3月10日の日記 | あちこちダンス。

3月10日の日記

お疲れさまです音譜

今、自分は福井に仕事で来てます。


初めての土地なので、かなりワクワクしてますニコニコ福井はすごく落ち着いていていいところです合格
こういうところにいると、自分の気持ちの流れも穏やかになりますね得意げ



明日は3月11日。


東日本大震災があってから1年経ちました。


まだ1年か、って思うほど、この1年は長く感じました。でも、被災された方はもっと長い時間に感じたことだと思います。


仙台に行ったとき、仙台市内の被災地を見に行かせてもらいましたが、想像を超える現状に何も言えなかったと同時に、普段何の不自由もなく暮らしている自分が、その場に立って被災地を眺めているのが申し訳なくなったのを覚えています。


まだまだ途方もない量のがれきを運んでるトラックや、家があっただろう場所を途方もなく眺めてる方を見て、すごく胸が締め付けられました。



被災地は1年じゃ全く現状はよくなっていないだろうし、まだまだ、普段通りの生活を取り戻すには遠い道のりだと思います。


でも、TVを見ていて、現地の方々が笑って生活を取り戻そうとがんばっているのを見ると、励まさなきゃ行けない自分の方が逆に励まされてしまうほど、皆さんの活力に圧倒されます。



生きようとする力は限りない。



きっとその場では見せない苦労や苦悩があったと思うけど、そんな素振り一つも見せず、笑顔で前に向かっている姿。


それにいつも元気をもらってしまいます、逆に。



そして、今の自分にできる具体的な支援は続けて行くとともに、一番できる事は、



一生懸命、自分のことをやるってことなんだなと思います。


生きたかった方々、やりたい事があった方々、会いたい人がいた方々。



でも道半ばで果たせなかった方々のためにも、



自分の人生を全うする事。

それが、自分にすぐできる被災地へのエールなんじゃないかなと、毎日感じています。



そして、これからも続いて行く原発の問題からしっかり目をそらさない事も、絶対忘れてはいけない。




全てを、1年が経ちました、では締めくくってほしくないです。




何年経とうが、東北がまた元気な姿に戻るまでは、自分に出来る事をして、支えていきたいです。






余談になるんだけど、明日、1年という事で沢山の特集番組があると思うんだけど、感動を誘うように面白おかしく着色した番組はやってほしくないし、当時を蒸し返すような番組もやってほしくないと思う。



被災地のために、

現状を、ありのまま、

頑張っている方々の姿を、ありのまま、伝えてほしいと思います。