箱根駅伝2020 予想と結果 | S blog  -えすぶろ-

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1/3結果追記


※以下は2019/12/22に書いた予想です。

この公式ガイドブックも参考にしつつ、2020年の箱根予想をしてみたいと思います。そして1/3に結果も追記する予定です。


今回は正に「戦国」駅伝なので予想が本当に難しい‼️

そんな中、私が注目しているのは、東海・駒大・國學院・青学・東国大・東洋・帝京の7校です。

まず各校のエントリー選手のハーフ持ちタイム上位10名の合計を出してみました。

 

ハーフ10名で211km、箱根は217km、一番あてになる数字。それにしても、東海と駒大はズバ抜けてますね・・・速っ!

そして上位4校までが平均でも3'00/km切りという超ハイレベル!!箱根って本当に凄いレースですね!

 東国大までが全出場校中トップの6チームなのですが、なんと東洋は13位。。。1万mでも13位なので本当に今期は苦しい!


東海・駒大・帝京の上位3校の詳細は下表の通りです。


東海はエース關がいなくてもこれだけの充実ぶりです。しかも昨年山登り5区区間新で2位の西田もエントリーされていますが10位以内に入れないほどの選手層の厚さ!


駒大も今期は本当に強い、トップ10以外に全日本大学駅伝7区17.6kmで区間賞を取っているスーパールーキー田澤もいます!おそらく箱根でも大活躍するでしょう。


そして今期の帝京はハーフ持ちタイム3位です。全日本大学駅伝は8位でしたが箱根では更に上位を狙えそうです。後は昨年大苦戦した5区山登りをどう克服するかにかかっていますね。公式ガイドブックの全エントリー選手紹介を読むと4年平田=ハーフ1:03:47と1年新井=ハーフ1:03:30の2名が5区を希望していて期待できます。


続いて青学・國學院・東国大・東洋の詳細は以下の通りです。

青学、今年はやや戦力不足か?そして東洋は大エース相澤はいますが今回は本当に苦戦しそう・・・西山は復調するのか?


そして最もタイム差が出る山登り5区の昨年の各校のタイムは以下の通りです。

昨年区間新を出した浦野と西田が今年もエントリーされた國學院と東海は往路優勝も狙えますね。

駒大・東洋も善戦した選手が今年もエントリーされていて、とりあえずは大ゴケの心配は無さそうで安心です。

一方、青学・帝京・東国大は5区の結果次第で大きく順位が変わってしまいそう・・・誰が5区にエントリーされて、どんな結果を出すのか?一番気になるところです。箱根公式ガイドブックによると・・・青学は5区の希望者無し・・・帝京は先に書いた通り2名希望、東国大は、なんとムセンビが希望!でもキベットを1区起用の場合、誰が5区を走るのか?

という事で、今年の全日本大学駅伝の結果、1位東海・2位青学・3位駒大・4位東国大・5位東洋・6位早稲田・7位國學院・8位帝京、これも踏まえて私の予想は、

優勝・東海 連覇達成!

準優勝・駒大 僅差で惜しくも準優勝

少し差が開いて

3位・國學院 5区浦野の2年連続区間新更新と往路優勝に期待!

4位・帝京

5位・青学

6位・東国大

7位・東洋

 

とにかくエントリーされた選手の皆さんには、当日万全のコンディションでレースに臨んでもらいたいです。今からワクワク!


2020/01/02追記

 ●往路結果

優勝青学5:21:16往路新

2位國學院5:22:49往路新

3位東国大5:24:33往路新

4位東海5:24:38往路新

5位明大・6位帝京・7位創価・8位駒大

青学往路記録を5分以上更新の快挙達成❗以下4位までが往路新記録達成という超ハイペース・ハイレベルなレースでした‼️

私の1位予想東海は青学と3分22秒差、2位予想の駒大にいたってはまさかの6分25秒差。。。原監督、ごめんなさいという感じです(笑)

当然、個人記録も凄まじい❗1区以外全て区間新が出ました❗


あまりに凄すぎるタイム続出で感覚がおかしくなるので(笑)ハーフマラソン=21.0975kmの日本記録が1:00:17という事を頭に入れて以下の数字を見ましょう。


●2区23.1km

相澤1:05:57、まさかの1時間5分台で7人抜き❗東国大伊藤とずっと競り合ったことが功を奏しました。伊藤も区間2位1:06:18❗


●3区21.4km

東国大ヴィンセント0:59:25区間新❗ハーフマラソン世界記録が58分台なので、このヴィンセントの記録は世界のトップに近い記録❗

そして駒大スーパールーキー田澤も7人抜き1:01:25で区間新、ハーフマラソン日本記録に限りなく近いタイム❗


●4区20.9km

青学吉田祐也1:00:30区間新❗4年にして箱根初出場。実業団には進まないということで区間賞インタビューに「競技人生10年間、このたった一時間の為に頑張ってきた、しんどいことをしてきた分、最後は楽しんで走ろうと思っていたので、この結果に満足している」と語っている姿にウルッと来ました。


●山登り5区

東洋宮下2年1:10:25区間新

青学2年飯田1:10:41区間新

昨年の覇者國學院浦野は1:10:46区間新でしたが二人の2年生に敗れました。

宮下・飯田は新たな山の神候補、次回以降このライバル同士の戦い、活躍がまた楽しみになって来ました。


今日は歴史に残る往路を堪能できました❗


2020/01/03追記

山下り6区

東海館澤いつも通り根性の走り、0:57:17区間新❗ 東洋今西0:57:34区間新

そして7区は東洋相澤の好敵手明大阿部が期待通りの1:01:40区間新

8区は東海小松が青学岩見と僅か1秒差の区間賞でしたが、泣き出しそうな程の悔しさが滲み出る区間賞インタビュー、こんな区間賞インタビュー観たことない。。。

青学は10区間どこにもミス無く

去年東海が出した10:52:09の大会記録を大幅に更新する10:45:23で見事総合優勝❗

2位東海10:48:25大会新❗

そしてラスト4校での熱過ぎる3位争いは、、、

3位國學院

4位帝京

5位東国大

6位明大

その後は、

7位早大

8位駒大

9位創価

10位東洋

がシード権を獲得しました。

明大・早大・創価は本当に良かったですね。


今年も見事に予想はハズレましたが(笑)、選手の皆さん、2日間感動と興奮をありがとう❗

物凄いレースをリアルタイムで観ることができて本当に嬉しかったです❗記録にも記憶にも残る素晴らしい大会でした❗


前回の予想・結果記事

2019年箱根駅伝結果と感想


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