Our Life Beginnings & Always 備忘録 episode32 | 君影草の宴

君影草の宴

ヤフーブログからやってきた20年近く続いてるブログ。
タイピングと文章の練習のため毎日更新中。
たまに黒歴史あり。

 

Our Life Beginnings & Always 備忘録

 

 

夏のゲームを夏にやるのは良いね。



前回までのあらすじ

コーヴのジェットスキーリベンジに同行して海にやってきた私。
自分の怪我のせいで両親が離婚したのでは?と言うコーヴに、パパさんは昔話を始めた。


主な登場人物


  私(主人公):手のかからない優等生だけど思い付きで行動する。18才。
        黒髪ショートの女の子。家族と海と本が好き。コーヴの事は大好き。
        コーヴとは相思相愛の仲で13才の夏から交際中。

    ※主人公の名前苗字性別見た目性格趣味などは自分で設定できます。

コーヴ・ホールデン:私の家の向かいに住んでる男の子。幼馴染にして彼氏。
              たまに大雑把だけど優しくて照れ屋。海が大好き。甘い物も好き。
                  ぎこちないながらも順調に私と交際中。優等生。18才。
                              PERSONALITY(COOL/STUDIOUS)

  ※コーヴの性格は主人公の行動次第で変わります。

 

コーヴのパパ(クリフ):優しいけど何かと不憫な人。いろいろあったがコーヴとの仲は良好。

カイラ:コーヴのママ。天真爛漫。離れて暮らしており年に数回しか息子と会えていない。

 

 

本編ネタバレあり。

でもそれぞれ分岐がいっぱいあるのでひとつの例として見てください。
都合により選択肢ある箇所結構カットしてます。


ここでのコーヴの性格は、ほとんど選択肢同じにしても細かいところで変化するのでこの通りにならない場合があります。


REFLECTION後編。

episode  32
           You've grown up so much.
                                               -過去と未来-


パパさん、クリフさんとカイラさんはまだ17才と16才の頃に出会い、正式に付き合ってからまだ半年ほどしか経っていない時に赤ちゃんができたことがわかった。
パパさんはとても不安だったけど、カイラさんはとても勇敢だった。

彼女はパパさんの支えだった。彼女と結婚したのは夢のようだったと。

子供が出来て、パパさんは家族のために仕事に打ち込むようになった。

パパさん「But I was always busy, focused on 'taking care of things,' that I didn't stop to consider what anyone else was thinking or what they actually needed」
    でも、僕はいつも忙しくて、『物事を処理する』ことに集中していて、他の誰かが何を考えているのか、彼らが実際に必要としているものは何なのかを考えることを止めなかった

自分のすること、そしてその結果、家族に起こったことについて、すべて自分で決めていた。
妻の気持ちを聞いたり、意見があるかもしれないと考えたりすることもなかった。
ただやらなければならないことをなんでもやっていた。

カイラさんはそれに何も言わなかった。
やがて、カイラさんはコーヴを育てながら定時で学校に通いだした。
でもパパさんはそのことを気にも留めていなかった。

パパさん「It's so stupid. I admired her more than anyone when there was nothing at stake. Yet as soon as responsibilities were involved, I couldn't let myself rely on her」
バカみたいだ。何も問題がないときは、誰よりも彼女を尊敬していた。でも、責任が伴うと途端に、彼女に頼ることができなくなったんだ

カイラさんに我慢をさせるか、意見を対立するか、そういう日々が始まってしまった。

やがて経済的に安定するようになり、カイラさんはジャーナリストの学位を得た。
そしてコーヴの学校の時期に合わせて別居、離婚が成立した。

結局事故の前からその話は出ていたらしい。
パパさんは別れたくなかったけれど、カイラさんはもうそうするしかないと思っていた。

その頃にはカイラさんは今の仕事をしていて出張が多かったから、親権はパパさんが得る事になった。

パパさん「She didn't get to be there with her child for so many moments, and you had to spend half of your life growing up without your mother. And it's my fault...」
    彼女は子供と一緒にいることができなかったんだ。おまえは人生の半分を母親なしで過ごさなければならなかった。それは僕のせいだ

