”ガンになって良かったなんて思ったことはない” | 炎症性乳がん(トリプルネガティブ)ステージ4についての備忘録

炎症性乳がん(トリプルネガティブ)ステージ4についての備忘録

右炎症性乳がん➡️進行性浸潤癌。トリプルネガティブ、ステージⅣ、右腋窩リンパ転移、縦隔転移、肺多発転移、肝臓多発転移しかも2019年9月に腰痛椎間板ヘルニアの手術をしたのに術後1年たたずにへルニア再発。2か月ほぼ寝たきり。最近、歩けるようになってきた。

リブログさせていただきました。
今回の24時間テレビはがんの方が多く出ていましたね。
映画監督が肺がんステージ4、そのドキュメントだった。その中で「がんになってよかった」キラキラ✨と文字が…。その言葉に深い意味があるかもしれないが、今の私は理解できない。

私がまだがん疑いで、70後半の方に自分のがん疑いのことを話したら、「私はいつ死んでもいい。がんと言われても抗がん剤はしない。無治療にする」と言われた。私もそこまで生きたらそう言えるかもしれないが。

人の命は永遠ではない。人は必ず死ぬ。2人に1人はがんになると言われている時代。
ただ、せめて定年まではがんになりたくなかった。親より先に死にたくない。まだやりたいことも沢山ある。

がんになって、人の優しさは確かに感じるが、それ以上に身体的にも精神的にも辛いことが多すぎる。人に嫌われてもいいから、健康な身体でいたかった。自分自身の身体が作りあげたがんなんだけどさ。

「キャンサーギフト」「神様は超えられない試練を与えない」という言葉もキライ。
「がんになってよかった」そう言えるとしたら、人生を悔いなく精一杯生きたか、平均寿命まで生きたから言えるんでしょうか。
私は微塵も思えない。