8/25(月)子宮体がんの確定診断を受け


子宮摘出の意思をかため、帰宅しました。


ここまで、まだ誰にも話せていません。


家族にも言えないままの1人で悩む日々。


しかし、メンタル的に限界がきていました。


その日はちょうと、看護師の妹が


夜勤明けで午前中から自宅に帰ってきていました。


「大事な話がある。聞いて。」


私の部屋まできてもらいました。


「私、子宮体がんだった。


さっき病院に行ってきて、子宮取ろうと思う。」



ワンワン泣きながら妹に伝えました。



「ねえ、本当に子宮取らないといけないの?


セカンドオピニオンは?ホルモン治療だってあるんなら


試してみたらいいんじゃないの?ホルモン治療がダメだったら


子宮取ること考えてもおそくなんじゃないの?


別の病院にも行ってみようよ。


子宮取ったら子供産めなくなるんだよ。」



妹の言葉で我に返りました。


私は気が動転しすぎて、冷静に考えられなくなっていました。


大切な自分の体の一部をこんなに簡単に取ろうなんて。


闘わないで負けるも同然の試合に挑もうとしていたのか?



「そうだね。そうだよね。ホルモン治療がもしも効いてくれたなら


子宮を取らなくてもいいかもしれないし。


とりあえず明日、病院に行ってうちの院長に聞いてみる。」



そう、病院で勤務している私には


意見をくださる医師がたくさんいるのでした。


ただ、産婦人科が専門の医師ではなかったのですが。



妹は私を正気に戻してくれました。


さすが看護師!!!


ただ、ボロボロに泣いていた私を見て


「あんたって、泣くとホントにブサイクだよね・・・」


妹らしいこの一言。


これで笑って次に進む勇気を得たのでした。