おはようございます
いつもお読みくださりありがとうございます
ジブン成幸学研究所♡
幸せ研究員のふくです
今も忘れられない言葉があります。
もちろん一つじゃないし
その言葉たちから様々な事を思い出すのですが。
でも、今の私につながる
一番の転機になった言葉があって。
きょうはそんなお話をしたいな、
と思います。
昔、管理職をしていた会社で。
入社した時からよく気にかけてくださる女性上司がいました。
その人は仕事と数字にはとても厳しかったし
何事もハッキリすっきり簡潔。
営業分野でのマネージャー（当時）だったので
もう、絵にかいたような
「仕事ができます！！」って女性で
でも、どこに異動しても
直属の部下でもない私にクリスマスカードを下さるような
とても細やかな心遣いをされる女性でした。
いまも尊敬しているし
いまも憧れの女性です。
数年前、私がからだを壊して退職するとき
すごく引き留めてくれて。
もちろん、部下の退職防止も上司の仕事なのはわかっているけど。
嬉しかったし、同時に申し訳ない気持ちだった。
その時の私は
大学病院への通院もあり
当時の仕事との両立は厳しく感じていて。
いろいろ譲歩してもらっていたけれど
その気持ちに甘え続けることも自分の負担になり退職を決めた。
多分、
自分が勝手に思い込んでいる「周囲の視線」も負担だったんだと思う。
だから退職を取り消すつもりはなくて
提案を受け入れることのできない自分を申し訳なく感じていた。
そんな半年にも及ぶやりとりの時間の中で
わたしの気持ちが変わらないことを知った上司の言葉。
「会社をやめたってあなたは何にも失わないから大丈夫。
あなたはこんなにがんばってきたんだから。
この先は、受け取るだけの人生だから。」
この言葉に、わたしは背中を押してもらった。
昔のブログで少し書いたけれど
私は実家会社の経営不振、倒産により
長年実家の家族に資金援助をしてきた。
家族のいざこざも、お金の問題も
１０年以上向き合ってきた。
それを知っている上司。
体を壊してから、役職もおりて
一年近く休んで復帰したけれど
いろいろ耐えられなくて退職を選んだ私。
でも、ずっと仕事依存だったから
会社をはなれた私に一体何が残るんだろうと不安だった。
きっとそれを
上司は感じ取っていたんだと思う。
「これからのあなたは、うけとるだけの人生だから大丈夫。
なんにも失うことはない」
この言葉が、涙がでるほどうれしかった。
いままでの私のやってきたことを
すべて認めてもらえたような気がした。
許された気がした。
目の前に幸せがあらわれても、いつか消えてなくなるんだと
こころから安心して幸せを受け取ることができなかった私。
上司の言葉で
これからは幸せになっていいんだ。
なんにも失うものはないんだ。
遠慮なく幸せをうけとっていいんだと。
そう思えた。
そのおかげで、今の私がある。
その言葉が背中をおしてくれたから
自分のやりたいことを信じて、前に進めている。
「忘れられない言葉」
きっと誰もがもっているだろう。
また、自分が軽い気持ちでかけた言葉が
誰かの忘れられない言葉として残っていることもあるだろう。
もし誰かのこころに残るかもしれないのなら
私は、相手を幸せにする言葉を残したい。
相手を幸せにする言葉を、贈りたい。
その言葉を発した本人からしたら
忘れているような言葉かもしれないけれど。
こんなにもあたたかで、幸せで、勇気をくれる言葉をくれた上司に
こころからありがとうを伝えたい。
あなたの言葉も、誰かのわすれられない言葉になっているかもしれない。
そして、こんなにもたくさんの言葉をつかい自分の思いを伝えることができるのは
人間だけ。
言葉は相手への贈り物だから。
日々の何気ないやりとりの中でも
そんな気持ちをもって、言葉を伝えあっていきたいと思っています。
今日も最後までおつきあい下さりありがとうございました
皆様の毎日がいつも幸せにつつまれていますように
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