術後3ヶ月が経った先日、初めての定期検診を受診してきました。

 

無事に手術を終えてここにいることがとてもありがたく幸せなことだと思いつつ、

やはり告知を受けたあの日の記憶が蘇って仕方ありませんでした。

 

この緊張感、、3ヶ月毎に味わうのか。。なかなかです。

 

この日行ったことは、採血(腫瘍マーカー)、細胞診、内診。

 

まずは採血は問題なし。

腫瘍マーカーも、術前から数値は正常範囲でしたので

よっぽどの事がない限り上がることはないかなとは思っていました。

術前よりさらに下がっていてひとまず安心。

 

細胞診の結果は郵送で2週間後に届くらしいです。

 

内診は、先生が直接触診して問題なさそう。傷も閉じてます。とのこと。

傷もケロイド状になることもなく、長いミミズ腫れ跡みたいになってます。

今のところきれいな傷跡らしいです。

 

一通り上記を終えた後、

先生にこの2ヶ月色々と考えていたことを投げかけてみました。

 

まずは、更年期症状とホルモン補充療法について。

 

術後現れたホットフラッシュ(軽度)と突然の汗。

夕方頃になると発生しがちな頭痛。。

 

どれも今まで未体験でしたのでおそらく卵巣摘出による症状だと思われ、

色々調べているとホルモン補充療法の他に、エクエルの存在を発見し、

1ヶ月半前より服用し、最近ホットフラッシュと頭痛が軽減したと実感しています。

 

 

あとこれにプラスして、ホルモン補充療法を行うべきか否か。

 

乳がんのリスク、子宮体がんの再発リスクが怖いと正直に伝えました。

症状軽減だけの為だったらホルモン補充療法は私は選ばないと思います。
実際エクエル飲みだして調子がいいと思うし。

 

ただ卵巣摘出年齢が41歳で、本来ならあと10年近く

女性ホルモンの分泌が見込まれたのにそれがなくなってしまい、

その分分泌されない年数が多くなることで

骨粗鬆症やコレステロール値が上がってしまうなど

色々とリスクは上昇してしまいます。

 

ホルモン補充療法の不安を正直に伝え先生の意見を伺うと、

 

・子宮体癌の再発に関してはあまり心配しなくていい。

(→先生やネット情報によってホント意見が色々で困る、、)

 

・乳がんについては、多少発生リスクは高まるのできちんと毎年乳がん健診を受けること。

(→これは今までも健診でマンモ+エコーを毎年しているので、多少怖いけど運動や生活習慣を見直して更に健康を目指していくしかないのかなと思ったり)

 

・補充することで骨粗鬆症発生を遅らせたり、他のメリットもあるのでしたほうがベター。ただし私の気が乗らないのであれば強制ではないので、実際他に症状が出てきて始めても大丈夫。

(→確かに我慢できる症状ならまだしも、健康を害するような症状が出てきてからでは遅いよなーとも。予防的に短期間でもやったほうがいいのかも。。)

 

とのことでした。

 

正直、、まだ迷っています。

 

2週間後に会社の健康診断があり、オプションで骨密度検査を追加してもらいました。

乳がん健診もあるので、その結果も踏まえ

次回3ヶ月後の診察までに考えをまとめようと思います。

 

 

次に、術後1ヶ月診察で伝えられた、腹水の疑陽性について。

 

診察時には、なにせ最終病理がわかるタイミングだったので

とりあえず抗がん剤をしなくて大丈夫。

頸部にも浸潤がなかった。ってのを聞いただけで心から安心してしまって

まともに質問できなかったんですが、1点だけ腑に落ちないことがあって、

それが、腹水の細胞診が疑陽性(判別困難)だったということ。

 

陽性ではなかったものの、陰性ではないので

それが今後再発リスクにならないのかを聞きました。

 

最終病理を画面に出してくれて所見を改めて読んでいただきました。

つまり、明らかな癌細胞ではないけれど、

なにか通常ではない細胞の増殖が見られるとのこと。

 

もしかしたら卵管を通って子宮内の細胞が流れて来たのかもしれないと

確か1ヶ月診察ではおっしゃっていました。

どういう状況でそうなるのか、もっと詳しく聞けばよかった!!

 

先生曰く、たまにこういう結果が出ることあるみたいです。。

先生たちで話し合った結果、このために抗がん剤をするのは常識的ではなく、

生検で取ったリンパからも転移はなかったので、

今後は画像などで注意深く見ていくしかないらしいです。

 

帰って漁るようにまたネットで調べてみましたが、

1Aグレード1で腹水陽性の場合、確かに再発リスクにはなり得るけれど、

ある医療機関の統計では、

腹水陰性の予後と変わりないとのデータもあるようでした。

 

アスクドクターで似たような質問を発見したのですが、

そこにも腹水陽性(初期の場合のみらしいです)は

最終病理に影響しないと数名の先生が回答されていました。

 

もうあまり深く考えても仕方ないし

もう一度お腹開けるわけにもいかないし、、

不安で仕方ないですが、、頑張って考えないようにします!

 

そんなこんなで、次の3ヶ月後は造影CTが追加になります。

また次、、、と終わりそうだったので

 

先生、せ、せいせいかつは!?

 

と勢いよく聞きてしまい、

笑顔で『OKです!』いただきました。

 

 

 

ひとまず一仕事終了。

2週間後の細胞診も問題ありませんように。。。