伝えることの難しさ、受け取ることの戸惑い | 歩くって素晴らしいを語り尽くすblog

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ウォーキングスペシャリスト 吉川恵一

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広尾を拠点に活動している、ウォーキングスペシャリスト&ウォーキング哲学者の吉川恵一です。

 

今回も、私の記事に興味を持っていただきまして、ありがとうございます!

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明鏡止水のような水面に水滴が落ちて…

 

水飛沫が立ち…

 

波紋がひろがる…

 

とても情緒豊かな自然の姿です。

 

 

この一連の現象は、当然のことながら変えることのできない普遍的な『自然連鎖』です。

 

例えば、水滴が落ちなければ、水飛沫も波紋もひろがらないですし、もし起きたとしたら、超常現象のように摩訶不思議なことでしょう。

 

でも…

 

巷で多く見受けられる歩きの情報には、こんな摩訶不思議とも思えてしまうことが、なんて多いことか…

 

背筋を伸ばす

 

膝を伸ばして大股で歩く

 

お腹は引っ込める

 

お尻に力を入れる

 

かかとから着地するように

 

腕は曲げて大きく振る

 

云々…

 

これは、一枚のイラストの中で、歩いている様の人間を包み込むように書いてある文言の数々。

 

 

いったい、どこからどの順序で意識すればいいものなのでしょうか。

 

人間の頭脳が、いくらマルチタスクで機能できるとしても、一歩約一秒の時間の中で、これだけのことを一気にしっかりとコントロールできますか?

 

大自然界に、動物界に、普遍的に存在する『自然連鎖』は、どこにあるの?

 

 

『歩く』ということは、本来、潜在性と自動性に富んだ、動物としての基本的な運動です。

 

赤ちゃんの時に、誰にも教わらずに自然に立てて歩み始められる、潜在性。

 

寝ぼけていても、酔っぱらっていても、他のことを考えていても、とりあえずなんとか全身でバランスをとって歩けている、自動性。

 

このように、動物としての人間が、元々備えている感覚に配慮してあげないと、動きの本質に気付くチャンスを遅らせ、形だけの『形骸化歩き』になってしまいかねません。

 

 

だからこそ、お伝えさせていただく役割を担った者として、一歩踏み出した時の結果現象を掻い摘んで並べ立てるのではなく、冒頭文の自然連鎖のような普遍的な繋がりをしっかり見据えたうえでの、『歩く』という基本運動の本質をお伝えしたい…

 

そう思い続けて、日々こだわり続けています。

 

情報を受け取っていただく方々を戸惑わせないように、誤解が誤認となって、誤った癖がつかないように…

 

 

『次の世代に何を見せて、何を伝えていくの?』

 

私の生涯かけてのライフテーマです。

 

歩きにおける、水面に落ちる一滴の水の正体とはなんなのか…

 

そこからどんな波紋がひろがっていくのか…

 

ぜひその正体を一緒に探ってみませんか?

 

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広尾を拠点に活動しているウォーキングスペシャリストです。

 

他にも…

 

リラクゼーション

シェイプアップ

ビルドアップ

パフォーマンスアップ

コンテストなどの振り付け

 

などのパーソナルトレーニングも承っております。

体験レッスンからぜひお試しください。

 

[連絡先]

keeii14339@gmail.com

(基本的に24時間以内にお返事いたします)

 

[活動拠点]

シライシダンススタジオ 広尾

http://shiraishidance.com/

 

 

[私のヒストリーインタビュー記事]

http://natural-city.com/archives/1645

 

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