お久しぶりです。
1ヶ月以上も更新を空けてしまい申し訳ございません。

震災より1ヶ月以上経ち、前回のブログにて「負けないぜ俺たちニッポンは!」などと威勢良くしていたのですが、連日の新聞やニュースを見ていると心が折れかけていました。
全く見ず知らずの方々といえども、その心情を察すると言葉に出来なく、ただ「ガンバレ」と思っても、自分たちはスイッチを入れれば電気が点り、蛇口を捻れば水が出て、寒ければストーブを点けて、夜は暖かい布団の中で眠る・・・・。そんな中でガンバレっていったところで偽善的で同情しかないように思えて何も行動をする気持ちにはならずにおりました。

今回の震災、原発の問題や被災者の今後の生活支援など思うと、まだまだ復興には程遠く、今なお震災中かも知れませんが、これを機会に世の中すべてを考え直す機会なのかも知れませんね。
某都知事が言ったとされるように、まさしくこれは日本人、果ては人類に対する「天罰」なのかも知れません。


そんな中ですが、嬉しいこともありました。

福島のいわき市にお住まいのいつもご贔屓いただいている方がいらっしゃるんですが、震災後の安否がずっと気になりグーグルのPerson Finderや福島県の安否情報などを連日チェックしてはみたものの全く情報が掴めないでおりましたが、先週パンツの裾上げをご依頼承りました。
もうメールが届いた日の朝なんか思わず大声で一人大騒ぎをしてました。

それと、嬉しついでに、先週、昨年末まで12年以上も一緒に頑張ってくれたスタッフに元気な赤ちゃんが誕生しました。
予定日より半月早かったけど、2,862gの元気な女の子です。
これから子育てで大変だろうけど、それも後々いい思い出になるから苦労しなさいね。西クン!

あぁぁ嬉しいといえば、ブログをやっていて良かったと思えるようなことがありました。
ブログはこのブログ前には子供服販売の時にもやっていたのですけど、ブログを見て今から30年近く前に振られた大好きだった人からメールを頂きました。(笑)
いやぁ、もうね。なんだろう・・・。多分生涯で一番好きだったし、恐らくこれから残り少ない人生(笑)でもあんなに人を好きになることはないだろうと思う人だったので、嬉しかったなぁぁ。。。






と、そんな真面目なのか不真面目なのか分からないこの1ヶ月でしたが、例年なら春の到来と共に忙しくなるのですけど今年は天候も悪く、マインド的にも落ちているためか、やはり少しヒマでした。
特に当店は地元の方々よりも北海道外の方が半数以上占めているので大幅な売上ダウンとなってます。
まぁこれは仕方ないですからね。。。


で、ブログ用に何かと思ったのですけど、最近のリペアではドゥニームのリペアが増えているのでドゥニームのリペアをご紹介しようと思います。
このブランド、以前は各店でリペアを受け付けていたけど、ブランドの売却や店舗の閉鎖で以前のようなリペアサービスが無くなってしまったのが要因だと思います。




$秘密結社 ARTIZM JAPAN



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ボタンホール(トップ)


ジャストサイズで穿き、最近少しきつくなったらしくベルト部分のボタンホールがかなり無理が掛かり広がってしまってました。特にレプリカ系の中でもこのブランドのホールは弱いと言われてますからね。。


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股下インシーム


インシームも擦れてしまってステッチ糸も地縫いの糸も切れてしまっていたので、こういったときは一度解いてからリペアしたほうがスッキリとして良いです。
もう一本、同時に持ち込まれていた同ブランドのジーンズも同じように破れていたようですが、こちらは以前ドゥニームでリペアをしたそうです。

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解かずにリペアをするとこのようになります。
股下で、誰もこんなところをジックリと見る人もいないので、これでも構わないっちゃ構わないのですけど、解かずにリペアすると縫代部分が硬くなってしまい履き心地が悪くなっちゃうんですよね。





で、ここからリペア後。

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これが解いてリペアした出来上がり。解いたので縫代の潰れもなく硬くもなっていませんので履き心地は悪くないと思います。お尻部分も破れていませんでしたが、薄くなっていたので補強しましたのでこれでしばらくは穿けるでしょう。
入れ直したステッチはもちろん綿糸で地縫いなどチェーンステッチで仕上げてます。


