タルタルステーキ ナナハンって・・・ | 伝説の庭師の一日

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市販に至らなかったナナハンのお話し。(*^▽^*)

タルタルステーキ 750 KAWASAKI SQUARE FOUR 
開発コード0280 Kawasaki Good Times World スクエア4



日本4大メーカー最後発のカワサキが世界最速をコンセプトに社運を賭け
僕の愛車でもある、1969年に空冷2サイクル3気筒500ccという前代未聞のSS500H1を登場させた。

 
しかし同年にライバルであるホンダが、これまた前代未聞の空冷4サイクル4気筒750ccという、CBドリーム750Kを発売し世界最速という称号はカワサキの物にはならなかった。
 

そしてカワサキが世界最速を奪還するために生まれたのがH1と同じ空冷2サイクル3気筒を750ccにスケールアップした1972年発売のSS750H2だったのだ!
 

カワサキはH2の開発と合せDOHC4サイクル4気筒のZ1の開発も同時進行させていた。

そのZ1の開発コードが「ニューヨークステーキ」と言われていた事はバイク好きには有名な話だ!
 

ちなみに同時期に開発されてた4サイクル2気筒750ccのカワサキ Z750Twinの開発コードネームは「Tボーンステーキ」って言われてたんだそうだ。
 

と、ここまでの話は僕も知っていたが何とH2やZ1の開発と同時期に
開発コード「タルタルステーキ」って機種が密かに開発されてたんだそうだ


これに気が付いたのはかなり後の事でしたが、カワサキはH2を発売した頃2サイクル水冷4気筒ナナハンも開発したのが
↓ ↓ ↓

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マッハというよりZに近い雰囲気が有ります、サイドカバーの辺りは後年のZ1Rに似たデザインですね。(デザイナーがZ1Rのデザインをした人とか)



しかもただの4気筒では無くスクエアー4!
後のスズキRGΓシリーズの様なエンジンです。

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詳しくは解りませんがシリンダー形式や吸気管、燃料供給方式、前後機関の動力伝達方式、排気管構造に至るまで独創的な設計だったようです。


このナナハンもCBが4サイクルで売れていなかったら、案外Zに変わって販売されていたかも知れませんが、アメリカの排ガス規制クリアーの目途がないまま遂に陽の目を見る事のなかった幻のH



僕の愛車と同型バイク:「曲がらん・止まらん・真っ直ぐ走らん」の
伝説の庭師ではなくバイク「ジャジャ馬マッハ」(笑)
ピーコックグレーのシブイカラーにジェット機の様なサウンド!
走るバイクのミラーにはモクモクと白煙が写り爽快な気分になります♪

KAWASAKI MACHⅢ 500 KA-1(1969年式)

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