ASTERISK | あちこちダンス。

ASTERISK

昨日はASTERISKという舞台に、東方ダンサーや今やってるユニットで一緒の50を応援に行ってきました音譜

photo:02



他にも、出演されたダンサーさんの多くはいつもお世話になっているダンサーさん達ばかりだったので、前々から本当に見にいきたかった舞台でした!

photo:01



セリフなしの、身体表現とナレーションのみで構成されている舞台は、


言葉による直接的な舞台表現を超えるはるかに大きな感動を与え、


それを可能にしているのは、各セクションでのトップレベルのダンサー、ASTERISKという世界観を完全に表現した、ダンサーさん達の表現力や感受性の高さだったと思います。


あと、演出家さんの空間把握の力もすごいな、と思いました。舞台や小道具の一つひとつが、物という領域を超えて完全に心を揺さぶってくる。物が心を持って感情を表現してくる使い方と、見る物に不自然さを感じさせないタイミングは、秀逸の一言でした。




ダンサーである俺は、



ダンサーを超えた表現者であった出演者のみなさんに終始圧倒され、



自分のちっぽけさすら感じた笑。



本当に素晴らしかったです。



一昔前、

「HIPHOPダンサー以外は、金にならないからね~。オールドスクールやハウスダンサー達は、他の仕事しながらやってる人、結構多いし。」

て言っているのを耳にしたことがあります。


HIPHOPは、ジャンル的にバックダンサーで起用されやすく、レッスンビジネスも当たり前になった今、ある程度目指すものが明確な反面、オールドスクールなどのジャンルでは中々それが難しいと。



いやいや、昨日のASTERISKを見たら、そんなのくつがえったとしか言いようがないでしょ。



表現力がHIPHOPが乏しいというよりは、


昨日出演していた各ジャンルのダンサーさん達が素晴らしかった。



まぁ、舞台見ながら「自分がやってるHIPHOPて、表現の幅狭いな~。。」と思って見てはいたんだけどw。



自分の信じる表現を愛して貫き、そして磨き上げたその結果が、この感動を生んだんだ。って思わされました。


何かの結果のために踊るんじゃなく、踊り続け磨き続けた上に生まれてきた結果。


それって誰でもが到達できることじゃないけど、

ダンスや表現の在り方として、、そうあるべき方が相応しいかな、と俺は思っています。


ダンサーであり、


それ以上に表現者でありたい。


その気持ちを再び固くさせてくれた舞台でした。



主演の長谷川さんを始め、昨日の舞台のメインを務められていたDAZZLEのみなさん。


初めて見たのは10何年前、ディライトのFINALのビデオででした。


元は自分らと同じフィールドで切磋琢磨してきた先輩方が、自分達のスタイルを貫いた末に成した大業。


ASTERISK


日本のダンサーみんなに見る価値があると思います。



追加あったら、また見にいきたいな。


本当に、感謝の一言です。


iPhoneからの投稿