わたしは昨日の夜
半身浴して念入りにマッサージしてパックして
とびきり良い匂いのボディクリーム塗りこんで
今日着る服を色々考えたりしてから寝たの。
わたしはずっと縛られてる。
彼の言葉に未だに縛られてる。
わたしのことをたくさんたくさん知ろうとしてくれて
全部知った上で、好きだよ愛してるよって言ってくれた。
わたしが「別れようと思ってる」って言ったとき、
あの人は電話越しに声をあげて笑った。
それでいつもの調子で「だいすきだよ」って言った。
すごくすごくずるいと思った。
いままでの女は何だったんだろうって思えるくらいきみが好き、
だなんて言わないでほしかった。
わたしに注がれる愛情はこんなに軽いの?
俺以上にお前を愛せるやつなんていない、
って言葉に蝕まれて
わたしは一番わたしを愛してくれるのは、
あの人だって未だに信じてますよ。
ただ、会いたいかと言われたらNOだし
よりを戻したいかと言ったら否、だ。
過去が、わたしの未来の邪魔をしてる。
思い出に蝕まれてるだけ。
きみの人生の中で失われた最も価値あるもののうちの一つになりたいんだ。
ただ、それだけ。