パパさん「So that's it, the story of Cliff and Kyra's marriage. Not exactly a fairytale.
But I want to be clear」
       クリフとカイラの結婚の話は以上だ。おとぎ話というわけでもない。
       でも、はっきりさせておきたい

パパさん「No matter what happened with me and her, I'd never, ever want to miss out on being your dad」
     僕と彼女に何があったとしても、おまえの父親でいることを絶対に逃したくないんだ

コーヴ「...Thank you for telling me」
        ...教えてくれてありがとう

パパさん「You're welcome. You're a grownup now, right? You deserve the truth. That's the least I can do for you」
    どういたしまして。おまえはもう大人だろう?おまえは真実を知るに値する。それがせめてものご褒美さ

コーヴ「Thank you... for taking care of me, for all of it」
      ありがとう...僕の面倒を見てくれて、本当にありがとう

パパさん「It was nothing. Look at where we ended up! I've got this whole, entire store, a house, friends here, a very thoughtful son. It's all good for me」
    何でもないよ。見てくれ!この店があって、家があって、友達がいて、思いやりのある息子がいる。僕にとってはいいことばかりだよ

コーヴ「I'm glad」
      うれしいよ


それからパパさんは「良い思い出を作って」と私達に店を出る事を促した。



二人は無言のまま波止場に戻って、その間コーヴの顔は物思いにふけっていた。

コーヴ「〇〇〇, I wanna call my mom」
       〇〇〇、母さんに電話したいんだ

コーヴ「I'm not gonna leave her out of things, and I want to know what she thinks... about what happened and all of that」
    母さんを放っておけないし、母さんがどう思ってるか知りたいんだ......何があったのかとか、いろいろ


コーヴは電話が私にも聞こえるようにスピーカーフォンにしてくれて、カイラさんがすぐに電話に出た。
ジェットスキーに行くことは伝えてあってので、こちらの様子を明るく聞いてきた。

コーヴ「I was talking to Dad earlier. It was about your relationship... and why you both divorced」
     さっき父さんと話していたんだ。二人の関係について...どうして離婚したのかって

カイラ「Ah」
    あ…

言いにくそうにしながらもコーヴはカイラさんからも昔の話を聞いた。
お互いに尊敬しあっていたのは確かだった。

コーヴはパパさんから聞いた話をカイラさんに聞かせる。
でもそれがすべてじゃないと、カイラさんは言っていた。

パパさんの家庭環境は良くなくて、17才で家を出てそれからすぐに二人は出会った。

カイラ「I was really optimistic about it all. I couldn't wait to be a mother, and I was more than happy that Cliff was the father who'd be along for the ride」
    私は本当に楽観的だったわ。母親になるのが待ち遠しかったし、クリフが父親として一緒にいてくれることが何よりも嬉しかった

コーヴが生まれる前に二人は結婚した。でも二人共まだ未熟だった。
そこまでの関係じゃなかったとわかっていた。

カイラ「I knew but I still... I didn't want to give it up. I wanted to keep the
'family' together. I thought that if we divorced, or were never together, then we'd ruin your life, Cove」
    わかってたけど、それでも......。あきらめたくなかった。私は「家族」を一緒にしたかった。もし離婚したり、一緒にいなかったりしたら、あなたの人生を台無しにしてしまうと思ったのよ、コーヴ

カイラ「Obviously, that wasn't true. I just didn't have enough experience at the time to realize there wasn't only one option for us」
    明らかに、そんなことはなかった。ただ、当時はまだ経験が足りなかったから、私たちにとって選択肢は一つしかないわけではないってことを理解できなかっただけなの

カイラ「Maybe things would have been easier on you if we had split when you were still a baby, but it took me years to start figuring it all out」
    あなたがまだ赤ん坊のときに別れていれば、もっと楽だったのかもしれない

コーヴは、たとえ母親には見えなくても、うなずきながら何かを真剣に考えていた。
当時の自分の経験を思い出していたのだろう。

カイラ「We were married, but never seriously loved each other. We hardly knew each other」
    私たちは結婚していたけれど、本気で愛し合ったことはなかった。お互いのことをほとんど知らなかった

カイラ「I don't mind that Cliff never viewed marrying me as some kind of dream come true. I honestly just appreciate that he tried giving my hastily made life plan a shot」
    クリフが私との結婚を決して夢のようなものだと考えていなかったことは気にしてないわ。ただ、私の急ごしらえの人生設計に挑戦してくれたことを素直に感謝している

カイラ「I was the one who proposed after all. Got down on one knee and everything...」
      プロポーズしたのは私なの。片膝をついて...


