昨日の朝イチ、ディーラーに電話した。対応が早くて素晴らしかった。車で20分くらいの距離だけど、サービスマンと営業マンがすぐに来た。
パソコンをアクアにつないで、電子データに異常がないかをチェックしたけど、異常なし。だけど、サービスマンはエンジンを始動したとき、多少の違和感を覚えたようだ。
うちらは、急減速が怖いから運転したくないと言ったら、一度オアズカリして調べてから連絡するということでサービスマンが乗って行った。
夕方に応急処置をしたので、持って来ると連絡を受けた。持って来て、サービスマンがオレにどういうことだったのか、説明をした。
要するに低速ばっかり運転してたから、プラグがカブッタということだ。応急処置としては、ちょっとエンジンをぶん回し、プラグの焼け具合をよくしてから、プラグの掃除をしたということだ。
モーターからエンジン駆動に切り替わるときに異常な振動が起こるのは、排ガスをもう一度シリンダーに入れて燃焼させる機能があるが、それがエンジンに大きな負担がかかってしまうからだろう、ということだった。
熱価の違うプラグに交換することが恒久的な対策なのだが、在庫がなく、入荷まで2週間ほどかかるから、それまで応急処置で勘弁してほしいということだった。
まー、構造上とか設計上とか、重大な欠陥とは言えないだろう。原因も、うちらはまったく高速道路は使わないし、低燃費走行に徹しているから、エンジンの温度が上がらずにカブッてうまく回らなくなったということなんだが・・・。まー、モトクロスやってても、ずっとノロノロ走ってるとカブッてしまうので、わからないことはないんだが・・・。
オレは、モトクロスはやるけど、町乗りのバイクは乗らない。免許も持ってない。一般道でバイクに乗ろうもんなら、オレの場合これでもかってほどアクセル全開で飛ばしたくなるのが目に見えてる。だけど、一般道は危険がいっぱいだ。一般道に比べればサーキットの方が遥かに安全だ。だから一般道ではバイクには乗らない。
だけど、車は乗らないわけにはいかない。一般道には最近流行りのニワカチャリ属がキメ込んでヨレヨレ走ってるし、ジジイババアのアリエナイデタラメ運転もあるし、工事してるところもあるし、渋滞もあるし、とにかく危険がいっぱいだ。
そんな危険いっぱいの一般道で、自分が意図しないところで、車の都合で勝手に急減速したらどうなるか?最悪オカマホラレル。
20年くらい前のこと、しどきで全開で走ってた。バイクが急にぶっ壊れて、リアがロックした。ハイサイド食らって、体は投げ出され、左肩を脱臼した。自分が意図しないところで、いきなり乗り物が調子悪くなると、どうにも対処できないものだ。
今回のアクアのカブリ、重大な欠陥とは言えないだろう。だけど、現象としては非常にヤバイんではないか?このせいで事故が起こったら、絶対にドライバーのせいではない。車のせいだ。高速道路を走らないからダメだとか、低燃費走行でエンジン温を上げてないからダメだとか、ドライバーのせいにはできない。
だからといって、こういうドライバーにはこのプラグみたいな対応も非現実的だ。すべてのドライバーに安全で快適な車を提供するのがメーカーの使命だろう。
トヨタのアクア、本当に素晴らしい技術が結集されている。今回のこの不具合は、ハイブリッドならではの不具合だ。新しい試みには、新しい課題が待ち受けているもんだ。ひとつの課題をクリアすれば、また次の課題が待っているもんだ。そうして技術はどんどん研ぎ澄まされていく。
トヨタの技術者さま、頑張ってください。応援してます。ハイブリッドの技術をもっともっと進化させてください。そして究極のハイブリッド車を世に出してください。
それで、ハイエースもハイブリッドにしてください。ハイエースの燃費は、8km/l。アクアに比べると泣ける。
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