昨日はゆっくり楽しんで。今日から文型に入ります。2つやるべし。

まず文型の各要素名を下記に表します。
①S (Subject)主語  ②V (Verb)動詞  ③C (Complement)補語 ④O (Object)目的語
その他:M (Modifier)修飾語

英語は基本的には、真っ先にSV「誰が・・・何々をした」ときます。
はっきりとしてるよね。日本語なんか主語省略しまくり。責任の所在があいまいです。
文章の中でこのSVを探す作業は、
英文を読んだり、聞いたりする上での自然な動作となっている気がします。

そして、SVを見つけた後。
そのV(動詞)によって文型が大きく左右されるのです。
英文において動詞の役割はとても大きいなぁと実感します。

それでは、[第一文型]SV
  He slept on the floor last night. (彼は昨晩床で寝ました)

この文はまずHe / slept [SV]とまではいいよね。
で、前回と同じ、「何をだー」と叫ばないでいいよね。=自動詞です。
[第一文型]の動詞は自動詞です

だからそれで、一応文は成立している訳です。後はおまけ。
  He / slept (on the floor) (last night). [SV(M)(M)]

POINT 01! 前置詞+名詞
 前置詞+名詞は主に副詞(たまに形容詞)の働きをします
 文の要素(S, V, O, C)にはなりません。→修飾語Mとして処理します。
 ( )でくくっておまけの感じを出しましょう。

また「last night(昨晩)→寝た」と動詞を説明しているので、副詞になるよね。(前回参照)

POINT 02! 副詞
 副詞も同じく文の要素(S, V, O, C)にはなりません。→修飾語Mとして考えます
 これもまた、( )でくくってしまいます。
* 文章中のwhere? when?の答えは副詞になることが多いよ。
ex) last nightはwhere?(いつ?)の答えだよね。
 
次に[第二文型]SVC
  He is a baseball player. (彼は野球選手です。)

He / is [SV]まではいいかな。
 その後のa baseball playerは「前置詞+名詞」でも「副詞」でもないよね。(名詞です)
 なので、そこで考えることはS=a baseball playerかを考えます。
 「S= 」が成り立つなら→C補語になります

POINT 03! 補語
  C(補語)は、[第二文型]では主語の補足説明をする役割を持っています。 
  名詞を説明するから、補語は「名詞/代名詞」そのものか「形容詞」しかなれません

POINT 04! be動詞
  be動詞は実態がつかめない「~である」?とかね
  そんなときは、be動詞は「=(イコール)の役割」と覚えよう
  上の文ではHe = a baseball playerでいいよね。

もう一つ例文。
  She seemed very nice. (彼女はいい人に見えた。)
  She / seemed / very nice. [SVC]
  She = very niceが成り立つよね。だからSVC。
でもここでbe動詞を使ってないのは、
  She is(=) very niceではなかったんだね。「見えた」だけで実際は違ったんだ。

POINT 04! 第二文型をとる動詞
  第二文型をとる一番基本的は動詞はbe動詞。でも世の中「=」で表せないことばかり。
  be動詞の意味を広げた動詞たちが、他に第二文型をとる動詞になります。例えば、
  seem(~に見える)、become(~になる)、turn(変化して~になる)
  remain(~のままである)、taste(~の味がする) など。

上の文の動詞に代わりに入れてみると感じが分かるよ! 次回は、SVOから始めるよん。