【今日の語法】refer to | のんびり、ゆっくり英文法

のんびり、ゆっくり英文法

英文法はおもしろい!

Refer to the dictionary.

「辞書を参照しなさい。」

 

refer to

~を参照する

~に言及する

 

referは「参照する/言及する」という意味の場合は自動詞なので、後ろにtoを伴う形で用いられます。

だから、例えば「そのことにはすでに言及しました。」と言いたければ…

I've already referred to it. (〇)

となり、

I've already referred it. (×)

のように、toを補わないとreferは他動詞となるので、誤った使い方をしてしまったということになります。

 

下のような形もありますよ。

refer to A as B

AをBと称する

They referred to the Japanese as "economic animals".

「彼らは日本人のことを“エコノミックアニマル”と呼んだ。」
 

どうですか、覚えられそうですか?

 

「まぁとにかく、refer は後ろにtoを補うから、refer toと覚えておけばいいよね。それなら簡単だ!」

…ってならないから嫌ですよね😅

 

最初に言ったことをもう一度思い出してください。

『referは「参照する/言及する」という意味の場合は自動詞なので、後ろにtoを伴う形で用いられます。』

つまり、「参照する/言及する」とは違う意味の時は違うってことですね😅

 

refer A to B

AをBに委ねる

AをBに委託する

AをBに差し向ける

We will refer the matter to a committee's decision.

「我々はその問題を委員会の決定に委ねます。」

 

これは、referを他動詞として扱っています。

 

覚えることが一つならいいのに、面倒くさいですね😅

でも、“のんびり、ゆっくり”やっていきましょう。

「暗記、暗記、…」という方向に進まないほうがいいですよ。

理解」するってホント大切です。

遠回りのように見えて、実は近道だったということってあると思うんですけど、英語学習を進めていく途中に「理解」は必要です。

ただ単に「暗記」に走ってしまうと応用がきかない場面が必ず出てきます。

 

でも何よりも「理解」したほうがいいというのは、その方が英文法がおもしろくなっていくからです😊


楽しく英文法の「理解」に努めていきましょうね。

 

ではまた。