そうだったんだあんぐり


カイラ「It's very funny, and a little sad, that Cliff still doesn't know why things changed between us」
    クリフがまだ私たちの関係が変わった理由を知らないのは、とてもおかしいし、少し悲しいわ

カイラ「It's obvious to me, and I'd guess he does know deep down. He just never consciously made the connection...」
    私にはわかるし、彼も心の底ではわかっているんだと思う。ただ、彼は意識的にその関係を作ろうとしなかっただけなんだ...。

カイラ「I'm not even mad he didn't stay the same towards me. Love makes everything different」
    私は、彼が私に対して変わらないことに腹を立てているわけでもないの。愛がすべてを変えるの

自分たちは一番楽なときにしかうまくいかない関係にある2人の子供に過ぎなかったと続けた。

カイラ「And then you were born, little Cove James Holden. I loved you immediately, and so did your father」
そして、コーヴ・ジェームズ・ホールデン君が生まれた。私はすぐにあなたを愛したし、お父さんもそうだった。

二人がどれだけ喧嘩をしても、パパさんは赤ん坊のコーヴのそばにいて、
関係が悪くなっても二人が一番に考えるのは息子のことだった。

二人をつなぎとめていたのは他ならぬコーヴ。

両親からどれだけ愛されていたかを聞いてコーヴは泣いていた。

子供のために完全な家族になろうとした二人だったけど、カイラさんは覚悟を決めて離婚を決意した。
それが不幸にもあの事故から間もない頃だった。

カイラ「〇〇〇, I don't know how much Cove really told you about it, but when he broke his arm it terrified all of us」
    〇〇〇、コーヴがあなたにどこまで話したかわからないけど、腕を骨折したときは、私たちみんな怖かったわ

カイラ「Cove could have died. Even back then, we knew he'd likely have a permanent scar he'd have to live with forever. Our parenting hurt our child, and he was the one who'd have to carry the repercussions」
    コーヴは死んでたかもしれない。当時から、彼には一生付き合っていかなければならない傷が残るだろうとわかっていた。私たちの育児が子どもを傷つけたの

コーヴ「Mom...」
    母さん…

彼女はコーヴに両親の別れを経験させることに胸を痛めていた。
でもカイラさんには家族がいて自分の人生を取り戻すことができる。
パパさんにはコーヴの他に家族がいないから…

カイラ「I wanted to be there for him, even after everything, but I was the one divorcing him! It was impossible」
    すべてが終わった後でも、私は彼のそばにいたかった!それは不可能だった

カイラ「I never managed to be someone he truly relied on, and I had to remember that wasn't changing...」
    私は彼が本当に頼りにするような人間にはなれなかったし、それは変わらないってことを忘れてはいけなかった...

カイラ「As bleak as it felt at the time, Cliff still tried not to let any of that show to you, Cove. He did what he could to keep your spirits high about the move, your new house, the scar, everything」
    当時は暗澹たる気持ちになったけれど、クリフはそれでも、コーヴ、あなたには何も見せないようにしていた。引っ越しのこと、新居のこと、傷跡のこと、何もかも

コーヴ「So that's why...」
    だから...

だからパパさんはハロウィンの仮装を手伝ったし、20ドルのことも……

カイラ「...It was hard not to have custody. Sometimes I felt like I was a fun aunt rather than the mom I always wanted to be」
    ...親権がないのはつらかった。いつもなりたかった母親というより、楽しいおばさんになったような気分になることもあった

カイラ「I might have overcompensated a little at times, because of that」
      そのせいで、時々少しやりすぎたかもしれない


だからコーヴといる時はすごい明るかったり、破天荒だったりしたのか。


自分たちはいつも、夫婦というより共同親としてうまくやっていた。でも、別居するときに、互角にはいかないとわかっていた。

カイラ「And Cove? The only reason I could stand not being there for you all the time is because I knew that if the situation was reversed and I could have provided a more stable environment, Cliff would've done the same」
    コーヴは?私がいつもあなたのそばにいないことに耐えられたのは、もし状況が逆で、私がもっと安定した環境を提供できたなら、クリフも同じようにしたとわかっていたからよ