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トップのボタンホールは一度リペアで埋めきってから新たにホールの入れ直し。
糸は綿糸でも構わないのですが、綿糸だと今後また切れてしまうのでポリエステルスパン糸を使うようにしてます。

フライ内のホールもよく切れてしまうことも多いですが、フライ内のホールの修理はこのようには仕上げるには一度フライを完全にばらしてからでないと作業が出来ないのでコスト高になります。
フライ内は見えない部分ですので、ミシンだけで修理をされると500円程度で済みます。


今回のリペア代は股下4,200円にホールが1,575円。
ドゥニーム直営のサービスだったらもう少し安いのかも知れませんが、ぜひお近くのドゥニームが閉店してしまってお困りの方はご連絡お待ちしてます・・・。


せば、また。。
このたび東北地方太平洋地震の被災に見舞われた方々、心よりにお見舞い申し上げます。

また、この地震によって已む無く計画停電されている関東・東北地方の皆さま、我々何も出来ない地方の者として感謝いたします。

ありがとうございまいます。

今回の震災で私個人の知人友人で被災にあった方はいませんが、当店をいつもご利用いただいている方々で数名、いらっしゃるようです。
毎日TVや新聞等で気を掛けてチェックをして、いまだ未確認ではございますが、いつの日かまた無理難題なご依頼が来る日を信じております。


このような大変なニッポンですが、いつまでも私たちも下を向いていたら「復興」なんてこの先ありません。涙が流れないように上を向いて歩くのもまた「支援」のひとつとと考えます。


ガンバレ!東北!! 負けないぜ!俺たちニッポンは!





そんな中「平常」を保つために今日はジャケットの袖のご紹介。


最近のセレクト系ブランドの中のジャケットは袖丈を調整出来るように、あえて袖口の処理をしないものも増えてきました。
そのため当店にもそういったジャケットのご依頼も増えて来ました。
直す立場からいうと完成してしまった袖を直すより楽ですけど、今まで既製のサイズで間に合っていた方には面倒かも知れませんね。



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ユナイテッドアローズの「ASAIA」イタリア製のジャケットですが、袖口のボタンホールをちょっとひねって片袖4個のうち袖先側の1個だけブランドカラーである赤でホールを開けました。
ホールは専用のミシンで開けてますが、ミシンホールだとハード過ぎると思う方はハンドステッチで仕上げることも出来ます。


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もちろんキッチリと額縁処理をして、ボタンはちょっとだけ重なり合うキスボタン。
本開きの袖口はこうして1個だけ外して着るのが「大人の粋」です。


こうして、ちょっとした手を加えることで自分だけの「オリジナル」になると思うので、ぜひ皆さまもこういったご注文ください。


では、また。
水戸の日。砂糖の日。ミントの日。サボテンの日。。
本日は3月10日。

さて、現在の店舗は北大近くにあるので北大生からのご依頼も多いです。
そんな中、今日はちょっと変わった袖丈上げ。

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じゃ~~ん!The柔道着。
柔道着なんか触ったのも高校生以来かも。。

身長の高い方で着丈に合わせたら袖丈が長すぎみたいで、長すぎると試合に不利らしい・・・。
近くのリフォーム店に相談したら生地が厚すぎて縫えないと断られたらしく、当店に持ち込まれましたが、厚い生地ならデニムで慣れているので問題ナッシング!

ファッション衣料以外だと、こういった道着のほかファイターズのレプリカユニとかのサイズ直しとかのご依頼も結構多いです。レプリカってSサイズでも大きいし、基本インして着るから着丈がどうしても長いからね・・・。
自分も昔、今は亡きO笠原(笑)のユニフォームの着丈上げしたっけな・・・。(FAしてすぐに捨てたけど。)



そんなわけで、ファッション衣料だけでなく、こういったスポーツウェアなどもサイズでお困りの方はご相談下さい。(水着はちょっと無理かも知れませんが・・・。)


ではまた。