【Good Bye Lenin! (2003)】
先週の日曜日、史上最強と言われたお祭りが開催されましたね。
一生に一度、3歳だけが参加できる07年生まれ最強を決めるお祭り。
日本ダービー!!
今年のダービーは史上最強と言われただけあって
府中にある東京競馬場には12万人以上の人がこのお祭りに集まったそうです。
今回07年生まれの7611頭中の1位を決める最強レース。
いつもはお金はかけない私も今回はお祭りに参加するため、300円を使いました。
無敗の王者ペルーサ、ルーラシップの馬連一発勝負。
私は横山典に、07年にウォッカで優勝した四位騎手にすべての気持ちを懸けました。
いざ出走。
と出走した瞬間出遅れるペルーサ。
思わず実況の人も、「あぁ~」と情けない声を出しておりました。
私の夢も出走して1秒満たないうちにはかなく散りました。
2番人気が出遅れるなんて。
結局ノーマークだったエイシンフラッシュ、ローズキングダムという結果に。
競馬はドラマがあります。
前回NHK杯でレコードを残す素晴らしい走りをしたダノンシャンティもその時の怪我なのか
全治不明の骨折だそうです。復帰できるのでしょうか。心配です。
私は騎手が走り終わった後、騎手が馬によくやったぞーってなでる姿が大好きです。
一番強い馬が勝つわけじゃないドラマが好きです。
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「Good Bye Lenin!(2003)」 ドイツ
監督: ヴォルフガング・ベッカー
出演: ダニエル・ブリュール、 カトリン・サス、 チュルパン・カマトワ、 ブルクハルト・クラウスナーほか
製作: Xフィルム・クリエイティブ・ プール
まだドイツが二つの”国”に分かれていた1975年。
夫は女性とともに西ドイツへ亡命。
それをきっかけに、過剰なほどの社会主義者として東ドイツ国の為に尽力し続けてきたクリスティアーネ。
だが反社会主義運動が盛んになってきていた頃、ある日心臓発作で倒れてしまう。
意識不明となっていた8ヶ月間のうちにめまぐるしく世界は変わってしまった。
そして母は目覚める、しかし余命はわずか。
また心臓発作が起きれば死んでしまうと医者に宣告されるアレックス。
そこでアレックスは母にベルリンの壁が崩壊した事を隠し続けるが。。
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古き良き時代としてノスタルジックに東ドイツを描きつつ、資本主義に対しても決して批判的でない。
たった一日で崩壊し変わりゆく現実を戸惑いながらも吸収していった当時の様子が可愛らしい描写で描かれている。
随所にちりばめられる当時の出来事と市民の戸惑いのシーンが印象的。
東と西の境界に設けられた関所が消滅し
派手な服が着れるようになり
コカコーラの宣伝幕がビルに飾られるようになり
バーガーキングが出来たり、
トラバント(東ドイツ製自動車)以外の自動車が街を通れるようになったり
私達の感覚からしてみれば当たり前な事。
でも当時の東ドイツではすべてが新しく、刺激的。
人々は不安と期待を抱きながら適応していく様子に新鮮な気分になる。
社会主義社会崩壊の出来事の概要は知っていても、
その中に住む人たちがどんな気持ちで歴史的な瞬間を迎えたのかは想像するに難い。
一方、新しい文化の流入とともに古いものは淘汰されていった。
東ドイツ貨幣の大金がたった一日で紙切れになり、
東ドイツ製品は一瞬のうちにスーパーから消え去った。
西の文化が一気に東に流れ込み、ほとんど東のものは世の中からなくなっていった。
すべて古いものが全て淘汰されていくのは違う、きっと残すべき大切なものがあるはず。
そんな風に思わせる暖かくて可愛らしいヨーロッパ映画でした。
ベルリンの壁崩壊を知れば「心臓発作」を起こしてしまう、と
考えるのは少し行きすぎじゃないの?と最初は思っていたけれど、
東ドイツ崩壊の歴史を色々調べているうちに、「心臓発作」を起こしかねないくらいものすごい
スピードでドイツの歴史は変わっていったのです。
そもそもなぜ壁が崩壊したのか。
<ドイツ大使館HP:”ドイツ再統一までの道のり”より抜粋>
1989年11月9日、ある社会主義統一党中央委員会の政党局員が
「さして重要でもない様子で」
ドイツは東西の出入国を自由化すべき、と記者会見で話した。
その夜には数千人の東ドイツ市民がベルリンの壁(国境検問所)に集まり、つぎつぎに壊していき、崩壊に至ったのです。
それから1ヶ月以内に社会主義統一党委員会の党員は総辞職に追い込まれ、
4か月後に東ドイツで初の普通選挙が行われ、西ドイツトップが率いる保守連合が勝利
8か月後には通貨同盟の締結により、東ドイツ通貨の廃止、西ドイツ通貨の流通が始まる。
そして東西の国境での出入国チェックはなくなったのでした。
母クリスティアーネがこん睡状態だった8カ月の間で、ものすごいスピードで歴史的な変化が
あったのです。
当時の変貌のスピードを考えると、心臓発作を起こしたお年寄りもいたのかもしれないとも思います。
一方で、映画としての見どころはアレックスと友人二人でねつ造する「東ドイツニュース」。
最初は壁が崩壊した事を隠す為だけの目的だったはずが、だんだんと変わっていく様子に涙がそそられます。
あとはキャストの”天使のララ”役の女の子がめっちゃ可愛い!!
音楽もあの「アメリ」のヤン・ティルセンが手掛けているので彼らしい素敵な雰囲気に映画が包まれてます。
アレックスの母親への思いがやや強いように見受けられるという評論もありますが
私は可愛らしく思いますよ。
長くなりましたが、この辺で終わります。