カイラ「Your dad would give up his house, his shop, even his right arm if it would guarantee that you were safe and happy」
    あなたのお父さんは、あなたが安全で幸せであることを保証してくれるなら、家も店も、右腕さえも手放すわ

カイラ「So, as painful as it was, I was sure you'd be okay because you were still with someone who loved you more than anything else in the world」
    だから、辛くても、あなたを世界で一番愛している人と一緒にいるんだから、きっと大丈夫だと思ったの

コーヴは頭を下げ、涙を地面に落とした。

コーヴ「Thank you for telling me...」
       教えてくれてありがとう

カイラ「I'm sorry baby, I didn't mean to make you cry」
       ごめん、泣かせるつもりじゃなかった

コーヴ「It's okay」
       大丈夫だよ


皆、優しいのに……もう家族としてずっと一緒にいられないのつらいなぁ悲しい


コーヴ「I love you, Mom. You've always been my mom. Not some aunt. My Mom」
    大好きだよ、母さん。あなたはいつも私のお母さんだった。おばさんじゃない。僕の母さん

カイラ「I love you too!」
       私も大好きよ!

カイラ「I'm so lucky to be your mom」
      あなたのお母さんでよかったわ

カイラ「Don't feel bad for me with how it worked out. I promise that none of it was your fault, and it's not as though I'm completely miserable over here」
    私に申し訳ないと思わないで。あなたのせいじゃないし、私が惨めな思いをしているわけでもないんだから

カイラ「I have an incredible life with a beautiful baby boy of my own who calls whenever he can」
    私は、いつでも電話をかけてくる可愛い我が子と素晴らしい人生を歩んでいるわ

コーヴ「Thank you」
    ありがとう


カイラさんともしっかり話せてよかった。


そこで昔話は終わった。

カイラ「Bye! And goodbye to you, 〇〇〇. I'm glad you're there for my baby」
      じゃあね!〇〇〇、さようなら。あなたがいてくれてよかったわ。


あ、はい……びっくり


コーヴ「Bye, Mom... I love you」
     さようなら、母さん...愛してるよ

カイラ「Love you too」
      私も愛してるわ

電話は切ったけど、コーヴは泣いたままだった。


カイラさんの胸中を知り、パパさんに会いたいのだろうと思って「戻る?」と私が言うとコーヴは弱弱しくうなずいた。

急ぎ足のコーヴについていって3度目の来店。
さすがに驚いた様子のパパさん。


Cove threw his arms around Mr. Holden's neck. He buried his face in his dad's shoulder and started to sob with deep hitching breaths.
コーヴはパパさんの首に腕を回した。彼は父親の肩に顔を埋め、深く息をひそめて嗚咽し始めた。

Cliff clearly had no idea what was going on, and his hands hovered awkwardly in the air.
クリフは明らかに何が起こっているのかわからず、両手をぎこちなく宙に浮かせた。

He looked at you for a brief second, hoping for understanding, before turning all his attention on Cove.
彼はほんの一瞬、あなたを見て理解を求め、それからコーヴに全神経を集中させた。

He wrapped both his arms around Cove's back. Cove looked secure in his father's embrace, protected and safe.
両腕をコーヴの背中に回した。コーヴは父親の抱擁の中で安心し、守られ、安全に見えた。

パパさん「It's okay. It'll be okay, whatever it is, it's going to be okay」
      大丈夫だ。何があっても、大丈夫だから

Cove kept crying. He inhaled deeply, his voice choking up when he tried to speak.
コーヴは泣き続けた。彼は深く息を吸い込み、話そうとすると声が詰まった。

コーヴ「You- you always tried to be there for me- when I was growing up. And I was mean to you. I'm sorry」
    あなたは、僕が成長する間、いつも僕のためにいようとしてくれた。そして、僕はあなたに冷たく当たってしまった。ごめんなさい

パパさん「I... You don't have to apologize for that, bud. Kids are allowed to be mad at their parents」
       ...謝る必要はないよ。子供は親に怒っていいんだよ

パパさん「It's my job to take care of you. I really didn't do anything special」
       おまえの面倒を見るのが僕の仕事だ。特別なことは何もしていない

