こんばんわ
駆け出しコンサルタントです。
今日は、昨日の続きでちょっと書いてみたいと思います。
そもそもブランドって何故、必要なんですかね。
ブランドは「他のものと、はっきりと区別できるという概念」ということを昨日書きました。
つまり、差別化できるようになるということです。
「競争戦略」に関しての有名なアメリカのマイケルポーターという人が、著書「競争の戦略」で言っていますが、競争戦略の三つの基本形として、「差別化戦略」、「コストリーダーシップ戦略」、「集中戦略」があります(下図参照)
この中で選択していくわけですが、コストリーダシップ戦略というのは、他と比べて安く!ということをするわけですね。
これをするには、大量の資源(例えば、安くするための大規模な人員だったり、システムであったり)が必要になります。
ほぼ個人事業に近い私は、もちろんそんな資源はないのでできません。
他の同業者と競争して勝ち抜く(=選ばれる)には、差別化戦略を取らざるをえません。
また、そのなかでも、ある特定のセグメント(=対象)に集中する必要があります。
例えば、「銀行から融資を受けるための計画づくりが得意なコンサルタント」というような感じですかね。
それが、差別化ということですね。
逆に言えば、差別化ができていれば、コストリーダーシップ戦略を取らなくても、つまり安売りしなくても競争に勝てるということになります。
一般的には、この差別化(=ブランド)が一つの価値として扱われます。
実際にわかりにくいコンサルタントは、これが非常に重要です。
ブランド化することができれば、
・商品の内容がわかりやすくなる
↓
・顧客が選びやすくなる
↓
・顧客から、進んで選んでもらえる
↓
・価格を安く設定しなくてもよい
つまり、ブランド化できていない場合より、顧客を得ることが容易になるんですね
で、話を自分に戻すと、「経営コンサルタント」ですというだけではダメなんです。
やはり、自分の棚卸ですね。
今日も自分自身と向き合ってます。
次回は、その棚卸しの方法について書いてみようと思います。
ではまた次回に。
******************** ブランドの必要性 ********************
①ブランドは、他と区別でき、思い出してもらえること
②競争戦略には三つの基本形がある
③小規模事業のコンサルタントがとれるのは、差別化・集中戦略
④安売りしなくてもよい
⑤顧客を得やすくなる
⑥自分自身の棚卸が重要
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