東京風景 | 慶の戯言。

東京風景

あたしの中で何故か東京の都心部にあたる街は
特別なんです。

良い意味でも 悪い意味でも。

東京に住んでいる時は特にそうだった。

兎に角 淋しかった。

そんな事を考えられちゃう位、暇だった訳です 笑


だけど
未だに 目に焼き付いて離れないドラマの様な情景があった事

何か凄い印象的で景色と時間と見知らぬキャスト設定完璧であった事


それに遭遇したわたしは儲けものであったのね





朝方、本当に夜明けの朝

あの日はCLUB帰りで、調子に乗って飲めないお酒を煽った挙げ句、電車で帰れる余裕もなくって、グダグダでタクシーで目黒に帰ってる途中。


タクシーの中のラジオ音量が余りにもでかく感じて、タクシーの運転手さんに文句言った気がする(最低)


まだ夏が来る前でちょっと肌寒かった



どの辺だったんだろう

繁華街を通り抜けて、そんな大通りとは言わないような


横断歩道で黒い服を来て黒い髪の女と
後ろ姿で細いデニムを履いた男

2人は横断歩道の真ん中あたりで、だらしなく座り込んでる様な感じで接吻してた訳

信号青になったらどうするの
みたいな


決して若い感じでは無くて きっと2人ともやや大人で わたしみたいに酔ってたんだろうと思う

横断歩道にね 素面じゃ座り込んで キス出来ない気がする


あの黒い服で黒い髪の女の人が朝方の蒼い世界にとっても合っていて、なんかドラマがあったんだよね。
美しかったんです

その世界だけ切り取った様に





相当酔ってましたが わたしちゃんと覚えております 笑


しかも、同じ酔っぱらい(決め付けてるけど)で、タクシーの中と外の目と鼻の先なのに 何故あたしは一人タクシーにいて 運転手に悪態を吐いているのか 笑

すぐ先では ドラマが もの凄いドラマが展開されていると言うのに



やっぱり 都会なんですよね。
物凄く そういうのが似合うんだもん



あの2人の関係性も
あれから2人がどうなったのか

当然分からないけど


あたしは行きずりであって欲しい

って


ちょっと思っちゃった



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