Cove shook his head as emphatically as he could while still tucked in against his dad.
コーヴは父親に抱きついたまま、力いっぱい首を振った。

コーヴ「You've always supported me no matter what. You've always loved me. I wish I realized how much you did sooner」
    何があっても私を支えてくれた。あなたはいつも僕を愛してくれた。もっと早く気づいていればよかった。

コーヴ「Thank you. I love you, Dad」
      ありがとう。愛してるよ、父さん

At his son's heartfelt confession, the father became choked up as well. He compressed Cove into a crushing hug.
息子の心からの告白に、父親も声を詰まらせた。彼はコーヴをぎゅっと抱きしめた。

パパさん「I do love you. I always will. You can count on that」
        愛してるよ。これからもずっと。そう思ってくれ

コーヴ「I want to be there for you too!」
     僕もあなたのためにそばにいたいんだ!

二人はしばらく抱擁して、パパさんは誇らしげに息子を見つめた。

パパさん「You've grown up so much」
        ずいぶん大きくなったね

Cove started to laugh through his tears, a wavering smile on his lips.
コーヴは涙を流しながら、唇にゆらめく笑みを浮かべて笑い始めた。


コーヴも親の気持ちわかるようになったんだなぁにっこり

コーヴ「You're a good dad」
       良い父親だね

パパさん「You're a good son!」
        良い息子だよ!

Mr. Holden was plainly touched by the words, and beamed at his beloved child.
Cove looked away and shyly traced his scar.
ホールデン氏はその言葉に素直に感動し、愛する我が子にほほえみかけた。
コーヴは目をそらし、恥ずかしそうに傷跡をなぞった。


パパさんに戻ってきた時泣いていた理由を聞かれ、コーヴは母親と話した事を説明した。

コーヴ「I called Mom. I wanted to talk to her about all of this...」
      母さんに電話したんだ。母さんにこのことを話したかったんだ

コーヴ「Things felt really hard when I was younger, but it wasn't just me going through stuff, Dad」
     昔は本当に辛かったけど、僕だけが辛かったわけじゃないんだよ。父さん

コーヴ「You never give yourself credit」
       自分を褒めないんだね

パパさん「Kyra is an amazing person to come to my defense...」
        僕の弁護をしてくれるなんて、カイラはすごい人だ...

パパさん「For me, the only hard part was seeing you and her unhappy. Everything else?
That was nothing」
    僕にとって辛かったのは、おまえと彼女が不幸になるのを見たことだけだ。それ以外は?何でもないよ


パパさん……ショボーン


コーヴ「Thanks again, Dad. I know you don't want me to feel bad. And I'm happy.
    Because of everything you and mom did, I have a really nice life.」
    父さん、いつもありがとう。父さんが僕に嫌な思いをさせたくないのはわかってる。僕は幸せだよ。
    父さんと母さんがしてくれたことのおかげで、僕は本当にいい人生を送れてるんだ

パパさん「Cove... You are very welcome. That's so good to hear」
        コーヴ どういたしまして。それはよかった


そしてコーヴを再び放した。今度は二人とも一歩下がって元の距離に戻った。

ホールデン氏は咳払いをして、私の目をじっと見た。

パパさん「I also appreciate that you were here for support, 〇〇〇」
       僕も、君がサポートに来てくれたことに感謝しているよ、〇〇〇

パパさん「What a loyal partner!」
       なんて忠実なパートナーなんだ!

Cove looked back down, embarrassed.
コーヴは恥ずかしそうに下を向いた。


いえいえニコニコ


When Cove stopped staring at the floor, you smiled at him.
コーヴが床を見つめるのをやめると、あなたは彼に微笑みかけた。

Cliff smiled warmly. He nudged Cove gently as if to say, 'look how lucky you are'.
クリフは温かく微笑んだ。クリフはコーヴを優しくなでた。まるで「ほら、君はなんてラッキーなんだ」とでも言うように。

パパさん「Hey, maybe I ought to give you another $20 for all this. You've put up with a lot over the years」
    なぁ、もう20ドルくらいあげてもいいんじゃないか?長年よく我慢してくれたね

