
そして。
ディズニーランドでのアルバイトも
今日が本当の最終日
三日前に思い出の詰まった
アトラクションでの最後の勤務を終えて
今までお世話になったコスチュームや
ロッカーの鍵の返却
退職手続きを済ませました
これで本当にすべて終わりです
一通りの手続きを終えて
お世話になった人たちにも
お礼を済ませることができました
やっぱり辞めたくない!
ここでいつまでも働いていたい!
一度はスッキリ整理させたはずなのに
未練の気持ちが込み上げてきます
でも、これからの
新しいステージへのスタートなんだと
自分自身に言い聞かせ、
従業員出入り口の方へ向かいました
働いていたときは
それ程気にしていなかった
バックステージの風景
でも、今日で最後だと思うと
事務所の廊下でさえも
愛おしく思えてくるから不思議です
今までこの場所であった
数々の思い出に浸りながら
ゆっくりと歩いていました
ディズニーランドが
好きで好きでたまらなくて
週末はほとんどディズニーランドで
通いつめていました
そして、その度ごとに
キャストの与える感動を体感して
私もゲストの皆さんに私の体感した
感動の数々をプレゼントしたくて
キャストに応募しました
キャストに採用された時の喜びは
今まで一番大きいものの一つです
元々おっちょこちょいの私は
なかなか仕事を身につけることができず
自己嫌悪に陥っていましたが
先輩キャストの励ましも
たくさん受け取ってなんとか
続けることができました
初めてゲストから
「ありがとう!」
という言葉のプレゼントを
いただいた時にキャストを続けてきて
よかったと心底思いました
本当にいろんなことがありました
パンッ!!
背後から、誰かに肩を叩かれました
えっ?
突然のことにビックリして振り向くと
笑顔のミッキーとミニーが
両手を口にあてながら、
いたずらっぽい仕草で立っています
きっと、寂しそうな後ろ姿を見つけて
元気づけてくれようとしたのでしょう
ミッキーやミニーたちは
バックステージにいても
常にミッキーとミニー
いつも私たちキャストを気遣い
パレードやショーで
踊り疲れているであろう時も
こうして私たちを元気づけてくれます
そんな彼らの気持ちが伝わり
気遣ってくれたことにうれしくなった私は
二人にお礼を言いました
「ミッキー、ミニー。今までありがとう
実は今日で私、ここ、最後なんだぁ
でもね、ホントにここで働けてよかった
ここでの数年間はわたしにとっての宝物だよ
本当にありがとうね
それで…。最後にお願いが一つあるんだけど
聞いてくれる?」
ミッキーとミニーが二人とも同時に
首を大きく縦に振ってくれました。
「最後にもう一度だけ
握手してもらっていいかなぁ…」
恥ずかしそうに言った私のお願いを
全身で喜びを表現しながら
聞いてくれた二人は
すぐに私の両手を持って
強く握手をしてくれました
うれしくて涙が出そうになるのを
必死に我慢していると
ミッキーがジェスチャーで
「ちょっとだけ、ここで待っていて」
と伝えました
「えっ、ここで?待っててこと?」
うんうんと大きくうなづくと
ミッキーは建物の中に消えていきました
なんだろうと思いながら
横で手を握ってくれているミニーと
待っていると
ミッキーが走ってきました
その後ろにはドナルド
グーフィー、プルート…
ビックリする私の周りを
5人のキャラクターが囲み
ギューッと一人ずつ
ハグをしてくれました
言葉を離さない
キャラクターたちはですが
ハグをしてくれた瞬間
「今までお疲れ様
これからもかんばってね!!」
と言ってくれているように私は感じて、
気がつくと抑えていた涙があふれて…
言葉になりませんでした
そのままミッキーとミニーに
手をつないでもらい
両手に彼らの温かさを感じながら
出口の方へ歩いて行きました
建物の曲がり角で
彼らに別れを告げて
「バイバーイ」と大きく手を振ると
5人も大きく手を振り返してくれました
私はディズニーを離れますが
ディズニーで教わったこと
もらったことをいつまでも
私の心に刻まれていると思います
そして、私なりのディズニーマジックを
周りの人にかけていけたらと思います
最後の最後で
またも最高のディズニーマジックを
体験することができたのですから
ありがとう、ミッキー&ミニー
--------------------------------------------------------------------------------
キャストはいつも来園したゲストに
ホスピタリティの精神を持って
夢のサービスを提供しています。
相手の思いに寄り添って行動する。
それは、
キャストからゲストへだけでなく
キャストからキャストへという
パーク内での同僚の間にも
いつも念頭に置かれているからこそ
いつもキャストからゲストへ
実現されるのです
キャストとキャラクター
彼らはともにこのパークで
ゲストに夢のサービスを
ゲストに提供し続けています
だからこそ
キャストの新たな旅立ちには
夢のおもてなしで送ってあげる
それが彼らには当たり前なことなのです
こうした夢の送り出しがあるからこそ
ディズニーの卒業生は新たなステージでも
夢のサービスを提供することが
できるのでしょう
ディズニーランドで過ごしてきました
仕事とは何か?
