Our Life Beginnings & Always 備忘録 episodeB 1 | 君影草の宴

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たまに黒歴史あり。

 

 Our Life Beginnings & Always 備忘録

 

 

今年の5/19は最終的アプデから1周年、"彼"の誕生日でもあるので番外編としてこちらのストーリーも残していく。
コーヴ編より短くなるけど、また違う意味で感情がぐちゃぐちゃになったので。


コーヴ編とは違うタイプの主人公で最初から進めているデータです。

・見た目が違う(目の色がちょっと明るいブラウン、髪が長い)
・コーヴよりコミュ障。
・合理的に淡々と人と接するタイプ。
・コーヴに対して最初から恋愛感情がないので初恋がまだ。
・ジェレミーに対してはキレて飲み物をぶっかけた。


コーヴに対してはRelaxとfond(友情パターン)

コーヴの性格と見た目も変えている。



本編ネタバレあり。


ステップ2有料DLCのSOIREE回からスタート。
恋愛感情なく友達のままでコーヴをソワレに誘わなかった世界線。

 

 

episodeB 1
 
  月並みだが、まるで王子様みたいな男の子だった。
 

 

 

サンセットバードは、海に近い静かで小さな町だけど夏の間は賑やかになって人気の観光地になる。

私はそこで二人のママと姉のエリザベスと暮らしていた。

そして私の向かいの家には、同じ年で親友のコーヴが父親と共に暮らしている。
彼とは8才の夏に出会って以来ずっと、13才になった今も仲良しだ。

夏休みに入り、私は家族やコーヴ、コーヴのパパや新しい友人のデレクと夏休みを楽しんでいた。


ある日、ママ達が入会しているカントリークラブでソワレが行われるからそれに一緒に行かない?と誘われ、私はママ達と一緒に行くことになった。


誰かを誘ってもいいと言われたけど、コーヴはそういう賑やかな所苦手だから誘いづらかった。
デレクはパーティー好きだけど、彼の明るさは私には眩しすぎた。

マム「Oh, that's fine. There's gonna be plenty to do at the party anyway, so it'll be a good time for just the three of us. No need to push yourself into going with anyone if you don't want to」
    大丈夫よ。どうせパーティーにはたくさんやることがあるんだから、3人だけで楽しく過ごせばいいのよ。嫌なら無理して誰かと一緒に行く必要はないわ

"Yeah, we'll have a great time."
"I don't know..."
"This whole thing is a pain."
"It'll be relaxing without Elizabeth there for once, complaining about everything."
「うん、楽しい時間を過ごそう」
「どうだろう...」
「全部面倒くさい」
「エリザベスがいなければ、リラックスできるでしょう」


マム「That's the spirit! And hey, I'm proud of you for not forcing yourself into something you're not up for」
    その意気よ!それにね、気乗りのしないことに無理に参加しないあなたを誇りに思うわ



ママ達すごい自己肯定感を上げてきてくれるおねがい


誰かを誘うというプレッシャーはなかったので気楽だ。

誘わなくてもコーヴは気にしてなかったし忙しそうだったんで。

当日の夜、着飾るのが好きだったのでフォーマルなドレスを選んだ。
ドレスアップが終わり、1階に降りるとママ達がその姿を褒めてくれた。

エリザベス「You're still here?」
         まだいたの?

マム「Well! I know you're excited, but we haven't even said goodbye! And I want to go over how things are going to play out」
   まあね!楽しみなのはわかるけど、まだお別れの挨拶もしてないのよ!それに、これからどうなるのか確認しておきたいの

マム「No ordering takeout or other deliveries. You can't have anyone else come over-」
   テイクアウトやデリバリーの注文は禁止。他の人を家に呼んではいけない......

エリザベス「Uh-huh」
      はいはい

マム「If anything happens you can call us or go across the street to the Holdens'」
   何かあったら、私たちに電話するか、通りの向こうのホールデン家に行きなさい

マム「Keep the noise down. This house might be empty, but there are people all around in the neighborhood」
  騒がないようにね。この家は空家かもしれないけど、近所には人がいっぱいいるんだから

エリザベス「Mhm」
        うーん



めっちゃ言われてるな……凝視


マム「Usual house rules still apply. Don't do anything you wouldn't do if we were here」
  いつもの家のルールが適用されるわ。私たちがここにいたらしないようなことはしないでね

マム「And we'll be back no later than 11:30pm. But we'll call if there are any issues, so don't tie up the phone line all night」
   夜11時半までには戻るわ。でも、何か問題があったら電話するから、一晩中電話をかけっぱなしにしないでね

エリザベス「Right. All done? Can you go now?」
      わかったわ 終わった?もう行っていい?