コーヴの頬がぷくっと膨らんだ。

コーヴ「No」
   だめだよ


あはは爆笑


コーヴ「We better get going. You still have work, Dad, and I think 〇〇〇 has been patient enough」
    そろそろ行こうか。父さん、まだ仕事があるし、〇〇〇も十分我慢したと思うよ

パパさん「Sure thing. I'm happy you both stopped in, but you gotta go have some fun. Be careful out there」
    もちろんだ。二人が立ち寄ってくれたのは嬉しいが、楽しんでこいよ。気をつけてな

コーヴ「Um...」
    あのさ…

コーヴ「I don't need to go jet skiing anymore. 〇〇〇, if you still want to go, I don't mind watching」
     ジェットスキーはもういいや。〇〇〇、まだ行きたいなら、見ててもいいよ。

パパさん「No way. You are a mature young man, and if you want to jet ski then you should go out and jet ski!」
    とんでもない。おまえは大人なんだから、ジェットスキーがしたいなら、外に出てジェットスキーをするべきだよ!

パパさん「I'll still be here if you need anything, right?」
       何か必要なものがあれば、僕はまだここにいるよ?

コーヴ「Yeah. Okay」
    うん、わかったよ

パパさんにお別れを言って二人で歩き出す。

パパさん「Bye, kids! You'll do great!」
      じゃあな、子供たち!きっとうまくいくよ

また二人でとコーヴは並んで桟橋を歩く。
でも今回のコーヴは、足取りがしっかりしていた。

コーヴ「Thanks for staying, and sorry for how long it took」
     待ってくれてありがとう。時間がかかってごめん

 

 

ええんやでにっこり

"You're welcome."
"You'd do the same for me."
"These things happen."
"I was curious anyway..."
"It's fine. I had a feeling it'd be a bigger deal than it started as."
"Promise we won't have any more interruptions?"
「どういたしまして」
「あなたも私のために同じことをしてくれるでしょ」
「こういうこともある」
「とにかく気になって...」
「大丈夫だよ。もっと大きな問題になるような気がしたんだ」
「もう邪魔はしないと約束してくれる?」


私「You'd do the same for me」
  あなたも私のために同じことをしてくれるでしょ

You had his back and he had yours. It was just how things went between the two of you.
あなたは彼の背中を預かり、彼はあなたの背中を預かった。それがあなたたち二人の関係だった。

Cove grinned at you, all grateful positivity and sunshine.
コーヴはにっこりと微笑み、感謝に満ちた前向きさと太陽のような笑顔を見せた。

コーヴ「It's weird to think about my parents' relationship. There's all this stuff that I don't know because I wasn't there or because I was just a kid or because I didn't even exist yet.
    両親の関係を考えるのは変な感じだ。その場にいなかったから、あるいはまだ子供だったから、あるいはまだ存在すらしていなかったから、知らないことばかりだ

コーヴ「It feels really complicated」
       本当に複雑な気分だよ


……そうやろな。

コーヴ「I'm happy they were married, even if they didn't stay together in the end」
       最終的に一緒にいることはなかったけど、結婚してよかったと思うよ


You asked about what he thought about marriage for himself now.
You tried to refocus on what was ahead.
彼が今、自分のために結婚についてどう考えているのかを聞いた。
先のことに集中しようとした。


ちょっと聞くの怖いけど……


Cove shook his head shyly. He didn't hesitate for a second.
コーヴは恥ずかしそうに首を横に振った。彼は一瞬たりとも躊躇しなかった。

コーヴ「No. Surprisingly, I don't have issues about the idea of getting married someday」
      いや、意外なことに、いつか結婚するという考えに問題はないんだ


そうなの?びっくり

コーヴ「I mean, don't get me wrong, trying to actually propose would be terrifying.
    I'm sure planning a whole wedding would be so hard, especially for me. But...」
      つまり、誤解しないでほしいんだけど、実際にプロポーズしようとするのは恐ろしいことなんだ。
      結婚式の準備も大変だと思う。でも…

コーヴ「Just the thought of having someone I loved that I was married to, that I'd spend the rest of my life with, that doesn't scare me」
    好きな人と結婚して、残りの人生を一緒に過ごすって考えただけで、怖くなんかないよ

コーヴ「It actually... It makes me happy to think about」
       実際... 考えただけで幸せな気分になる


コーヴ「What about you? Would you ever want to be officially married someday?」
      君はどう?いつか正式に結婚したいと思う?

