みなさん、こんにちは。
お待たせしました。
(誰も待ってないって?笑)
先日新発売した…
セルマー社マウスピース、コンセプト(テナーサクソフォン)のレビューをしていきたいと思います!
-Tenor Saxophone-
本体 : Selmer SerieⅡ GL (jubilee)
マウスピース : Concept
リガチャー : HARRISON (G.P.)
リード : Vandoren Traditional 3-1/2(青箱)
ってなセッティングで10本じっくり試奏した上で購入したものを自宅にて同じセッティングで比較レビュー致しました。
まずはご尊顔を。
遠近法も多少はありますが、テナーのコンセプトは何よりも長い…流線形のボディが相変わらず美しいですね…
-スペック-
・ティップオープニング : 2.10mm
・テーブル : 27mm
・お値段 : 定価 ¥24,000(税抜)
各種テナーのマウスピースとオープニングを比較すると
・"S90-180","S80-C☆"(Selmer) : 1.80mm
・"S90-200","S80-D" : 2.00mm
・"V5 T-20","T-25"(Vandoren) : 2.04mm
・"V5 T-35" : 2.35mm
セルマー従来の型でいくと、S80-E相当。
バンドレンの型でいくと、少し広いT-20,25といったところか。
吹奏感は、非常に軽い印象でした。近いものとしてはやはり"T-20"ではないでしょうか。(個人の私見です)もともと私は重めのセッティングが好きで、それなりにコシのあるリードを選んでおりましたが、今回の試奏でかなり薄く感じるほどでした。(そりゃそうだ)
音色としては、音の芯が従来のセルマーのモデルに比べるとはっきりしており、ソロイストをさらに柔軟にしたような印象を受けます。しかし、やはりテナーの優しい音色を損なうようなものではなく、これも勝手な印象ですが、"嗚呼、フランスっぽいわ〜"ってなりました。笑
テナーで硬くなりやすい高音域も、丁寧にコントロールすれば難なくソフトな音色を作り出せます。低音域や弱奏なんかもそこはコンセプト、かなり小回りの効いた演奏が出来るものとなっておりました。室内楽なんかには打って付けですね。
ソプラノ・アルトのコンセプトと同様に、息はコンパクトに、でもたっぷりと使わないと楽器が鳴り切らず近鳴りになる印象は受けました。
以前出たソプラノ・アルトのコンセプトや楽器のモデルチェンジの時と同様に、カスタマーレビューを取り込んで緩やかに変化していく感じはヒシヒシとしました。特に、コンセプトの特徴である音色のムラなんかは、従来のものに比べたらコントロールが難しかったですし、削りもかなり荒い個体も幾つか見受けられました…。
(先日発表されたセルマー社の売却問題なんかもありますから今後の動向が注目されますね…)
しかし、テナー奏者にとって悩ましいマウスピース周りのセッティングですが、VandorenとSelmer を行ったり来たりされてる方ならもしかするとコトっとハマってしまうかもしれませんね。
色々と書かせていただきましたが、
"あくまでも私の私見"
であることをご了承ください。
ご興味持たれた方は、まだ数は少ないと思いますが是非店頭にて手に取り、試奏してみてください♪
サクソフォン 佐藤宏亮










