家のミシンがこわれちゃったので、
実家に帰り、母親のミシンで雑巾を縫っていた。
3歳ちょっとの姪っ子さーちゃんが、興味深げに寄ってきた。
「これなーに?」
姪っ子はミシンを見るのが初めて。
私のミシン縫いを隣でじっと見ていたので、
「こうやってこうすると、こうなるんだよ~。」と
一つ一つ説明をしてあげたら、
足元のペダルを踏みたいと言い出した。
私は、姪っ子には、興味を持ったもの何でもやらせてみよう派なので
(たぶん自分の子を持ってもそうなんだろうな)
新人ちゃんに仕事を教えるかの如く、
(姪っ子は理解しているのかしていないのかは分からないが、
結果からして、たぶん言っている事は理解していると思う)
こうしたらこうなってこうなる、と伝える。
今回はミシンのペダルなので、
「強く踏むと早くなる、弱く踏むと遅くなるんだよ」だけ教え、
お菓子の大きな缶でペダルの高さを調整し、
私のお股の間に姪っ子を座らせ、私はおっさんのように大股を広げ、
ちょっと危ないかな~なんて思いながらも
姪っ子にペダル操作をすべて委ねた。
そうしたらすぐに、早い遅い、を覚えた。
この子、すごいと思った。
なので、次の段階へ。
「はじめはゆっくりで、だんだん早くして行ってね」と3歳児に注文をつける。
そうすると、やってくれましたね~。
微妙な早さ加減はまだ無理ですが、
出だしは慎重に、で、私が「早くして~」というとスピードアップさせる。
ちょっと天才かも!と思った時に、私の母親が登場。
「さーちゃんすごいかも。すぐにペダルの操作マスターしちゃったよ!」
と私が言ったところ、
「わかった!」とひらめいたように母。
部屋の隅に置いてある電動の大きなおもちゃのバイクを見て言った。
「あのバイク、足元のペダルで速さが変わるのよ。」
なーんだー、もう既に身についていたんだ、足元の感覚!
どおりでー。
おもちゃのバイクで遊んでいたことが、
ミシン縫いの操作につながっちゃうなんてー、大人じゃ考えられない~。
あ~、いろんなことをたくさん吸収して経験していく子供に驚かされて、
何ともいえない嬉しいような喜ばしいような感覚に一瞬にして
包まれてしまった~
たまらん~
きーちゃん、お年玉はたくさんあげられないけど、
色んな事たくさん教えてあげるからね~、と誓った実家での出来事でした。