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キーリー聡美です。 
 
日々の生活の中で実践できる「幸せな生き方」「年齢を気にせず自分らしい人生を楽しむ方法」について書いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、私の住んでいるイギリスの町で行われた黒人差別抗議のデモンストレーションに参加してきました。

 

 

 

日本では、全面的に報道されてないかもしれませんが、全米では"Black Lives Matter"というスローガンで暴動やデモの嵐が吹き荒れています。

 

 

"Black Lives Matter“のムーブメントは黒人人口の多い世界各国まで拡散されており、ロンドンでも真っ先にデモが起こりました。

 

 

 

イギリス北部では、マンチェスターには1万6千人もの人々がデモに集まり、私が住んでいる小さな町でさえデモが起こりました。

 

 

 

ただ、イギリス人はアメリカ人よりも、行儀が良い(?)人が多いのか、昨日私が参加したデモでも暴動や略奪などは起こらず、それほどたくさんの警察がいたわけではありませんでした。





 


この黒人暴動の元となったのは、先月ミネアポリス州で、黒人男性が警察官に殺害されてしまった事件が元になっています。

 

 

8分強の間、この男性は手錠をかけられ、首を警察官の膝で押さえつけられ、手錠もかかっていて、足や下半身は他の警察官に押さえつけられ、地べたで身動きできない状態で、窒息死したのでした。

 

 

 

男性は、「息が出来ない!」と必死で叫ぶものの、警察は彼が息絶えるまで容赦無くそのままにしておいたのでした。

 

 

 

このシーンを見た通りがかりの人たちも、男性が叫ぶ声を聞き、警察に止めるように言ったにもかかわらず。

 

 

 

そして、その場にいた一部始終を動画撮影していた10代の女性が、それをSNSに投稿した途端、一気に拡散され全米の黒人たちを憤慨させたのでした。

 

 

 

昨日参加したデモには、小さな町だというのに、最低1000人はいたと思います。

 

 

そして、特徴的だったのは、白人も多くいたのですが、若い子が圧倒的に多かった事。

 

 

東洋系のアジア人は、どこを見渡しても私だけだったというのが、何だか寂しかったですね。

 

 

ベトナム人や、中国人等、東洋人はたくさん町に住んでいるのに、なぜ他に全然いないんだろう?と不思議でした。

 

 

また、ムスリム系の人たちの姿も全くみられませんでした。

 

 

 

参加者は、黒人か白人。

 

 

白人でも、年配の人や、40歳以上の年齢の人たちはとても少なかったですが、若い白人イギリス人も一緒になって

 

「Black Lives Matter! 」

 

「No Justice! No Peace!」

 

 

と叫んでいるのを見て、これは将来人種差別が少なくなり、いろんな人種の人たちが平和に仲良く暮らしていける社会になるのでは?

 

 

という希望が見えました。

 





動画、途中で横になってしまいましたが、デモ団体が広場に行く様子が見れます。



I can’t breathe! 息が出来ない

と叫んでいる声も聞こえます。



 

ただし、欧米社会では、有色人種同士の差別があったりするんですね。

 

 

黒人とアジア人が仲が悪かったり…

 

 

差別問題は根強く続くのかもしれませんが、このデモに参加して「私は絶対に人種差別しない人になりたい」という気持ちがさらに強くなりました。

 

 

 

 

あまり、日本人には、人種差別からくるデモや暴動は馴染みがないと思います。

 

 

暴動といえば、同じアメリカのロサンジェルスで92年に起こった暴動も私は間近で経験しました。

 

 

92年の暴動時よりも、今起こっている暴動は、世界各地に広がっていますので規模が大きいです。

 

 

 

 

この事件については、こちらの記事で詳しく書かれていますので、もし興味のある方は読まれてみてください。