 

 

パパさんの話を聞くと不安にはなるけども不安

"Yes, it's something I really want someday."
"I don't see myself ever getting married."
"I'm not sure..."
"I'd only get married if I found someone really special."
"I haven't thought about it."
You didn't want to answer.
「うん、いつか本当にしたいこと」
「結婚することはないと思う」
「自信がない...」
「本当に特別な人が見つかったときだけ結婚する」
「考えたことがない」
答えたくなかった。


The only wedding you could picture was with the perfect partner, someone you loved dearly.
あなたが思い描く唯一の結婚式は、完璧なパートナー、心から愛する人とのものだった。

You'd never get married just to be married. If you were going to get married it would be to someone that you truly cherished.
ただ結婚するために結婚することはない。もし結婚するとしたら、本当に大切な人とする。

コーヴ「Oh」
    あぁ

その告白の後、彼はすぐに話題を変えることにした。

コーヴ「Alright! No more distractions. Let's go, it's time to jet ski!」
      わかったよ!もう気を散らさない。ジェットスキーの時間だ!


だ、大丈夫かな……


ジェットスキーのレンタル場所まできて手続きをする。
コーヴが震える足でジェットスキーに乗り込んでいたけど、それほど時間はかからなかった。

You rented your own jet ski.
You decided to just watch Cove.
自分でジェットスキーを借りた。
コーヴをただ見ていることにした。


心配だから見てる。


遠くから見ていても、彼が緊張しているのがわかった。

"Go Cove! You can do it!"
"Come on, are you really gonna chicken out now?"
"It'll be alright, Cove. Trust yourself!"
You let him have a moment.
「行け、コーヴ!あなたならできる!」
「おいおい、本当に怖気づくの?」
「大丈夫だよ、コーヴ。自分を信じて!」
彼に少し時間を与える。


がんばって!



彼は深呼吸をした。

コーヴ「Thanks, 〇〇〇」
    ありがとう、〇〇〇

He inhaled slowly and started up the jet ski. It roared forward, and you were surprised you could hear him squeak over the sound of the engine.
彼はゆっくりと息を吸い込み、ジェットスキーを始動させた。ジェットスキーは轟音を立てて前進し、あなたは彼がエンジン音に混じって軋む声が聞こえることに驚いた。

最初は緊張してるようだったけど、止めるようとはせず走り続けた。

コーヴ「This is amazing!」
       すごいよ!

コーヴ「Did you see that, 〇〇〇?!」
        〇〇〇、見た?


見てたよーにっこり


私はハラハラしつつも、楽しそうに笑うコーヴを見守った。

You watched Cove casually from the dock.
You took pictures with your phone.
You dipped your feet into the water.
波止場から何気なくコーヴを眺めた。
携帯電話で写真を撮った。
海に足を浸した。


ご両親に送りたいし写真撮っておこう。
とにかく無事に終わってほっとした。


ジェットスキーを終えて、コーヴはバッグから携帯電話を取り出し、両親にメールで勝利を報告した。
私はコーヴに撮った写真を送り、コーヴは最高の写真をお父さんとお母さんに送った。

返事を待つ間、コーヴとセルフィーを撮ることにした。

メール送信後、しばらくして彼の携帯が振動した。

そして、コーヴの成功の知らせとともに、コーヴの両親から、コーヴがここまで成長したことを誇りに思うと返信があった。

Watching him grinning in the setting sun after facing so many fears that day, you felt the same...
あの日、多くの恐怖に立ち向かい、夕日を浴びてニヤニヤしている彼を見て、あなたも同じ気持ちになった…


そして家族の事、結婚の事を真剣に考える機会になった。

 

 


NEXT...  I have a great plan. 

 

 

ここでようやく明かされるホールデン夫妻の離婚の理由。そしてコーヴのミドルネーム。

若きホールデン夫妻のすれ違い。
パパさんの心境を思うとつらい。

こっちはコーヴが子供の頃から母親が恋しくて泣いてたのも知ってるし、
父親と不和な時期も知ってるから、その成長をずっとそばで見てる身として感慨深かった。

コーヴが立派に育ってよかった。