...
働く喜びとは何か?
ディズニーランドはいろんなことを
私に教えてくれました
そして。
ディズニーランドでのアルバイトも
今日が本当の最終日
三日前に思い出の詰まった
アトラクションでの最後の勤務を終えて
今までお世話になったコスチュームや
ロッカーの鍵の返却
退職手続きを済ませました
これで本当にすべて終わりです
一通りの手続きを終えて
お世話になった人たちにも
お礼を済ませることができました
やっぱり辞めたくない!
ここでいつまでも働いていたい!
一度はスッキリ整理させたはずなのに
未練の気持ちが込み上げてきます
でも、これからの
新しいステージへのスタートなんだと
自分自身に言い聞かせ、
従業員出入り口の方へ向かいました
働いていたときは
それ程気にしていなかった
バックステージの風景
でも、今日で最後だと思うと
事務所の廊下でさえも
愛おしく思えてくるから不思議です
今までこの場所であった
数々の思い出に浸りながら
ゆっくりと歩いていました
ディズニーランドが
好きで好きでたまらなくて
週末はほとんどディズニーランドで
通いつめていました
そして、その度ごとに
キャストの与える感動を体感して
私もゲストの皆さんに私の体感した
感動の数々をプレゼントしたくて
キャストに応募しました
キャストに採用された時の喜びは
今まで一番大きいものの一つです
元々おっちょこちょいの私は
なかなか仕事を身につけることができず
自己嫌悪に陥っていましたが
先輩キャストの励ましも
たくさん受け取ってなんとか
続けることができました
初めてゲストから
「ありがとう!」
という言葉のプレゼントを
いただいた時にキャストを続けてきて
よかったと心底思いました
本当にいろんなことがありました
パンッ!!
背後から、誰かに肩を叩かれました
えっ?
突然のことにビックリして振り向くと
笑顔のミッキーとミニーが
両手を口にあてながら、
いたずらっぽい仕草で立っています
きっと、寂しそうな後ろ姿を見つけて
元気づけてくれようとしたのでしょう
ミッキーやミニーたちは
バックステージにいても
常にミッキーとミニー
いつも私たちキャストを気遣い
パレードやショーで
踊り疲れているであろう時も
こうして私たちを元気づけてくれます
そんな彼らの気持ちが伝わり
気遣ってくれたことにうれしくなった私は
二人にお礼を言いました
「ミッキー、ミニー。今までありがとう
実は今日で私、ここ、最後なんだぁ
でもね、ホントにここで働けてよかった
ここでの数年間はわたしにとっての宝物だよ
本当にありがとうね
それで…。最後にお願いが一つあるんだけど
聞いてくれる?」
ミッキーとミニーが二人とも同時に
首を大きく縦に振ってくれました。
「最後にもう一度だけ
握手してもらっていいかなぁ…」
恥ずかしそうに言った私のお願いを
全身で喜びを表現しながら
聞いてくれた二人は
すぐに私の両手を持って
強く握手をしてくれました
うれしくて涙が出そうになるのを
必死に我慢していると
ミッキーがジェスチャーで
「ちょっとだけ、ここで待っていて」
と伝えました
「えっ、ここで?待っててこと?」
うんうんと大きくうなづくと
ミッキーは建物の中に消えていきました
なんだろうと思いながら
横で手を握ってくれているミニーと
待っていると
ミッキーが走ってきました
その後ろにはドナルド
グーフィー、プルート…
ビックリする私の周りを
5人のキャラクターが囲み
ギューッと一人ずつ
ハグをしてくれました
言葉を離さない
キャラクターたちはですが
ハグをしてくれた瞬間
「今までお疲れ様
これからもかんばってね!!」
と言ってくれているように私は感じて、
気がつくと抑えていた涙があふれて…
言葉になりませんでした
そのままミッキーとミニーに
手をつないでもらい
両手に彼らの温かさを感じながら
出口の方へ歩いて行きました
建物の曲がり角で
彼らに別れを告げて
「バイバーイ」と大きく手を振ると
5人も大きく手を振り返してくれました
私はディズニーを離れますが
ディズニーで教わったこと
もらったことをいつまでも
私の心に刻まれていると思います
そして、私なりのディズニーマジックを
周りの人にかけていけたらと思います
最後の最後で
またも最高のディズニーマジックを
体験することができたのですから
ありがとう、ミッキー&ミニー
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キャストはいつも来園したゲストに
ホスピタリティの精神を持って
夢のサービスを提供しています。
相手の思いに寄り添って行動する。
それは、
キャストからゲストへだけでなく
キャストからキャストへという
パーク内での同僚の間にも
いつも念頭に置かれているからこそ
いつもキャストからゲストへ
実現されるのです
キャストとキャラクター
彼らはともにこのパークで
ゲストに夢のサービスを
ゲストに提供し続けています
だからこそ
キャストの新たな旅立ちには
夢のおもてなしで送ってあげる
それが彼らには当たり前なことなのです
こうした夢の送り出しがあるからこそ
ディズニーの卒業生は新たなステージでも
夢のサービスを提供することが
できるのでしょう
