豊洲市場への移転強行前、建築エコノミスト 森山さんが書かれた3年ほど前の記事ですが、
豊洲市場の基本設計がデタラメだということがよくわかります。

要するに、豊洲市場はそこらによくあるような物流倉庫と同じ構造になっていて、それが築地と大きく違うところなのだということなのです。鮮度が命の魚介類を扱う市場ですから、到着した荷をすばやく荷降ろしし仕分けるためのスペースが必要なのに、豊洲にはそういうスペースがないという根本的な欠陥を指摘している記事です。

品物を捌くための店をひろげる場所もないということは、別に出来上がった建物を見なくても設計図面を見れば明らかだったでしょう。

にもかかわらず、豊洲市場開場を強行した小池都政の誤りがますます明らかになっていると思います。