震災後、いくつかの東電福島原発事故について書いてきたが
正直、この事故が起きるまでは特に原発について
これといった興味・関心は持っていなかった。
しかし、今回の事故をきっかけに福島県民はもとより
東北・関東・北陸の広い範囲に放射線の影響が及ぶのを知り
いろいろ調べた結果、これほど危険なものが地震国日本各地に
54機も存在する事を始めて憂いた。
昨日も参議院行政監視委員会が開かれ参考人として出席した
京大原子力実験所の小出助教が発言した内容に改めて驚いた。
氏曰く事故後(日は定かに記憶していないが)
東京で計測した放射線量は20μSvt/hだったらしく
これの意味するところはその時東京を歩いていた人は
空気を吸う事で1時間に20μSvtの内部被曝をしていたということ。
東電も安全委員・保安院・政府もこれまで一切内部被曝としての
線量発表をしていないと同会議に同じく参考人として出席した孫さんも
話されていた。
また小出氏はきちんと法律に則った事故の対策を講じた場合
福島県全体が避難地域、つまり人の立ち入りが禁止されるはずだと指摘した。
故郷を捨てる住民がいるとも思えず現実的では無いであろうとも仰っていたが。
【同委員会の映像】
その1
http://bit.ly/mM71rn

その2
http://bit.ly/jN9J9X


原発について調べている中で見つけた自分的に新たな情報が
高速増殖炉「もんじゅ」や「常陽」の事故の詳細である。
これについては前に記載した記憶があるので内容は略すが
本日からもんじゅの事故で落下した3.3tもある燃料棒の交換装置を
引き抜く作業がまさに「こんな時」に開始されたとのこと。
以下に毎日新聞福井版の記事を転載する。

【もんじゅ:落下した装置 引き抜き作業開始】
日本原子力研究開発機構は24日、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で昨年8月に原子炉容器内に落として変形した炉内中継装置(長さ約12メートル、直径46センチ、重さ3.3トン)を、同容器の上ぶたの一部ごと外して引き抜く作業を始めた。

同装置は筒形で中が空洞になっている。作業に伴い空洞から同容器内に工具や部品などが落下するのを防ぐため、空洞の上部にふたをかぶせる作業を始めた。同容器内のナトリウムと反応しないよう、空気の流入を防ぎながら慎重に機材を据え付けるため、同装置を引き抜くのは6月中旬になる見込み。【柳楽未来】

毎日新聞 2011年5月24日 11時49分(最終更新 5月24日 12時40分)

上記のとおり、実際の引き抜き作業自体は6月中旬になる見込みのようだが
本当に上手くいく事を祈る事しか僕らにはできない。
前に書いたかもしれないがもんじゅのタイプの高速増殖炉は冷却には
水ではなくナトリウムを使用している。
ナトリウムは空気に触れると爆発を起こし、水に触れると火災を起こす
という代物である。
しかも燃料はプルトニウムで原爆の材料でもある。
もちろん爆弾ではないので兵器のような爆発はしないであろうが
最悪の事態としては福島3号炉でも起きたと思われる
核爆発を起こす可能性はある。
そこまでいかなくても、例えば見かけ上福島の事故程度の事が起きてしまえば
その燃料の性質上、放射能汚染は北半球全体に広がる恐れがあるそうだ。

逆に「常陽」も部品が落下しているがこちらは小さくて見つからないとか
取りだせないとか・・・?

はぁ、、、こえぇーーー!!!



ペタしてね