AK-69 | あちこちダンス。

AK-69

俺が初めてAKさんのLIVEを見たのは2010年のこと。

そんなに昔ではなかった。

その時はMASAKIさんやGEORGEさん達とMAYUさん、名古屋のAYAちゃんがバックダンサーについていて、自分自身AKさんの歌は知っていたけど、生で見るほど知ってはいなくて、


でも、一瞬でかっさらわれたw

度肝を抜かれるとはこのことだった。

その迫力、パワー、ウソつかぬ男気に、感動で涙を流してしまったのを覚えてる。


別に、プロフィールや生い立ちを知ってたわけじゃないのに、

そのLIVEを見ただけで、この人はホンモノだ!!って思った。


そこから、AKさんの曲をちゃんと聞くようになって、

中でも「Only god can judge me」は、自分を奮い立たす応援歌みたいになっていた。


因みに、俺は曲をi tunesでちゃんと買ってます。バックダンサーをやって、ありがたくもサンプル盤とかいただけたりすることもあるけど、それはインストールせずに、全部ちゃんと買ってます。それはAKさんの曲に限らず、日本のHIPHOPの曲全般に言えることなんだけど、いいものにはちゃんと礼儀を示すのが当たり前だと思うし、それもまた、シーンを支える重要な要素のひとつだと思うから。

ま、金払うことが大事って言ってるわけじゃないけど。


言葉や態度で示すもの以上に、大切なことは見返りを求めないような、影に隠れた行動にあったりするよね。


話しそれましたw。


月日はたって、名古屋ガイシホールの伝説のLIVE。

自分がバックダンサーとしてMASAKIさんに声をかけられた時は、まじで体中に電気が走った!唯一、メンバーの中でSHOW-GUNでもない自分がなぜ?誘われたのか疑問もあったけど、とにかく、HIPHOPの歴史に残る舞台に立てる喜びと、日本のHIPHOPをひっぱるアーティストが集うこの舞台に立つプレッシャーで、

正直、本番のことは、あまり覚えていません。。1ステージということもあって、舞台を噛みしめる余裕なく終わったっていうか。残ったのは、「伝説のLIVEに立てた。」という誇りだけでした。


そして、2012年の暮れ。

また、AKさんのステージに立てる機会をいただきました。

11月頃からリハを初めて、暮れと正月も返上してリハーサル。

ダンサーとして、AKさんのパワーに負けないものをぶつける、という意気込みのもと、みんながコレだ‼っていう振り付けを出し合った。


そして迎えた1/23。

そこから始まった6公演は、すさまじい熱気につつまれ、毎回毎回をよくしようという意気込みにあふれ、ご本人始め各セクションが、この革命的ステージを間違いないものにする!という気持ちが完全に化学反応を起こしていたと思います。



何より、ご本人の優しさを沢山いただいたツアーでした。


誕生日を祝っていただいたり、誕生日プレゼントをいただいたり。


でもそれだけじゃなく、毎日かけてくれる言葉や対応に、沢山のパワーをもらったというか。

自分に限らず、周りのみんなに対して、すごく優しさに溢れたアーティスト。というか、男。


見返りを求めない、まっすぐな優しさ。

自分はこれが、一番ぴったりな言葉だと思います。


今思っても、本当にすばらしい毎日でした。一曲一曲にこめたHIPHOPは、混ぜ文無しの1000%HIPHOP魂。



自分はダンサーとして生きてきて、今まで沢山のステージにダンサーとして立ってきたけど、


HIPHOPに魅せられ、HIPHOPに力をもらい、HIPHOPに生きてきた。


ダンサーとしてあり続ける以上に、自分の中ではHIPHOPというのが大切で。


だから、このステージには、パフォーマンスにウソをつかないのはもちろん、


自分が生きてきたHIPHOPの証明というか。そういう気持ちをこめて立ちました。


まだまだ、ダンサーとしても、いち人間としても未熟な俺だけど、


このツアーで、ダンサーのみなさんやスタッフさん、見にきてくださったファンの皆さん、そしてAKさんに、沢山のものを学ばせていただいたのは間違いありません。


これから、まだまだパワーアップしていきます。

本当に、ありがとうございました!



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