みなさん、こんばんは！
伊藤敬佑です！
いやー！さすが井上尚弥選手
世界５０カ国以上で中継され、５億世帯が視聴しているとも言われている、
世紀の一戦！WBSS決勝戦での圧巻の勝利！
これまでも衝撃的なKOシーンを連発してきた、井上尚弥選手ですが、
まさか決勝でもあの強さを発揮するとは。。。
１１Rのダウンで全て決まった気がします。
『モンスター』の名に恥じない活躍。
なぜ、これほどまでの強さを誇るのか？
そんな、井上尚弥選手の強さの秘訣について、解説していきたいと思います！
“モンスター”と称される井上尚弥選手の強さとは、いったい何なのでしょうか。
パンチが強い？
スピードがある？
テクニックが一流？
これらの問いの答えは全て「イエス」です。
ボクサーにはいろいろなタイプがいますが、
井上はどの項目でも満点をたたきだすオールラウンダーです。
だからボクシングスタイルは極めてオーソドックスで、攻撃はワンツー、
左ボディーブローが主体で、守っては滑らかなフットワークと上体の動き、
グローブで相手のパンチを防ぐブロッキングをバランスよく使いながら敵の攻撃をかわす。
トリッキーな技術や、奇想天外なアイデアをリングで披露することはなく、
基本技術をとてつもない高いレベルで実践しているのが彼の特徴なのです。
やはり、井上尚弥選手は「天才」ということになるのでしょうか？
こうした見方に強く異を唱えるのは父親でもあり、トレーナーの井上真吾氏です。
「結果だけ見る人が天才という言葉を使うのではないでしょうか。
尚弥は天才でもなんでもない。小さい頃から父親に何度も同じことを言われ、
できないことを繰り返し、繰り返し練習して今の実力を手に入れたんです」
そんな、父親の指導方針は徹底的に基本の重視です。
できないところを、できるまで何度でも繰り返す。
パンチを出したら、同じ位置に素早くグローブを戻してディフェンスをする。
連打を打ったら必ずポジションを変えて、相手の反撃を遮断しながら次の攻撃に備える。
当たり前のことを当たり前にやるのは、どんなスポーツでも難しいものです。
井上家はその“当たり前のこと”をおろそかにせず、しかもより高いレベルを追求しました。
だから、井上尚弥選手はプロでトップに立った今でも、
こうしたルーティンの動きを練習で必ず繰り返しています。
不断の努力が完璧なオールラウンダーを生んだと言えるのでしょう。
また、真吾氏が子どもたちの自主性を重んじたことも、
井上尚弥選手が大成した理由の一つとも言われています。
そもそも、真吾氏は「子どもたちにボクシングをさせようと考えたことはなかった」と明言しており、
本人も「父親にボクシングを強制されたと思ったことはない」と言っています。
「中学生の時に大会に出て、コーチに怒鳴られたり、
たたかれたりする選手を見てびっくりしたことがあります。
あれでは、せっかく好きで始めたボクシングを嫌いになってしまいますよね。
続かないと思いますよ」
自分で選んだ道だからこそ父親の指導がいくら厳しくてもトレーニングを続けることができたし、
ボクシングを心から好きになれたのだと思います。
なぜ、井上尚弥選手がここまで上り詰めたかというと、
「基礎基本を誰もやらないレベルまでやってきた」
からです。
基礎基本というのは知っているだけでは
まったく意味がなく、知ってからどれだけ
身に着けられるか？極められるか？が重要です。
もっとも簡単でもっとも深いのが基礎基本ですからね。
シンプルな事を地道に続けるからこそ大きな成功を得ることができるという事であり、
そこには例外はありません。
基礎基本というのは、考え方としてはどの分野にも適応できるので、
あるひとつの分野でマスターできれば「学びの天才」になれます。
まったく知らないことでも、理解するまでのスピードが他者よりも圧倒的に早くなるんです。
だから、適当に教えられるだけでもパっと再現できてしまう訳です。
基礎基本＝やり方だと考えている人が
多いと思いますが、大切なのは考え方です。
ボクシングの「やり方の基本」をビジネスに応用することはできませんが、
考え方は応用することができるということです。
成功者の考え方を日々絶え間なくインプットしていくことで、
成功者の考え方、価値観、習慣になりきっていきましょう！