マーは歩み寄り、エリザベスを抱きしめた。


マー「You're such a big girl now! I still can't believe it」
   すっかり大きくなったわね!まだ信じられないわ

マム「Neither can I. It feels like it was only yesterday that-」
   私だって、つい昨日のことのように......


エリザベスはママ達にハグされてうめき声をあげ、思い出話を切り上げようとしたが、うまくいかなかった。

You laughed and stayed well clear of the love pile.
You felt sorry for your sister.
You were glad you weren't the one getting that treatment.
You joined in the hug.
あなたは笑って、恋の山には近づかなかった。
妹を気の毒に思った。
自分がその扱いを受けていなくてよかったと思った。
ハグに加わった。



あははニコニコ


エリザベスは嫌がってたけど多分むずがゆかったんだろう。

エリザベス「Now can I finally enjoy the private time I was promised?」
      やっと約束したプライベートの時間を楽しめるわね



散らかさないようにね。


別れの挨拶もそこそこに、エリザベスは私達を文字通り家から押し出すようにして、三人で車に乗り込み、パーティーへと出発した。


私の家族に血の繋がりはない。
それでもママ達は私達姉妹を心から愛してくれていてその成長を喜んでいた。

マム「So 〇〇〇, how do you want to tackle the party?」
      〇〇〇、パーティーはどうする?

"Someone has to stop you from getting into trouble."
"I'm a lone wolf."
"I don't know."
"Can I stay with you?"
"I'll give you two some space."
"I don't want to spoil the surprise."
「トラブルに巻き込まれないように誰かが止めなきゃ」
「私は一匹狼」
「わからない」
「一緒にいてもいいですか?」
「2人きりにしてあげる」
「サプライズを台無しにしたくない」



たまにはいいでしょ。2人の時間にしてもらおう。

マー「Oh? Are you sure? We don't mind」
      あら、いいの?構わないわよ

マム「I think that was code for "I want my space"」
     それは「自分のスペースが欲しい」という意味だと思うわ


 
さすが、わかってるニヤリ



会場に到着、エレガントな装飾や生演奏の楽団がいたり、美しい料理がすでに並べられて華やかなパーティーだった。

会場には顔なじみも何人かいてママ達と挨拶。

There was a lot of cooing compliments about how wonderful you looked.
あなたがとても素敵に見えると、たくさんの賞賛の声が上がった。



ふふん照れ


すっかり夜になって、会場にライトが着く。

パーティーが本格的に始まったということは、それを最大限に楽しむ方法を考えなければならないということだ。

You hung out with your parents.
You got some snacks at the refreshment table.
You mingled with the other guests.
You watched the band play.
You searched for someone to dance with.
You sat at one of the tables.
両親と一緒に過ごす。
リフレッシュメントテーブルで軽食を取る。
他の客と交流する。
バンドの演奏を見た
一緒に踊る相手を探した。
テーブルの一つに座った。



テーブルで軽食パクついたり、演奏を見たりしてたけど、一応踊るかーと思い周囲を見た。

You toed the edge of the dance floor, looking for someone who might be interested in joining you. Feeling a tap on your shoulder, you glanced behind to find a boy with dark brown eyes standing there.
あなたはダンスフロアの端に寄り、一緒に踊ってくれそうな人を探した。肩を叩かれたような気がして後ろを見ると、こげ茶色の目をした男の子が立っていた。

At a guess, you estimated he was around your age. Maybe a little older.
推測するに、彼はあなたと同じ年頃だろう。もう少し上かもしれない。

少年「Are you planning on dancing?」
      踊るつもりなの?

私「Yeah, if I can find a partner」
  ええ、相手が見つかればね


微笑みながら、見知らぬ少年はうなずいた。

 

 

身なりのせいか、雰囲気というか、王子感あるな……びっくり

少年「We should dance, then. It's perfect timing, a new song is just about to start」
      では、踊りましょう。ちょうど新曲が始まるところだ


You were surprised at how easily he asked you.
You were flattered.
You felt uncomfortable.
He put you off.
あまりにあっさりと誘われたので驚いた。
嬉しかった。
不快に感じた。
彼はあなたを遠ざけた。



めっちゃ気軽に誘ってくる。コミュ強か。

He simply continued to look over your face, even lifting his hand up for you to take.
彼はただあなたの顔を見続け、あなたに手を取ってもらおうと手を上げた。

You accepted.
You looked for someone else.
You told him off.
あなたはそれを受け入れた。
他の誰かを探した。
彼に告白した。



