陽子線治療後約三ヶ月半、最近の様子。 | 副鼻腔腺癌の診断から治療の記録

副鼻腔腺癌の診断から治療の記録

一転して下された診断から突如始まった治療の記録。
2023年4月末から6月初めにかけて28回の陽子線治療を受けました。
ここに至るまでいろいろあったけど、お世話になった全ての医院、病院、ドクターとスタッフさんには感謝の一言に尽きます。

2023年9月19日。

 

陽子線治療が終わってからだいたい3ヶ月半。

今月の最終週には陽子線センターでの治療後診察予約が入っている。

 

現在の状態はこんな感じ。

 

1) 鼻の中。

先月のコロナ感染以来、なんとなくまだ鼻水が多いような気もするが、気のせいとも言える程度。

鼻毛は無事生えたまま定着してくれたようで、一見なんの問題も無いようだが、左右差は残っている。

照射した左側の鼻毛は、少なくは無いが、やや短い。

鼻洗浄は夜1回。

カスの生産はほぼ無しと言ってもいいくらいなので、鼻洗浄したとて取れ高は低いが、これもコロナ感染以降ずっと不快感があるため、鼻洗浄は続けている。

 

2) 顔面。

もう肌の赤みは無い。

じーーっと見ても、絶対に分からないだろう。

日焼け止めも使っているし、化粧も最低限しているが、クレンジングも含め負担に感じることは無くなった。

ただ、鼻周辺をモニョモニョと動かすと、まだ皮下組織に筋肉痛のような薄い痛みを感じることがある。

長時間顔を動かさずにいたあとにモニョモニョすると、痛い。

しばらくモニョモニョ続けると、痛く無くなる。

 

3) 鼻の表面の毛。

陽子線治療後、赤くなった肌が少しずつ治まってくると同時に今度は鼻の毛穴が盛大に開き、そこから黒い毛が生えてきた件。

細い髪の毛くらいのサイズと色だったため、鼻周辺がうっすら陰るくらいの発毛で困っていた。

あれから剃ったりごまかしたりしていたが、ここ2週間ほどであろうか、急に姿を消し始めた。

まだ残っていると言えば残っているが、数えられる程度だし、剃るほどでも無い。

鼻をなでるとまんべんなく毛を感じることは出来るので、無色化しているのか?

 

4) 目。

視力に影響が出ない程度の線量に抑えた治療だったが、涙腺等には影響が出るかもと伝えられていた。

治療直後は若干ドライアイか?とも思ったが、コンタクトレンズも問題無く使用。

しかし、最近になって朝の目やにが増えた気がする。

 

5) その他。

頭髪は変わらず。

口腔内変化無し。

 

 

今のところ、晩期障害のカテゴリーに入るような症状は出ていない。