里帰り。 | あちこちダンス。

里帰り。

急に自分のルーツていうか、そんな大きなことじゃないけど、

小さい頃よく連れて行ってもらったところや、

ずっと忘れてたけどそういえばこんなもの好きだったな、とか、

そういったものを確認したくなったのかもね。



発端は、Youtubeでたまたま見つけた海の動画。


幼少期におばあちゃんちに行くとよく連れて行ってもらっていた海岸の動画があって、


小学生の頃までは夏になるとよく行ってたその海の動画を見始めて、色々蘇ってきた記憶のひとつに、


三浦のお祭りがあった。

夏の終わり頃9月にある、母親の実家のお祭りがあって、小さい頃は毎年行ってた。


一人暮らしし始めてからというもの、どんどん遠ざかっていた場所。ダンスや仕事へ集中するためか、自然となのかわからないけど、気持ちの距離はどんどん遠くなってた。

おばあちゃん家へは、最近は一年に一回とかも行かなくなっていた。


お盆の墓まいりとか、やっぱ行かなきゃって思うし、正月だって実家に帰らないととは思うけど、


どうしてもいつも忘れてしまう気持ち。

東京には魔法がかかっているのか。



でもだからって、今行かなきゃいけなかったタイミングでもなかったし、今までだってずっと行ってなかったはずなのに、


なぜか、今年はこの祭りにいく、って気持ちでいっぱいだった。



9月最初の週末。その気持ちとタイミングを合わせるように、休みになった。

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久しぶりに見た田舎は、スピード感ある東京生活と真逆に、


なにも変わっていなかった。



牛小屋のにおいのする田舎道、お寺。



夕刻過ぎになると真っ暗だったはずの道の横に、最近建ったというホームセンター。



時間の流れを感じるもの。


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変わらないものといえば、この時計。

まだ動いてんだ。

加勢大周が、時代の移り変わりを示すようだった。




お祭りは、予想を上回る勢いで、


何も変わっていなかったw。

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テキ屋の位置まで、変わっていなかったw。


母親によれば、母親が小さい頃からあの場所は金魚すくいだった、というくらい。


久しぶりに会う親戚。一目じゃ俺のこと、誰もわからない。
これをいわゆる浦島太郎状態というんだろうw。



おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさん。そして母親。


大切なはずなのに、普段はちゃんと大切にできていない自分に後悔。


近いはずの遠い存在。



会えて良かった。



思い立ったが吉日、的な休日の弾丸里帰り。


まだ行きたかった場所はあるから、また行こう。


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