ココが旅立ってからずっと

スマホの中のココの写真を見ています。



スマホの中のココを見てると

ココがまだ生きてるんじゃないかって

錯覚に陥ることができるから

ずっと見てるのかもしれません。 




ココとカピ夫の写真もまぁまぁあって



ココにとってカピ夫って

どんな存在だったのかなーって

考えたりしました。



私とカピ夫は再婚どうしで

ココは私の連れ子でした。



ココはかすがい じゃないけど

出会った時から

カピ夫はココを可愛がってくれて



ココに会いに

私のところに遊びにきてるんじゃないか❓

って思ったこともありました。



色んなことで私と考え方が合わなくて

よく喧嘩しました。




ココのためなら糸目をつけず

何でもやろうとする私と

意見がぶつかることもしょっちゅうでした。



それをココに聞かせたくなくて

去年の春にココを連れて

近くのマンションに引っ越しました。



とんでもなくお金がかかることだったけど



それでも私は残された時間を

誰にも邪魔されず悔いなく過ごしたくて

ココと2人だけのお城を作りました



時間はかかったけど

カピ夫はそれをわかってくれました。



ほんとのところはどうなのかわかりませんが



私が仕事でココのお世話が

シッターさんだけでは大変なときは

手伝いに来てくれました。



ココが本格的に調子を崩した3月9日から

カピ夫は有給をとって

ココについててくれました。



息を引き取る2日前の3月13日の夜が
ココにとって一番
痛くてしんどい日だったと思います。




痛みで呼吸が速くなったココ


カピ夫はココの頭を
ずっと撫でてくれてました。



ココは痛みが紛れるのか
目を閉じて穏やかな顔になってたね。





カピ夫がココを撫でるときはいつも
壊れ物を触るかのように
ふんわりと優しく


ガサツな私には
真似できないような触りかたで











ココにもそれが伝わるのか
カピ夫が抱っこすると


ユルユルになって
よく鼻水を垂らしてました。



ユルユルでちゅよ




ほえーってなって



ほわーんとちまちゅよ❤️


何年も前
3人で川の字になって寝てたときも
ココは必ずカピ夫の布団で寝てました。


絶対にココの邪魔をしないから



ソファーの真ん中でココが寝てたら
私はいつも

ココ、ちょっとスンマセン❗てへぺろ

とか言って


ココをちょっと動かして
どーんと隣で寝転んだりしてたけど滝汗


カピ夫は絶対にそれをしませんでした。



ココがソファーで寝てたら
起こさないように床で寝転んでました。


ココにどいてもらおうとする私を見て


可哀想やんか
気持ちよく寝とんのに


そんなことをよく言ってました


カピ夫に抱っこされてるココは
ちょっと自慢気な顔で
私を見たりしてました。








元気な時のココが
いくら顔をペロペロしても


目を閉じて
気がすむまで舐めさせてたカピ夫


ココの💩なんて
汚くもなんともない


って手で拾ったことのあるカピ夫


ココはそんなカピ夫が大好きやったんやね。


だから隣にカピ夫が一緒に寝たときに

旅立ったんやね。



口数は少ないけど
ココにはカピ夫の優しさが通じてたんやね。


私が居ないところでは
2人で色んな話をしてたのかもしれないね。




またいつか虹の橋で再会したら

3人で一緒にドッグカフェに行こうね



またお膝に乗って一緒に笑おうね


14歳の冬 オーベルジュ・メソンにて



カピ夫、ココを大切にしてくれて
ありがとう照れ