久しぶりに怖い話でもしてみます。


これは自分が中学の時に

同級生の女子から聞いた話です。

自分の住んでいた地元に

幽霊が出ると有名な

幽霊アパートと呼ばれている場所がありました。

そこは誰も住んでいなくて

荒れ果てたまま解体される事も無く

そのままの形で残されていました。

何度か解体しようと業者が入ったけど

解体工事をしようと入った業者の人が立て続けに
事故にあい
取り壊しが中途半端に止まった形になっているという話でした。

ある時

女子2人は家出をして行くあても無く

そのアパートに潜り込み

そのアパートの一室に泊まる事にしました。

部屋に入って2人で夜遅くまで話しをしていると

不意にA子がB子に言いました。

ねぇ

視線かんじない?

B子が頷く…

部屋入って来てから

ずっと感じてた…

A子が聞く…

どこから?

B子が指差す…

B子が指差す方を見ると

そこは

押入れでした。

A子が口を開く…

2人で確認しようよ!

せーので開けよう!

わかった!

せーの!!

ギャー!!!!

押入れを開けて

2人の目の前に居たのは…

小さな子供を抱えた女の人が押入れの中で…

目を見開き2人を見ながら座っていたそうです。

もちろんそれは…

生身の人ではありませんでした。