こんにちは、きーまです
春は芽吹きの季節
そして、暖かな気温に誘われて、
柔らかな新芽に群がる害虫の季節
3月の庭は、植栽の著しい成長を見るのが毎日楽しいと同時に、
害虫駆逐に忙しい日々でした。
はじめに異変を見つけたのは、玄関脇のギンバイカ。
植えた直後のギンバイカ
胡椒のような実を着けるハーブです。
子供の頃以来の地上の庭なので、
虫に遭遇することは覚悟をしていましたが・・・
最初に見つけたのは3月中旬でした。
(注:ここから虫画像あります)
もっとブチブチと高密度でついているところは
私が耐えられず撮影前に駆逐してしまいました・・・
枝についた丸く赤茶色のもの。
はじめは木の節かなと思ったのですが、
葉にも同じ形のポツポツが。
そこでもしやと思い出したのが、
ネットで予習していたカイガラムシでした。
アブラムシに次ぐメジャーな虫だそうで、
酷い場合は枝がこいつでびっしりと覆われてしまうとか
検索すると恐ろしい集合体がたくさん見られますよ・・・
春になると卵から孵って枝や葉に張り付き、
長いストローを刺してちゅーちゅー吸って生涯暮らすんだそう。
更に特徴的なことがいくつかあって、
ひとつはカイガラという名前通り、
成虫は硬くてつるつるの殻に守られていて、
薬剤が浸透しにくいこと。
もうひとつは、一度木に張り付いた後は
脚が退化してなくなり、動けなくなるということ。
(カイガラムシは多くの種類がいるので、
その中には柔らかいものや移動できるものも含まれるそうです)
その特徴から、推奨されている対処方法は、
ブラシや手袋で、直にこそぎ落とす
ネットで害虫対策のページ見ると、
「もっとも簡単なのは・・・」って書いてあるけど、
虫が嫌いな人には至近距離で張り付いた虫を剥がすとか
結構ハードル高くないですかね
?
オルトランやベニカなど、薬剤の用意はしてあったので
すぐにでも撒くことができるのですが、
大きく育った成虫にどこまで効くのか。
何より、目の前で
全身をドリンクバーにされている
ギンバイカさんが痛々しい!!
見るに堪えないので、意を決してこそぎ落としにかかりました。
使い古した歯ブラシなどで拭って袋に集めていけばいいと
書いてあるものの・・・
擦ったところで
びくともしないんですが
脚が退化したタイプは動けない分、
絶対に落ちるまいと、かなり強力に張り付いているようです。
枝を傷つけないよう気をつけながら、
剪定ばさみの刃を枝と虫の間に割り込ませるようにしながら
取り外していきました。
それでも結構な力で張り付いていました・・・
カイガラムシが集中しているところは枝ごと切り落とし、
葉についているところも取りました。
ついでに風通しの悪そうな所や
虫が隠れられる陰をつくらぬよう、
がっつり剪定しました。
そして仕上げに薬剤。
オルトランを根元に撒き撒き。
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成分を根から取り入れ、樹液を吸った害虫を退治します。
地上部にはベニカをスプレー。
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今後の予防のために、
周囲の植物にもぶしゅぶしゅかけました。
どれが効果的だったかは分かりませんが、
2日間ほどかけて99%のカイガラムシを取り除いてからは、
今のところ集団繁殖は見られません。
それでも毎朝枝を観察することが日課にしていると、
その都度ちいさいのが1,2匹見つかるので、
最近は素手のまま、
爪の甲でぽろっと剥がして終了
初日から考えれば、えらい雑な対処になったもんですw
毎日見ていれば慣れるということと、もうひとつ。
私、虫ってクモとかゲジゲジとか、
脚がガチャガチャしながら無尽蔵に這い回る様が
すんごい苦手なんですけど・・・
コイツ、脚無いじゃないですか
んでもって、木から無理やり剥がすと
刺している口のストローがちぎれる為、
二度と樹液吸えない→地面に落とせば這い上がることも無く死に絶えるのみ
虫は虫でも、動けないと分かれば
私の敵ではなかったのでした。
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