断る理由もないのでその誘いを受け入れた。

You were happy to dance with him.
You were fine to play along.
You were nervous but didn't want to be rude.
Though you were nervous, tonight you were trying to be bolder.
彼と踊れて嬉しかった。
一緒に踊ることに抵抗がなかった。
緊張していたが、無礼になりたくなかった。
緊張していたが、今夜は大胆になろうとした。



多分ええしのこだ。
身なりも良さそうだし踊り慣れてそうで、そういう相手に選ばれたのは悪い気はしない。

You took his hand in yours. The only acknowledgement he gave was a casual wisp of a smile; you suspected this was as routine for him as a handshake.
あなたは彼の手を握った。彼にとって、これは握手と同じくらい日常的なことなのだろう。

Together, you walked out onto the dance floor. The boy's stance shifted into proper form for formal dancing, confirming your earlier suspicions.
一緒にダンスフロアに出た。少年の姿勢が正式なダンスにふさわしい形に変化し、先ほどの疑念が確信に変わった。

He'd clearly had lessons in this area, which explained his casual attitude about securing a dance.
彼は明らかにこの分野のレッスンを受けており、それがダンスを確保するための彼の気軽な態度の説明になった。


カントリー・クラブの親たちの多くは、大きなイベント事があったりするせいかそういう習い事をさせることがあるらしい。

You'd been to some classes yourself. You enjoyed it.
You took dance classes regularly.
You'd had a phase of going to classes. You learned but didn't like it.
You'd never taken classes.
You took a class or two but never developed any skill.
あなた自身もいくつかのクラスに参加していましたね。楽しんでいた。
定期的にダンス教室に通っていた。
教室に通っていた時期がある。習っていたが、好きではなかった。
レッスンを受けたことがない。
1、2回レッスンを受けたが、上達しなかった。



今回はダンス好きで上手な設定にした。諸々の理由で。
このデータのFAMILY回で皆の前でダンスを披露してコーヴにも腕前を褒められている。

From the way he confidently guided you into position, you would guess that he'd been one who was enrolled in dance classes for some time.
彼が自信たっぷりにあなたをポジションに誘導する様子から、彼は以前からダンス教室に通っていたのだろう。

Yet you had come to the country club quite a few times over the years and you struggled to recall seeing him before.
しかし、あなたは長年にわたりそのカントリークラブに何度も来ていたにもかかわらず、彼を見かけた記憶はありませんでした

The first notes of the new song caught you off-guard. You began to dance, your unknown partner taking the lead.
新曲の最初の音に、あなたは不意をつかれた。あなたは踊り始め、見知らぬパートナーがリードした。

The two of you moved to the music. As you proved your own skill on the dance floor, competently keeping pace with the music and taking deft steps that matched his, the boy's eyes lit up.
二人は音楽に合わせて動いた。あなたがダンスフロアで自分の技術を証明し、音楽に合わせて巧みにステップを踏むと、少年の目が輝いた。

Your partner and you were quickly able to get into a groove together.
パートナーとあなたはすぐにノリノリになった。

You wondered what his motives for picking you were.
あなたは、彼があなたを選んだ動機は何だったのだろうと考えた。

Had the decision been entirely random?
It didn't really matter, though.
まったくの無作為だったのだろうか?
そんなことはどうでもよかった。



たまたまそこにいただけで、適当だったのかな?


興味はあったが、彼に直接尋ねない限り、それを知る術はなかった。

The style of dance dictated by the music meant that you were spending a solid few minutes in very close proximity to someone you'd never met before.
音楽によって決められたダンスのスタイルによって、あなたは初対面の相手と数分間も至近距離で過ごすことになった。

It was peculiar to think that you didn't even know his name, but you were near enough to notice a small birthmark on his neck.
彼の名前すら知らないというのは奇妙なことだが、彼の首にある小さなホクロに気づくには十分な距離だった。

You could just ask for his name, but he'd shown no inclination to talk once you'd begun dancing. While you were considering this, the song came to an end.
名前を聞けばいいのだが、ダンスを始めてからというもの、彼は何も話そうとしない。そんなことを考えているうちに、曲が終わった。

私「Oh」
  あ


私の手が離れて、彼は礼儀正しく一歩下がった。

少年「Thank you for dancing with me. You have nice legs」
     一緒に踊ってくれてありがとう。素敵な脚をしてるね



びっくり


He breezed away before you could formulate a response to the unprompted compliment. It wasn't a feature you were accustomed to people commenting on, good or bad.
あなたが即興の褒め言葉に対する返事を考える前に、彼はそそくさと立ち去った。良い悪いにかかわらず、あなたが人にコメントされることに慣れていない特徴だった。



褒められたのか社交辞令なのかわからず当惑した。

彼はそのまま混雑したダンスフロアに消えていった。(ここ、一瞬だけ見える表情がいい)

