皆さん、こんにちは!
伊藤敬佑です。
最近、
「歳をとると時間が経つのが早く感じる。」
「最近、一年があっという間にすぎる。」
そんな風に感じたことはありませんか?
実はこれ、思い込みとかではなく、
ジャネーの法則といって心理学的にも証明されている有名な現象なのです。
さらにこの法則によると、80歳まで生きると仮定したとき、
なんと人は20歳で人生の半分を終えているようです。
人生100年時代とも言われてますが、意外と残されてる時間は長くないん.ですね。。。
でも大丈夫!
今からでも、時間の使い方次第では、長く生きられる!
人が時間を短く感じる仕組みを理解して、残りの人生を有効的に使いましょう♪
ジャネーの法則(ジャネーのほうそく)は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、
甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則です。
主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、
年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明したものであります。
簡単に言えば、「生涯のある時期における時間の心理的長さは、
年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」とういうこと。
例えば50歳の 大人と1歳の赤ちゃんを比較します。
50歳の大人からすると、1年間という時間の長さは、
自分の生きてきた年齢と比較すると、たったの1/50=2%に過ぎません。
50歳の大人はもう1年時間が経っても、人生の2%しか増えないので、
体感的にはその1年間は微々たる時間に感じます。
しかし、1歳の赤ちゃんからすると1年間という時間の長さは年齢と比較すると1/1=100 %です。
そしてもう1年時間が経つと、今まで生きてきた時間の倍の時間を過ごすことになるので、
体感的にはものすごく長い時間に感じるのです。
つまり、次第に年を取っていくと、生きてきた年数によって1年の長さの比率が小さくなり、
どんどん時間が早く感じるということです。
さらに、ジャネーの法則によると、
20歳から80歳くらいまでの長い年月は、0歳から20歳の体感時間と同じ
ということになるそうです。
つまり、人は20歳になると主観的、
体感的には人生の半分の時間を過ごしてしまったことになるのです。
なんと悲しい驚愕の事実
日本では成人した時点ですでに人生の半分が終わっているんです。
そう考えると成人式って祝い事というより、なんか悲しい式のように思えてきますね。。。
歳をとると時間が早く感じる。
これは上記の通り心理学的にも証明されていることなので、自分で無理矢理そう感じないようにするのは難しいです。
じゃあどうしたら時間を長く感じるように生きていけるのか?
その答えは、「何歳になっても新しいことに挑戦して新鮮味や刺激を感じるようにする」ことです。
子どもの頃はまだ知らないことが多く、毎日のように新しい経験や発見がありましたよね?
でも、大人になると、学校や仕事に慣れてきて、そのような新しいものに出会えるチャンスは少なくなります。
人はまだ経験のない新しいことをすると、それが強く意識に残り時間が長く感じるもので、
だんだん慣れていくと時間の長さも気にならなくなり、早く感じるようになります。
なので、何歳になっても新しいことに挑戦することで体感的に若々しく長生きすることができるのです。
人生の時間を砂時計のようにイメージすると、なんだか淋しくなります。
しかし、人生という時間を砂時計の下の器で考えてみると、豊かな気持ちになります。
つまり、人生とは減っていく時間ではなく、どんどん満たされていく時間。
自分の器を大きくすれば、それだけ満たすものも増えていく。
そう考えると、限られた時間を豊かに満たしていこうを思えます。
これからは、あなたの器を楽しいことや新しいことで満たしてみてはいかがでしょうか?