令和6年能登半島地震により新潟は液状化 | ciel bleu ~高山景子の歩き方~

令和6年能登半島地震により新潟は液状化

大変ご無沙汰しております。

高山 景子です。

皆さんお元気でしたか?

私は以前と変わらず元気にしております。



さて、この度、令和6年能登半島地震により

被災された地域の皆様、ご家族に

心よりお見舞い申し上げます。

元日から大変でしたね。

驚きましたよね。

幸せな家族団欒のひと時が

一瞬で恐怖の時間になりましたよね。


私も同じです。


新潟市は震度5強を観測。

津波警報も出ました。


我が家は近くにある3階建ての公共施設に避難。

家族とともに飼犬を連れての避難でした。


震源地や震度、経過時間から、

個人で安全と判断し、避難所に

一時間ほど滞在したのちに自宅避難に

切り替えました。避難前の地震の情報から、

おそらく、新潟市では津波による

甚大な被害からは免れられるだろうと

判断はしていましたが、

実際に家族と飼犬と避難するという

経験を積むためにも今回は敢えて

避難所への避難を行いました。


避難所によっては、避難者が殺到し、

閉鎖されている屋上へ通じるガラスを破壊しての

強行避難など、パニックが起きた場所も

あったそうですが、そういったことが

起こりうるということや、冷静に避難する

大切さなど、皆さんそれぞれが今回の

地震により何かを得られたのでは

ないでしょうか。





ところで、私は、2016年に防災士となり、

現在は、日本防災士会新潟県支部と

新潟市防災士の会に所属して

活動を行っています。

普段は防災への関心を高めてもらうための

啓発活動や、座学が中心でしたが、

今回は自分も被災者となる

実戦の場となりました。

新潟市は特に液状化による被害が大きく、

我が家のすぐ近くでもそれは見られました。

中でも西区の被害は甚大で、

砂や水が地面から溢れ出し、

地盤が弱くなった建物は傾き、

アスファルトは割れ、路面が波打つところも。

高齢の方が多く住まれているエリアでは、

噴出した泥をかき出す手が足りず、

不安な日々を過ごされている方も

少なくありません。

現在、西区ではボランティアセンター(VC)が立ち上がり、

ボランティアの方たちによる支援の輪が

広がっています。

私も防災士としてVCに入り、運営の

お手伝いをしています。










ボランティアの方々は本当に意識が高く、

新潟の冬の雨の中という過酷な状況下での

活動にも関わらず、泥だらけになりながら

「明日もまた来たいです!」と

積極的に支援活動を行ってくださいます。

私は本部にいるため、力仕事でもなく、

泥だらけになることもなく活動していますが、

外で活動してくださっている方々は

本当に大変な環境だと思います。

食べ物飲み物は自分手配、

支援者宅のトイレは使わない等は

活動における基本方針ですが、

この寒さの中で重たいスコップを持って

泥をかくというだけでも大変なことだと思います。

そして、その日その日でチームを組んで活動して

いただくのですが、どのチームも

本部に戻ってきた時には結束力が

高まって、別れる前には握手したり

抱き合ったり、グループLINEを作ったり、

素敵な繋がりを見せてくれます。



実は、このブログを今書けているのは、

今日(1/8)の活動が中止になったからです。

中止の理由は昨日からの降雪による積雪です。

雪国の冬の災害は過酷です。

でも、雪国の人の心は冬も温かいです。




明日からはまたVCで活動予定です。

私にできることは多くはありませんが、

できる限りのことをやっていきたいと

思います。





皆様もどうぞお気をつけて

お過ごしください。





ブログへのご訪問、

ありがとうございます。






高山 景子