カントリー・クラブでまた彼を見かけるのか、それともこれが最初で最後のことなのかは謎だった。



名残惜しいような、なんというか。
シンデレラが去っていった後の王子ってこんな気持ちだったんだろうか。


ダンスはそこで終わることにして、後の時間はテーブルで鎮座することにした。
他の人と一人交流するタイプでもないし。


最後の曲が終わり、パーティーが終わりに近づいた頃、ママ達と合流した。

マム「I saw you cutting a rug on the dance floor」
   あなたがダンスフロアで踊っているのを見たわ

私「Yeah, I did that」
  うん、踊ったよ


マム「Who was that guy you were dancing with earlier? I didn't recognize him」
   さっき一緒に踊っていた人は誰?知らない人だった

私「Me neither. I didn't catch his name」
  私も。名前も聞けなかった

マー「Ooh, mysterious! He must have been a guest of a member. Or he could've been visiting the area. The Cypress has other branches in different towns」
    あら、ミステリアス!メンバーのゲストだったんでしょうね。あるいは、この地域を訪れていたのかもしれない。サイプレスには別の町にも支部があるから


パーティーがどうだったか感想を話してその日はお開きになった。


結局あの男の子のことは何もわからなかったけれど、良い時間を過ごすことができた。



それからしばらくしてもう夏休みが終わるという頃、夏の間だけホールデン家に滞在していたコーヴのママ、カイラさんが帰ることになりコーヴと見送ることになった。

コーヴの両親は離婚していたから彼も母親がいないのは寂しそうで、私は励ますことしかできなかった。

コーヴ「This was a really nice summer」
    本当にいい夏だった



それが聞けてよかったにっこり


明日から学校だから、誕生日パーティーで出会ったミランダとも会えたらいいね、なんて話していた。
同じクラスになるかもしれないし。


カイラさんを見送った後、コーヴは思ったより晴れやかな顔をしていたので、少しほっとした。

デレクとその家族も街を離れることになって、せっかく知り合えたのに……という寂しさがあった。



夜になって、私は仲良しの従姉妹のリーに電話して、今年の夏の思い出を話した。
カントリークラブのソワレに行ったこととか。

私「I went to a soiree at my moms' country club. There was lots of food, dancing, and people dressed up formally」
  ママ達のカントリークラブで開かれたソワレに行ったんだ。たくさんの料理とダンスがあって、みんなフォーマルな格好をしていたよ

リー「Oh, I've been to one of those! They're cool, but how did it go for you?」
      ああ、私も行ったことがあるわ!でもどうだった?

"I danced with a mysterious stranger."
"Elizabeth didn't come and she stayed home alone."
"It turned out to be a pretty good night."
"It was a terrible night."
「謎めいた見知らぬ人と踊った」
「エリザベスは来なくて、一人で家にいた」
「なかなかいい夜になった」
「ひどい夜だった」



私「I danced with a mysterious stranger」
  ミステリアスな知らない人と踊ったよ

リー「That's so exciting. I wanna be swept off my feet by a mysterious stranger」
   「それはとてもワクワクするわ。ミステリアスな見知らぬ人に夢中にさせられたいな

私「It wasn't exactly like that」
  そんな感じではなかったよ

リー「Do you think you'll see him again?」
   また彼に会えると思う?

私「I don't know. He didn't seem to be from here」
  わからない。ここの人ではなさそうだったし

リー「Oh well, guess he'll always be a mystery」
    まあ、彼はいつまでも謎の人ね




首にほくろのある少年との出会い。

あのダンスのひとときが後に私の人生に良くも悪くも多大な影響を与えることになるのだが、この時の私は知る由もない。



NEXT...      彼は指を顔から離し、私を指さした。


3人目の男の子とソワレで出会うのはノーヒントなのでDLC無しの本編だけだと出会うタイミングが違う。

ソワレに誰も誘わないと家族の会話が追加されてた。

エピローグの内容は一緒なんだけど、行動が変わってるからそこはちょこちょこ反映されてた。

友情ルートだからコーヴと良い夏だったねと話して終わる。

コーヴ友情ルートだと専用の台詞追加されててほんと細かい。

 

備忘録のコーヴ編で書いているのは最終アプデ後の比較的スタンダードじゃない進行なので大半はこっちになるのかなと、なのであえて書いていない。



"彼"ルートのDLC読もうと思ったらこのステップ2のDLCも必須だと思う。

 

 

ちなみに、fandomのwikiにソワレで彼に会えるのは誰も誘わなかった時とデレクを誘った場合とか書かれてるけどコーヴを誘っている場合でも出会える。